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2024年02月21日

スミス HIROism カプリコーン/ウィザード/バウンス (フィッシングショー大阪2024)

昨年のフィッシングショー記事にも書いた、SMYTHのバスロッド“HIROism”
今回はその続きです。

ヒロ内藤さんプロデュース“ヒロイズム”は、もともとOFTから発売されていたロッドでした。
オフトからはヒロさんがこだわりにこだわった“ヒロイズムA.I.R. ジアンサー”は最終的にリリースされましたが、残念ながらメーカー自体が無くなってしまったこともあって、手に入らなくなってしまいました。

その後、ジャークベイト用のロッドである“カリプソSJ&LJ”については、ジアンサーの製造元だったダイワから“ブラックレーベルSG 551LRBと551L+RB”として同コンセプトのものが発売されましたが、それ以外のロッドについては消えてしまっていました。

スミス HIROism カプリコーン/ウィザード/バウンス (フィッシングショー大阪2024)その“ヒロイズム”を今度はスミスが引き継ぎ、昨年発売された5フィート2インチの“カリプソSJ&LJ”に加え、新たに3機種6本が追加されます♪

トップウォーター用の“カプリコーンTW”
クランク&スピナーベイト&ワーム用の“ウィザードCS
ピッチング&ディープダイバー&フロッグ用の“バウンスPDF”

これでフルラインナップが完成し、ようやくヒロさんの釣りを成立させるロッドシリーズが復活したわけです^^

スミス HIROism カプリコーン/ウィザード/バウンス (フィッシングショー大阪2024)同じモデルに1ピースと2ピースが用意されていますが、2ピースになったからと言ってその差を感じることはほぼ無いそうです。
長尺品の宅配便の送料がバカ高くなったこともあり、2ピースロッドが増えてきていますが、使用感に差が無いというのは技術の進歩を感じますね!

それよりも、このロッド最大の特徴は、全モデルに“スパイラルガイドシステム”が採用されているところです。
スパイラルガイドはロッドが大きく曲がった時でもラインがブランクに触れることが無くなるので、ラインを傷めないという利点がありますが、取り付けにはコストが掛かってしまいます。
スパイラルの向きを見ると右利き用にセッティングされているので左利きの人は注意してください^^;

ロッドの調子としては「アングラーからストライクを仕掛けていく」というコンセプトだけに、基本先調子のシャキシャキしたロッドですが、カリプソなどは他に無いような素晴らしいロッドなので、その他のモデルも是非とも使ってみたいと思いました。

詳しくはスミスさんのWEBカタログの50ページから記載されていますので、興味のある方は見てみて下さい。

「優れた製品はメーカーが変わってもその意思は引き継がれる」というのを具現化したようなモデルですが、私のワクワク感を掻き立てられたバスロッドのお話でした^^

フィッシングショー大阪レポート2024(目次)




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