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2023年02月28日

オーナーばり ぶっ飛び静(フィッシングショー大阪2023)

数あるフィッシングショーのブースの中でも、一際目を引いていた作りだった“オーナーばり”ブース。
外国人の人も多かった今年のフィッシングショーですが、こんなブースだとみんなに立ち寄って貰えそうです。
限られたコマ数でインパクトのあることをやろうと思ったら、これくらいド派手でもちょうどいいのかもしれませんね。

そんなオーナーのブースで見つけたのは、昔からある定番ジグヘッド“静ヘッド”の新作“ぶっ飛び静(しずか)”です。
アイの形状がブルーブルーのジョルティーのような形になっていて、スナップやスプリットリングで接続することでキャスト時には接点が後ろに下がり、リトリーブ時には前に移動する作りになっています。

これによって、飛行姿勢が安定することで飛距離がUP
リトリーブ時にはアイポシジョンが前に来るので浮き上がりやすくなり、スローにシャローを攻められるというものです。
ポップに「サーフ最強ヘッド!!」とあるように、飛距離が重要なサーフでの釣りには良さそうですね。

また、サポートフック用のアイもあるので、トレブルフックを装着することも出来ます。
5gから30gまで9機種がラインナップされているので、色々なシーンに対応できそうです。
まぁこれを見た私の第一印象は、「これだけアイがデカいと、老眼でも付けやすそう!」と思ったり思わなかったり・・・(笑)
ジグヘッドのアイって、穴が小さかったり線径が太かったりと、スナップを入れにくい形状のものも結構あるので、「スナップの取り付けやすさ」という要素も加味しもらえると嬉しいなぁと思っております^^;

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タグ :オーナー

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2023年02月27日

ブルーブルー アイザー125F 他 発売予定新商品(フィッシングショー大阪2023)

ブルーブルーはちょっと変わったニッチな需要を突いてくるルアーも多く結構好きなメーカーです^^
シーライドが発売された時のプロモーションを見てからずっと注目しているのですが、数年前から爆発的に人気が出て、それまで普通に買えていたルアーがなかなか買えなくなってしまったのが困ったところ^^;

そんなブルーブルーから、なぜに今まで発売されてこなかったのか!?とも言える125mmのシャローランナー“アイザー125F”がついに発売されるようです。
この手のシャローランナーはimaのコモモなど抜群の信頼を得ているルアーが既にあるので、よっぽど突き抜けた性能を有するルアーでないと既存のアングラーに受け入れられないとも言えます。
そんな激戦区に満を持して飛び込んでくる“アイザー125F”に寄せる期待もそれだけ大きいというわけです^^

中でも私が気に入ったのが画像の#37フラッシュカーズと、#23ガツン!とキウイという面白いネーミングのカラー。
以前書いた記事になりますが、「異なる背景色におけるスズキのルアー色の選択」という論文によると、白い背景では緑の餌がよく食べられるという研究結果が報告されていますので、ヒラスズキにはガツン!とキウイが効きそうかなぁと^^

他に、ブースには発売予定商品が展示されていましたが、私の一番の注目は“ブローウィン110S”
大人気の“ブローウィン140S”と同じような系統になるそうで、ジャークした時のアクションもかなり良いとの話も聞くことが出来きました。
110mmというちょっと小さめのサイズ感も大ヒットしそうな要素だと思うので、何とかして手に入れたいところです^^;
ちなみに発売は秋頃となっていますので、続報を待ちたいと思います。

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2023年02月26日

マドネス バクリースピン8 他(フィッシングショー大阪2023)

なかなか手に入らないレアルアーになっている小沼さんプロデュース“バクリースピン6”のサイズアップ版“バクリースピン8”をはじめ、さらに小さい“バクリースピン4”と、さらに重い“バクリースピンTG12”が2023年発売予定製品として展示されていました。

小さいルアーはここ最近のトレンドのようですし、発売されても手に入らない気がしますけど^^;

他に“シリテンバイブ113”も発売予定となっていました。
3フックとなっていますし、磯ヒラで是非使ってみたいルアーですね。

ちなみに“シリテンバイブ73”は私もスタメンでよく使っているルアーですが、ダウンサイズ版の“シリテンバイブ53”は最近全く売ってません・・・

店頭では久しく見てなかったので半ば諦めていましたが、たまたまフィッシングショーの帰りに立ち寄ったタックルベリーに売っているじゃあ~りませんか!
しかも、エクリプスコラボモデルです♪
とりあえず3つあればしばらくは持ちそうなので、これからガンガン使っていきたいと思います^^

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今ならナチュラムで在庫アリです![2/26]


  

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2023年02月25日

スミス ヒロイズム カリプソ 他(フィッシングショー大阪2023)

今年のフィッシングショーで一番楽しみにしていたのが、わが師 ヒロ内藤先生とお会いすること^^
3年前の大阪ショーの直前にアメリカに帰られることになったので、お会いするのは4年ぶりです。
スミスのブースにいらっしゃるということでしたので、昨年発売されたミノー用のショートロッド“HIROism カリプソ52”についてのお話も聞いてきました^^

