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2022年02月07日

フックリムーバーのホルダーを徹底比較【mazme VS Pazdesign】

オーシャンマークのフックリムーバー“HR165S SEABASS”はとにかく便利です。
とまぁ、それは今後別に記事に書こうと思っていますが、無操作状態だと先端部が飛び出しているので“収納方法”をよく考えておかないと、先が引っかかってイライラすることになります。

自作でホルダーを作ることも考えましたが、機能的には満足でも見た目に不格好になってしまいそうなので、無難に専用品をチョイスしてみました。
先日のブログに書いた“パズデサインのフックリリーサーホルダープラス”を先日入手できましたので、専用設計の定番品“マズメのフックリムーバーホルダー”との比較をしていきたいと思います。

フックリムーバーのホルダーを徹底比較【mazme VS Pazdesign】2つを並べてみましたが、サイズ的にはほぼ変わりません
いずれもフックリムーバーをスポッと差し込めるようにしっかりとした筒状になっているので、差し込みにくいということは無いと思います。
マズメのフックリムーバーホルダーはオーシャンマーク認証のHR165S専用設計であることを主張していますね(笑)
ここで気になったポイントはフックリリーサーホルダープラスの上についているプラスチックのフック
このフックをD管に引っ掛けて使うことも出来ますが、それだけだとホルダーがブラブラしてしまうので正直微妙。
理由は後述しますが、「フックではなくプライヤーホルダーのようにD管になっていた方が使い勝手が向上した」と思います。

フックリムーバーのホルダーを徹底比較【mazme VS Pazdesign】裏側はこんな感じ。
上がパズのフックリリーサーホルダープラスで、下がマズメのフックリムーバーホルダーです。
幅はパズの方が狭いので、パズデザインのゲームベストの前についているベルトループ(?)につけるのであればパズのフックリリーサーホルダー一択です。
またフックリリーサーホルダーはベルクロが二重になっているので取り付けが結構面倒。
と言っても一旦位置を決めてしまえば何度も取り外すことは無いので大きな問題ではないでしょう。
一方マズメは幅広ですが、サイドのベルトに取り付けるならこちらの方が楽ですし、プラスチックの留め具があるのも安心感があります。

フックリムーバーのホルダーを徹底比較【mazme VS Pazdesign】実際にフックリムーバーを差し込んでみたところ、どちらも先端部が少し飛び出すようになっています。
魚からフックを外した後は先が汚れしまうので、乾きやすくなっているわけですね。
露出部はマズメはごくわずかで、パズの方が多くなっていますが、いずれも先端部が台座の上に収まっているので、ここは同点です。

ここでひとつ注意しておくべき点は、パズデザインから出てている単体の“フックリリサーホルダー”(私は持っていませんが)は、「165Sを入れると先が少し飛び出してしまうらしい」という事です。
ちなみに、パズデザインのカタログによると“フックリリサーホルダープラス”の全長は235mmなのに対し、“フックリリサーホルダー”は210mmとなっているので、プライヤーとセットで収納できるプラスの方が少し長くなっています。
何かに先が引っかかるリスクを考えると台座に収まっている方が良いので、165S用に“フックリリサーホルダー”の購入を検討している人は気を付けてください。

それからフックリムーバー本体に取り付けたスパイラルコードの端を取り付けるD管の位置に違いがあります。
マズメのD管は上部に配置されており、一方パズは下部にあります。
ここはマズメの圧勝で、下部のD管に端をセットすると抜き差しする時にランヤードによってフックリムーバー本体が引っ張られてしまうので凄くストレスが溜まります。
前述した「パズの上部のフックをD管にした方が良かった」というのはそこで、ゲームベスト本体のD管などに取り付けることで対応はできますが、ホルダー単体として考えた場合不満は残ります。
ただこれは、私が愛用している“コアマンのこだわりランヤード”のショートは長さが短く伸びにくいという事も関係しているので、ゆるいランヤードを使っている人にとっては気にならないかもしれません。

フックリムーバーのホルダーを徹底比較【mazme VS Pazdesign】“脱落防止策”については、マズメはゴムのコードをフックに引っ掛けるようになっていますが、パズはベルクロで留める方式です。
使いやすさで言えば、ゴムにつけられたタグを引っ張るだけのワンアクションで取り外しが出来ますのでマズメの勝利だと思います。
パズのベルクロも片手で脱着できなくはないですが、フックに引っ掛けるという構造の方が断然楽です。
と言っても、移動中には固定することになりますが、魚を釣りあげてフックを外した後はスポッと差し込むだけだと思うので実釣時には大きな差はないかもしれません。

また、耐久性においては“ゴム”を使っているという点でマズメには不安が残ります。
劣化が進むとゴムの伸縮性が無くなってしまうので、いつまで持つのかは使ってみないことには何とも言えません。
ただ・・・マズメの製品は過去に色々と使っていたことがありますが、ロッドベルトやウェアなどからも「耐久性には難アリ」という印象を受けているので最近はあまり使っておらず、その点は不安要素です。
まぁ価格は1500円程と結構安いので、また買い直せばいい話なのですが(笑)

フックリムーバーのホルダーを徹底比較【mazme VS Pazdesign】“パズデサインのフックリリーサーホルダープラス”にフックリムーバーとクニペックスの140mmのプライヤーを入れてみた感じがこちらです。
一応収まってはいますが、プライヤー自体の厚みが結構あるのでかなりタイトです。
もう少し薄いゲームプライヤーだとスマートに入ると思います。
私はスプリットリングの脱着に好んで使っているシマノの“ライトプライヤー”を入れることにします。
ただ、プライヤーとセットにしてゲームベストの前面に取り付けてみると、やっぱりガチャガチャした感じになってしまったので、サイドのベルトに取り付けた方がベターだと思いました。

最後に・・・どちらか1つを選ぶということになれば、私だったらマズメのフックリムーバーホルダーに軍配を上げたいと思いますが、パズデザインのフックリリーサーホルダープラスにも私のスタイルだと使いどころがあるので、状況に応じて使い分けていこうと思います。

フックリムーバーのホルダーを検討中でこのページにたどり着いたという方は、是非コチラからご購入をお願いします!(笑)










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