ヒロイズムカリプソ52は、今はなきOFTから出ていた“ヒロイズムA.I.R. ジアンサー カリプソ”の後継モデルです。
後継と言ってもかなり仕様は違っていて、
ジアンサーは5フィート5インチでAGSガイドをスパイラルセッティングした究極を目指した67000円という価格のロッドでしたが、スミスのカリプソ52は39000円~40500円という価格帯になっています。
(ジアンサーカリプソLJの詳しいインプレ記事はコチラ

カリプソ52はSJ(スモールジャークベイト)モデル、LJ(ラージジャークベイト)モデルとも1ピースか2ピースが選べるようになっています。
ちなみに実釣時の使用感はほとんど変わらないようで、目をつぶっていてもどちらかわからない程の差だそうです。

ジアンサーカリプソLJと比べると3インチ短くなったこともありますが、かなりシャキシャキのロッドに生まれ変わっています。
ルアーを操作してストライクを作り出すという点において、さらに細かい操作が可能になっているとのことです。

さらにもう1本、ヒロさんがテスト中だというロッドもひっそりと展示されていました。

6フィート6インチのヘビーアクションロッドですが、ジアンサーのバウンスPDの後継だそうで、「せっかくなのでブースにこっそり置いておこうよ!」という話になったそうです(笑)

ジアンサーはカリプソSJ、LJ以外に3機種ありましたが、新たなヒロイズムロッドも色々な釣り方に対応できるように5機種くらいの展開したいそうです。
そのテストの1本ということなので、今後どうなっていくのかが非常に楽しみです^^

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2023年02月24日

パズデザイン フックリリーサーホルダーII(フィッシングショー大阪2023)

パズデザインブースでは、“フックリリーサーホルダー”“フックリリーサーホルダーII”にリニューアルされることを知りました。

私が愛用しているのは、プライヤーを同時に収納できる“フックリリーサーホルダープラス”ですが、同様に“フックリリーサーホルダープラスII”になるとの事です。

基本的にはスタジオオーシャンマーク“HR165S”を収納する為のものというのは同じですが、前モデルではフックリムーバーの先端部の飛び出しが少し大きいとは思っていました。
マズメのフックリムーバーホルダーとの詳しい比較記事はコチラです。

それが今回IIとなって、カバーされている部分がかなり下まで伸びたことで、リリーサーの先端部が露出しにくい長さにになっています。
先端のフック部分が飛び出していると引っ掛かりやすいというデメリットは確かにありますが、ある程度露出している方がリリーサーの先端は乾きやすくなり、臭いがマシになるというメリットもあります。

まぁ「どの程度先端のフックが引っ掛かるのか?」「どの程度魚を釣ってフックを外すのか?」のバランスがあるので、どちらが良いかはシチュエーションによって変わってくると思います。
私もランディングネットがフックに引っ掛かったことがありましたが、ネットを持つことが少ない磯ヒラで使う時には気になったことはありません。

他にちょっと便利そうなもので“DURAベルトセット”を発見。
パズデザインのゲームベストやバッグ類には専用のアタッチメントがついているものがあり、ボトルホルダーなどが止められるので結構便利だったりします。

そのアタッチメントを増設できるアイテムになるわけですが、50mm幅のベルトに取り付けられるようになるので、アタッチメント対応のものを持っているのであれば、“DURAベルトセット”を1つ持っていると使いどころが広がると思います。

また、ちょっと面白そうな“ラインカッター”も紹介しておきます。
従来のクリッパーに比べて1/3の力で切れる、独自アーチ構造のラインカッターだそうです。

まぁ私が使うリーダー程度の太さなら、通常のクリッパーでもそんなに力を入れなくても切れていますが、1/3と言われると気になります。
根元のくっついている部分が長いと、支点と作用点(刃)の距離が近くなるので、それなりに軽く切れそうな気はしますが、現物を体験出来なかったのでますます気になっているという感じです(笑)

パズデザインはゲームベストやルアーだけでなく、色々と小物類も充実しているのでカタログを眺めていても楽しいです^^

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2023年02月23日

ダイワ FLジョイントII(フィッシングショー大阪2023)

便利アイテム第2弾となりますが、ダイワブースで見つけたランディング用のジョイントの新製品“FLジョイントII”になります。

折りたたんだネットをランディング時に開くことが出来るこの手のアイテムは、陸っぱりシーバスではもはや必須のアイテムとなっています。
閉じるときにロックありは当然ですが、開く時にはロック無しというのが、私が求める機能なので、定番品である昌栄TOOLの“フレックスアーム(ロック無しタイプ)”を昔から使っています。
複数個をタモ枠ごとに使い分けているんですが、長く使っているとガタついてくるので、タイミングを見て交換しているという感じです。

現行品の“フレックスアーム Ver.II”に大きな不満点があるわけではないのですが、強いて言うなら「ロックを解除する時に、飛び出している部分を指でぐっと押さえるのですが、それが結構強く押さえないといけないので指がちょっとだけ痛いかなぁ」というのはありました。

それがこの“FLジョイントII”では、飛び出したフィンを回すだけでロックの解除が出来るようになっています。
たったそれだけの単純な方法ですが、ブースで何度か開閉動作をさせてもらったところ、かなり楽チンでした。
これならグローブをしたままでも問題なくロックが解除できます^^

自重も従来品の“FLジョイント”105gだったのに対し、“FLジョイントII”約90gと軽くなっています。
ちなみに“フレックスアーム Ver.II”92gということなので、ほぼ同等といった感じです。
軽さで言えば、“PROX タモジョイント”はガラス繊維強化プラスチックを使っていることもあって75gとさらに軽く、以前から気にはなっていますが使ったことはありません^^;

“FLジョイントII”の発売予定は5月となっていますので、興味のある方はチェックしてみて下さい。

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タグ :ダイワ

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2023年02月22日

第一精工 逆巻きスプール3変化&楽速 電ドラビット(フィッシングショー大阪2023)

今年のショーの中で見かけた、かなり便利に使えそうな印象を持ったのがコレ。

第一精工“逆巻きスプール3変化”

“高速リサイクラー2.0”のオプションとなっていますが、私が持っている安い方の“高速リサイクラー”でも使用可能なものです。

要はスプールに巻き取った糸を“裏返し”にする時にひと手間減らせるというグッズです。

例えば、リールに新しいラインを巻く時に、完璧な下巻き調整をしようと思ったら・・・

①リールに買ってきたラインをすべて巻き取る。
②その上に下巻き用のラインを継いで、スプールのちょうどいいところまで巻き取る。
③メインライン+下巻きを空きスプール(A)に巻き取る。(高速リサイクラー)
④空きスプール(A)を取り外し、そこから空きスプール(B)にラインが裏返るように巻き取っていく。(高速リサイクラー)
⑤空きスプール(B)からリールに巻き取る。

という工程を経て完了しますが、④の作業が結構面倒なんですよね。
取り外したスプールを手で持って軽く滑らせながら戻していくのですが、何か良い治具は無いものか・・・と以前から思っていました。
まぁ手でも出来なくはない作業なので我慢していましたが、逆巻きスプール3変化の“ハンドローラー”を使えば、空きスプール(A)から(B)に巻き替える作業が楽になるという訳です。

私は基本的にケチなので、300m巻きのラインを釣行ごとに少しずつ切っていくのですが、200m程に減ったところでラインを裏返して反対側から使っています(笑)
逆巻き替え作業が結構面倒だったので、発売されたら買ってみようと思います^^

また、商品名に「3変化」とあるのは、「逆巻き替え」「塩抜き」「糸捨て」が便利に出来るみたいです。
とは言え、私は釣行後リールに水を掛ける位で塩抜きなんてしたことないんですけど(笑)

もうひとつ“楽速 電ドラビット”というのも展示されていました。
こちらは高速リサイクラー2.0専用のオプションとなりますが、一般的な6.35mmの六角軸なので、電動ドライバーにセットして高速リサイクラー2.0側面のプロペラのフィンのようになっている部分に引っ掛けると、ハンドルを手で回すことなくドリルで楽に回せるという便利グッズです。

ブースの人に、「もともとこれを引っ掛けるためにプロペラのような形にしてたのですか?」と聞いてみたところ、特にそういう訳ではなく、デザインを考えてプロペラの形にしたけど、後になってこの段差に引っ掛けられるんじゃね?という感じだったそうです(笑)

ただ、電動ドライバーで一気に回してしまうと、ラインがひっかかったりスプールの外にズレてしまったときに、すぐに止められないので使いどころが限られそうな気がします。
手でハンドルを回していても、時々はトラブりますので、電動ドライバーだとPEに傷がついて終了~ということになりかねないので注意は必要ですね^^;

今回紹介した2つの新製品は、いずれも2023年4月発売予定となっていますので、興味のある方はチェックしてみて下さい。

こういう釣りの準備をちょっと便利にしてくれるアイテムなんかに出会えるのも、フッシングショーの魅力です^^
他にも便利そうなものを見つけてきましたので、また別の記事に書きたいと思います。

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2023年02月21日

シマノ 23エクスセンスXR(フィッシングショー大阪2023)

シーバス用リール“18エクスセンスCI4+”が、新たに“23エクスセンスXR”にモデルチェンジされます。
スペックとしては、CI4+ボディに、マグナムライトローターを搭載した“クイックレスポンスシリーズ”のリールですね。

番手としては、上位モデルのエクスセンスや下位モデルのエクスセンスBBと同じく、C3000M、C3000HMG、3000MHG、4000MXGの4機種となっています。
重量は樹脂ボディ&ローターということもあって、エクスセンスよりも全モデルで+5gと僅かに重い程度で、前モデルのエクスセンスCI4+よりもかなり軽くなっています。

スペックはともかく、マットブラックの見た目が相当カッコよかったです(笑)

それから、カタログから“エクスセンスLB”が消え、新しく“ハイパーフォースLB”が発売時期未定ですが登場しています。
ハイパーフォースLBはC2000MDHからラインナップされており、185gとかなり軽いので細いラインで繊細なやり取りをするスタイルのアングラーにとっては楽しみな機種になりそうです^^

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2023年02月20日

ユニチカ U-TEC SHIN-SAYA エステル×ナイロンライン(フィッシングショー大阪2023)

フィッシングショーで見つけた面白そうなラインが、このユニチカ“U-TEC SHIN-SAYA”です。
ナイロンラインのコアにエステルを入れた構造になっているハイブリッドラインになります。

“SHIN-SAYA”“芯鞘”という意味で、2.5lb.から25lb.の幅広いラインナップになる予定だそうです。
ただ、16から25は発売予定品となっており、同時発売ではなさそうです。

特徴としては、ナイロンラインよりも若干比重は大きく(1.2)、伸びが少なく感度が良いとのこと。
エステルラインではないのでリーダーは不要です。
そのまま直結して使えるのは非常に便利ですね^^

ただ、「ナイロンラインやフロロライン、エステルラインと比べて、どのくらい違うのか?」というのは非常に気になるところです。

まず、初期伸度については「3lbで伸び率1%軽減」とのことですが、3lbっていうと1360gですよ。
このグラフが何lbのラインにおけるグラフなのかは不明ですが、シーバスで私が設定しているドラグ値が1.5~2.0kgくらい(まぁまぁ強めのドラグ設定だと思います)なので、1.36kgというとかなりのテンションです。
アタリを感じる位の荷重はもっともっと小さいと思うので、そのくらいの差なら通常のナイロンラインとほぼ差が無いような気もします・・・
100mで1mの違いということなので、魚とのやり取りではナイロンラインよりもダイレクト感は高いかと思いますが、細い糸を使ったライトゲームでどれくらいの使用感の違いがあるのでしょうか。

また、耐摩耗性については、通常のナイロンラインよりもかなり高くなっているみたいなので、安心して使えそうです。
恐らくシルバースレッドS.A.R.のような超耐摩耗ナイロンが外側の“鞘”に使われているんだと思います。

と、色々書いてきましたが、断面写真を見ると“芯”となっているエステルは結構太いので、普通のナイロンラインとはかなり違った使用感になる気もします。

と、そんな事を色々と質問しながらブースで話をしていると、「是非使ってみて下さい」ということで2.5lb(0.7号)の150m巻きサンプル(製品版?)を1つ頂きました♪
2.5lbというと、アジングなどに良さそうな感じなので、今年はライトゲームでアジも狙ってみたいと思います^^

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2023年02月19日

ヤマガブランクス 88 チェイン(フィッシングショー大阪2023)

昨日の記事でバーサタイルに使えるエバーグリーンの“エースアタッカー”について書きましたが、お次はヤマガブランクスから出るバーサタイルロッド“88 CHAIN”です。

この88チェインの適合ウェイトは8~40gとなっており、めちゃくちゃ小さいルアーのキャストに適しているという感じではありません。
ですが、全体的な曲がりを生かせば小型のルアーも十分キャストできそうな位のフィーリングでした。

また、ブースではテッィップを持ってもらってガッツリ曲げさせてもらいましたが、「3kg程度の青物ならば余裕を持って対応できるパワー」とカタログに書かれているのは噓偽りなしという印象でした。

8フィート8インチとちょっと短めであるがゆえに、操作感は非常に軽快です。
また、バット部は高級なRVガイドになっていて、見た目にも渋くかなりカッコよかったです^^
磯でも堤防でも大抵のルアーフィッシングに対応できそうなので、メインとするフィールドが色々あるという人には最適な1本となるかもしれませんね。

汎用性が高いということは、それぞれの用途に特化したロッドと比べると劣る部分がありますが、どの釣りにおいてもかなり高いアベレージが出せるバーサタイルロッドはやっぱり最近のトレンドのようです。
ちなみに2023年夏発売予定で価格は税別56,000円となっており、使いやすそうな非常に素直なロッドだったので、気になっている方はチェックしてみてください。

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2023年02月18日

エバーグリーン エースアタッカー96(フィッシングショー大阪2023)

シーバスロッドというカテゴリーは最近減ってきているような気がしますが、エバーグリーンからバーサタイルに使えるロッドが出ていました。

“エースアタッカー96(ZAGS-96ML/M+)”というロッドですが、表記から分かるように、ティップには柔軟なMLクラス、バット部分はM+となっていて、キャスティングウェイトは5gから45gまでとなっています。

ブースで少し振らせてもらいましたが、ティップ部分は結構柔らかく、ジグヘッドワームくらいもキャストしやすそうでしたし、バット部分から曲げていけばアマゾンペンシルでもフルキャスト出来そうな感じの調子でした。
開発した小沼さんによると「これ1本でなんでも出来るようにした」とのことですが、長さ的にも大抵のシチュエーションに対応できそうですね。

また、ブースには使用されている第三世代カーボン素材(東レのトレカM40XとT1100G)についての説明も書かれていました。
簡単に言うと、トレカM40Xは40tの高弾性カーボンで、従来品のM40Jから強度が30%UP、33tの中~高弾性カーボンであるトレカT1100Gは強度はT800Sと比べると6GPaから7GPaへとUP、弾性率も300GPaから320GPaくらいにUPしているみたいです。
アピアギャラリーで新しい“Foojin'RS”の話を聞いた時にもカーボン素材の話が出てきましたが、こういう素材面の進化がロッドに与える影響も大きいようで、今までは出来なかった感じのロッドが実現出来るみたいです。

「1本で何でも卒なくこなせる」というロッドが最近のトレンドのようですが他メーカーからも同じようなコンセプトのロッドが出ていました。
それについては、また別の記事で書きたいと思います。

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2023年02月17日

ダイワ 23ソルティガ(フィッシングショー大阪2023)

ダイワの“23SALTIGA 4000/5000/6000”は今年のダイワリールの目玉のひとつです。
小型番手が追加されたので、嬉しい人も多いハズ^^

最大の特徴は22イグジスト、23エアリティに搭載された“エアドライブデザイン”の採用ではないでしょうか。
アルミ製のエアドライブローターは強度的にも抜群で、指で押し込んでみましたが非常にガッチリしていました。

私が一番気になっている番手は一番小さい“4000-XH”ですが、重量は345gと非常に軽いです。
今でも大事に保管している“セルテート ハイパーカスタム4000”が390gでしたので、それよりも大幅に軽くなっていることに驚きです。

ドライブギア両端にはマグシールドBBドライブギアはG1ジュラルミン製マシンカットタフデジギアで、画像のようにかなりゴツいのが入っています。

またメインシャフトの素材は番手によって使い分けているそうで、4000番はジュラルミン製、5000番、6000番(だったと思います)はステンレス製となっており、必要十分な強度で軽さも確保しているそうです。

ライトショアジギングや青物が混じるようなヒラスズキゲームにも最高のリールだと思いますが、いささかオーバースペックである気はしますね^^;
ちなみに4000-XHの本体価格は105,000円で、価格の方もなかなかのモノとなっております。

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2023年02月16日

シマノ 23アンタレスDC MD(フィッシングショー大阪2023)

お次はシマノの大注目ベイトリール“23アンタレスDC MD”です。

フリースタイルDCの頂点とメーカーが言うだけあって、シンプルな見た目に美しい塗装。
そんな姿に力強さを感じます。
手に取って巻いてみた感触としては、スルッスルッのヌルッヌルッ!(笑)
まぁ、実際に巻いてみないことには伝わらないと思いますが、素晴らしい巻き心地でした。
いつまででも巻いていたいような気持になるほどの、超スムーズな巻き感です^^

“低慣性MGLスプールIII”“NEW4×8DC MD TUNE”を搭載しており、DCの制御は18モデルと比べるとより細かい制御がなされているとのこと。
要するに、一定の時間内にブレーキを調整する回数が18モデルより23アンタレスDC MDの方が多く、より細かくブレーキ調整が行われるようになったそうです。

38mmスプールを搭載し、ラインキャパはナイロン20ポンドが100m。
ベイトリールで超遠投をしたいという人には、最高の選択肢なのではないでしょうか。

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2023年02月15日

ダイワ レーザーインパクト(フィッシングショー大阪2023)

昨日はルアー関連のネタを上げたので、続けて今回はダイワの“レーザーインパクト”について書くことにします。
ルアーの形状構造、カラーなど各社様々な工夫が凝らされていますが、シマノが4年前に取り入れた反射板がゆらゆらと動く“フラッシュブースト”は非常に面白いアイデアで、その後色々なルアーに展開されています。

それに対してのダイワの対抗策がこの“レーザーインパクト”なのかもしれません。
ブースにはイワシボールならぬ、“レーザーインパクトボール”が設置され、キラキラと輝きを放ちながらお客さんの目を引いていました。

要は、ルアーのクリア外殻内側に設けられた小さなピラミッド型の突起がプリズムとして働き、ボディ中央の反射板と合わせて、表面から入ってきた光を多方向に乱反射させるというもの。
ブースの方にレーザー光を当てるデモをしてもらったところ、下画像の通常のホロでは反射光が1点に集中するのに対して、上のレーザーインパクトでは光が様々な方向に反射していることが見て取れます。
つまり、ルアーのキラッと光った部分が多方向から視認できるということで、より広範囲の魚に視覚的なアピールが出来るという訳です。

今後、色々なルアーに展開されていく計画のようで、4月の“モアザン モンスタースライダー 135F レーザーインパクト”を皮切りに、イワシボールになっていた“モアザン レイジーファシャッド 100S”“オーバードライブ 95S”“アユイングミノー94”“ショアラインシャイナーZ バーティスR 125F/S”COMING SOONとなっています。

効果を最大限に発揮するために、カラーは全てクリアベース
クリアボディの透明感が高いので、発色も鮮やかでとても綺麗でした^^
クリアカラー好きの私にはたまらないラインナップです^^

私が一番気になっているのは、“ショアラインシャイナーZ バーティスR 125F/S”ですが、実に美しいです(笑)
ひとつ気になるのは、ボディの外殻内側に突起をつけるという事は、部分的にシェルが薄くなってしまいます。
その部分が“モナカ”のようにパカッと割れてしまわないかがちょっと心配です^^;
磯や堤防にカツンとぶつけた時に簡単にクラックが入っても困りますし、そうならない為にシェルを分厚くしてしまうと、今度はルアーの動きが悪くなってしまいますし・・・そのあたりがどれくらいのバランスで仕上がっているのかは気になるところ。
発売日はまだ未定のようですが、発売されたら1つ買ってみようと思います。

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2023年02月14日

シマノ×海洋堂 STRIKE FANTASY 丸鱸 70ES(フィッシングショー大阪2023)

ルアー釣りの愉しみは色々とありますが、例えば「このルアーで魚を釣りたい!」というのもあるかと思います。
一目見てそんな思いを持ったルアーがコチラ。

フィギュアで有名な海洋堂とシマノのコラボルアー“丸鱸 70ES”です。
ブースの端っこの方にひっそりと展示されていたのですぐには気づきませんでしたが、超絶カッコよかったです(笑)

サルベージがベースになっているようですが、この形でルアーとしての動きを損なわないように、アイの位置やウェイトなどが調整がなされており、かなり手間がかかっていることが伺えます。

カラーもこれまた良くて、この画像の真ん中にある“Nナチュラル”は丸鱸そのもの!
個人的にリアル系カラーはあまり好みではありませんが、こんなまさにフィギュアのような見た目であれば、やっぱり選ぶべきはリアル系でしょ(笑)

3月の発売予定で本体価格は1,800円。
非常に面白そうなルアーなので、今年の春はコイツで丸鱸を釣ってやりたいと思います^^

余談になりますが、海洋堂のフィギュアは私のパソコンの上にも飾っています♪
大好きなヒラスズキを2匹配置していますが、なかなか良い出来です^^

実釣性能を最優先させたルアーというのも良いですが、こういう遊び心をもったルアーというのもまた良いですね^^

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2023年02月13日

シマノ ワールドシャウラリミテッド(フィッシングショー大阪2023)

各メーカーで様々なロッドが展示されていましたが、その中でも一際目立っていたと私が感じたのが、このシマノの“ワールドシャウラリミテッド”です。

魚種を限定しないフリースタイルロッドという分類になるようですが、 ベイト5機種、スピニング5機種がラインナップされています。

グリップは虚飾を排したシンプルなコルク
やっぱりこういうのが良いです^^
私もコルクグリップが大好きですが、最近見かけることが少なくなっています・・・
多少価格は上がってもコルクのラインナップは是非とも欲しいところです。

虹色に輝くブランクスは、一度見たら忘れそうにないくらいの鮮やかさ。
パッと見で“ワールドシャウラリミテッド”であることが分かります。
ちょっと派手過ぎる感が私にはありましたが、実物の発色はめっちゃ綺麗でした。
バット部分は赤ではなく銀河を彷彿とさせるカラーとなっており、通常モデルと差別化されています。

スピニングの5機種にはXガイドが採用されており、最高級モデルとして妥協はありませね。
そのため価格は全モデルとも10万円超えとなっていて、最近のハイエンドタックル高騰の波にしっかりと乗っています(笑)

末尾が3のモデルについてはエクステンションバットに対応しているようで画像の6モデルも展示されていました。
1本のブランクスでこの部分を交換することによって、あらゆるシーンに対応できるようにしているのはとても良いですね。
釣りによってリアグリップの長さが使い勝手を左右しますし、BGモデルでは大型リールに対応したリールシートになっているようです。

まぁ、安いロッドを数揃えるというのもいいですが、良いロッド1本で様々な釣りに対応していくというのも、選択肢としてアリだと思います。
何より道具としての愛着もわきそうですね^^

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2023年02月12日

DRESS フックリリーサー(フィッシングショー大阪2023)

2022年のベストアイテムの記事に、スタジオオーシャンマークのフックリムーバー“HR165S SEABASS”についての事を詳しく書きましたが、それと似たようなアイテムがDRESSから“フックリリーサー”として発売されています。
価格はオーシャンマークの半額程度なので、気になっている方も多いのではないでしょうか?

年明けに店頭で見かけたのですが、フィッシングショーでようやく実物を触ることが出来ました。

まず、形状はオーシャンマークのものと非常に似ています。
全長については、HR165Sと比べるとドレスの方が若干短くなっています。
(HR 165S:255mm、DRESSフックリリーサー:240mm)
最大の特徴は、ドレスのものはフックの先端を収納した状態で固定出来るので、ぶら下げていても何かに引っ掛かることを回避できますし、バッカンの中に入れていても他のものと引っ掛からないというのはかなりありがたい点です。

また、先端部分はオーシャンマークもドレスのものもアルミ製となっており、強度はどちらも十分保たれているようです。
(追記:ドレスのフックリリーサーは強化樹脂を使用していると以前書いていましたが、実際はアルミ素材に黒いアルマイト塗装を施したものだとメーカー様からご指摘頂きました。誤った情報をお伝えしてしまい申し訳ありません。)

ドレスのフックリリーサーは持ち手の部分に樹脂が使われており、グリップ部分もコンパクトに出来ているので、重量はHR 165Sが70gであるのに対し、DRESSのフックリリーサーは40gとかなり軽く仕上がっています。

持ちやすさという点で言えばオーシャンマークに分がありますが、コンパクトに収納して持ち運べるという点においてはドレスに分がありますね。
機能的には同じものなので、私もバス用に1つ買ってもいいかなぁと思っているところです。

また、ブースでは“フックリリーサーHDL”が参考展示されていました。
こちらは290mmと165Sより少し長くなっており、重量も77gと少しUP。
まぁ、オーシャンマークの70gでも重いと思ったことは一度もありませんので、重量面では気にすることではないと思います。
発売がいつなのかは聞きませんでしたが、値段次第で気になる商品ではありますね。
(追記)5月発売予定で定価は6,380円とのことです。

DRESSのフックリリーサーはオーシャンマークのものと比べると見た目のチープさは否めませんが、価格がかなり安いのは大きな魅力です^^
フックリムーバー(フックリリーサー)が気になっているという方は、こっちから使ってみるのもいいかもしれませんね。
この手のフックリリーサーは一度使い出すと手放せなくなるくらい便利なものですので(笑)

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2023年02月11日

YGK SHINJI X9【シンジX9】(フィッシングショー大阪2023)

フィッシングショーでは様々なメーカーが新製品の紹介をしていますが、中でも気になったPEラインがコチラです。

YGKブースで大きく展示されていた“SHINJI X9”というPEライン。
X9の名の通り9本撚りのPEラインですが、8本組の中芯に1本のPEを入れたオッズポートの後継モデルです。

オッズポートは編み込んで行く際にラインがバラけないように一定間隔(確か50cmだったと思います)で接着しているそうですが、シンジX9では全体を接着しているそうです。
オッズポートは中芯が大きくズレ出したら交換時期と言われていますが、新しいシンジX9は全体が固められている為中芯もズレにくく、耐久性が高いと定評のオッズポートよりもさらに耐久性が高くなっているようです。

0.6号から4号までが発売を予定されており、100mの連結、200m、300mというラインナップ。
オッズポートは1.0号からしか発売されていませんでしたので、細い番手が出るのは非常に嬉しい所です^^
ちなみに高級PEの代名詞であるオッズポートより、さらに価格は高くなってしまうとのことでした・・・
まぁ0.6号は私にとっては使用頻度が高くないので、巻き替えるスパンが長くなることで手間を省けることを考えると、こういう高耐久のラインを使って交換サイクルを遅らせるのも悪くない選択肢だと思っています。

手で触ってみた感じとしては、コーティングされたPEのようなコシがある感触で、ライントラブルも少なそうです・・・私が好むタイプの糸質ですよ、これは^^
ただ、特に太い糸の方での製造に課題が残っているようで、発売されるのはもうちょっと先になりそうだというお話でした。

最後に余談になりますが、ブースの方に「“アップグレード”という表記のあるラインはどういう意味なんですか?」という質問をしてみました。
答えとしては、アップグレードという名がついたラインは、「PEが密編みになっている」という事を表しているそうです。
密編み、疎編みの差については、3年前に書いたブログ記事「PEラインを選ぶ上で知っておくべき2つのポイント」でめちゃくちゃ詳しく解説していますが、簡単に言うと密編みにすれば直線強力は下がる一方で耐久性とコストが上がり、疎編みにすれば直線強力が上がり耐久性とコストが下がるという感じです。

ちなみにYGKのアップグレードという名がついているちょっと高めのラインと、ついていない安めのラインを使い比べていた時期がありますが、見た目のラインの痛みや高切れの回数で結構な差があるように感じていましたので、話を聞いて「やっぱりそうだったのか~」と納得^^
とりあえず、「アップグレードを買っておけば間違いない!」というお話でした(笑)

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タグ :YGKPEライン

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2023年02月10日

ダイワ IM Z LIMITBREAKER(フィッシングショー大阪2023)

今年のフィッシングショーで1番の注目株と言えば、このダイワの新型ベイトリール“IM Z LIMITBREAKER TW HD-C”ではないでしょうか。

今までのベイトリールとは一線を画すこのIMZは、Bluetoothでスマホと接続することで、ブレーキをカスタマイズしたり、キャストのログを取ったりすることができ、まさに“デジタルガジェット”とも呼べそうなリールとなっています。

クラッチを切るとスイッチON!でLEDが点灯します。
細かい機能などはメーカーの公式サイトを見てもらうとして、「こんな機能本当に釣りに必要なの?」とも言えそうなものが多いです(笑)
ですが、ダイワがこの製品を発売する意味としては、「ダイワの技術を持ってすればこれくらいのことが出来るのだ!」という事を示すことに他ならず、他メーカーよりも先に“コンセプトカー”のようなリールを市販することで“最先端”を進んでいるということをアピールする為だと私は考えます。
125,000円とかなりお高い価格設定なのでたくさん売れるとは思えませんが、新時代の幕開けを感じさせてくれるリールですね。

では、リールとしての基本性能はどうなっているのか?
スマホと連携できるというだけでなく、フィッシングショーではその辺についても展示がありました。

Z BLACK LTD.からの変更点として、スプールは38mm径と同じですが、素材は超々ジュラルミンからG1ジュラルミンになっています。
ブレーキについてはインテリジェントマグフォースとなり、本体のボタンをクリックすることでブレーキモードを変えることが出来ますが、バッテリー切れの際には一番強くブレーキが掛かるモードに固定されるようです。
また、スマホからブレーキモードを追加することも出来るようで、今後は追加のブレーキ設定なども出てくる予定だそうです。

次にメインギアですが、真鍮素材のタフデジギアからG1ジュラルミン製のハイパードライブデジギアになっています。
「ノイズレベルは50%以下に大幅に減少」と書かれていましたが、グラフっぽいものの軸が何を表しているのかが書かれていないのでよく分かりません・・・
昨年、22ステラの“INFINITY LOOP”についての記事でも書きましたが、釣り具メーカーはこういう曖昧な“絵”を“グラフ”のように装い、科学的な裏付けがあるかのように示すのは早々とやめて頂きたいです。
右側のグラフについても同様で、データを示すなら“イメージ”ではなく“数値”を示して貰いたいと切に願います。

ハウジングは全てアルミ製
Zも同じフルアルミですが、超高剛性スーパーメタルハウジングから、ハイパーアームドハウジングとちょっとカッコイイ名前に変わっています(笑)
ドラグは単板構成から多板構成へと変更されており、最大ドラグ力は6kgから7kgへとUPしています。

このように、基本性能も正常進化しており、デジタル化ということは別として、リールとしてのポテンシャルは上がっていると言えそうです。
ちなみにZ BLACK LTD.の価格は58,000円ですが、IM Zの価格を見てしまうと、ちょっと安く感じてしまうのが不思議です(笑)

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2023年02月09日

残り波を追いかけて(南紀ヒラスズキ釣行)

フィッシングショーの記事を書いている途中ですが、釣りに行った記録も記事にしておきます。
一応このブログのメインテーマは“釣行記”ですからね(笑)

この前の日曜日、朝のうちは波風が残っている予報でしたので、とりあえず南紀へ釣りに行くことにしました。
道中フィッシングショーに合わせたセールをしているマルニシと和歌山のマックスに立ち寄り、危うく中古のボートシーバスロッドを買いそうになりましたが、寸でのところでとどまりました(笑)

夜明け前にポイントに到着。
波風がこの後収まってくる予報だったので、薄暗いタイミングからスタート。

サラシはそこそこ出来ていますが、ざっと探ってみても反応はありません。
まだ結構暗いのでサラシにこだわらずレスポンダー109Fで表層をチェックしていると、磯際でコツンというバイトらしい感触。
ん?と思いましたが、バイトだという確信が持てなかったこともあり、そのままレスポンダーを投げていると、また磯際でコツンという感触。

今度のはアタリだと思えたので、ルアーをサスケ120裂波に変更。
サラシが広がった瞬間にいいラインをトレースしても反応は無し・・・

次はサイレントアサシン99Fに変更して、ミノーのサイズを落としてみました。
追い風に乗せてフルキャストし、沖のシモリの側を引いてくるも無反応。
サラシの広がるタイミングも悪くなったのになぁと思いながらリトリーブしてくると、足元で根ガカリしたような重みが・・・
サラシも何もない状態だったのでバイトとは思えませんでしたが、少しするとグングンと首を振っている動きが伝わってきました^^;
かなり遅くなってからのアワセだったので、正直かなり恥ずかしい状況です(笑)

すぐ足元で食ってきたこともあり、そのまま一気に抜き上げ。
ファイト時間わずか数秒でキャッチしたのは、50センチちょい切りのヒラスズキでした^^
(写真は明るくなってから撮影)

たまたま磯際で潜んでいたヒラスズキが、たまたま近づいて来たサイレントアサシンに食ってきたという、ただただラッキーな1匹(笑)
波風はそこそこあっていかにも出そうな雰囲気だけはありましたが、なかなか思ったようには運ばないのもヒラスズキ釣り。
そんな状況でしたが、魚と出会えた幸運に感謝したいと思います^^

[タックルデータ]
ロッド:Gクラフト セブンセンスSR MOSS 1102
リール:ダイワ 16セルテート 3012H
ライン:ダイワ ソルティガ8ブレイド 1.5号(旧モデル)
リーダー:バリバスVEPナイロン 30Lb  

Posted by T.A.K.U. at 00:01Comments(0)ヒラスズキ