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2015年02月23日

ジリオンTW と TATULA HLC

フィッシングショー大阪に続き、先日のキープキャストでも展示されていたDAIWA「ジリオンTW」「TATULA HLC」
今、一番気になっているベイトリールです。

カタログに載っていることや、ブースで聞いたことなんかを書き留めておくことにします。

まずは、スプールについて。

ジリオンTWはスプール径が36mm超々ジュラルミン製のシャフトレス構造。
いわゆるスピードシャフトで、16Lbsを100m巻ける深溝スプールです。

一方、タトゥーラHLCはスプール径は34mmと小さめですが、G1ジュラルミンが採用されています。
その為、スプールはより肉薄に加工されており、糸巻部の重量はかなり軽くなっているようです。
スピードシャフトではない為、スプール全体の重量はシャフト分重くなりますが、シャフトは回転の中心軸にあるので、その重量増は気にするものではないでしょう。
ラインのキャパシティは16Lbsが90mなので、ジリオンより若干糸巻量は少なくなっています。

ボディ内部の違いについて。

ジリオンTWマグシールドボールベアリングが1つ採用されており、残りのベアリングも全て防錆のCRBB。
さらに塩水による電触防止構造のソルトバリアタフクラッチも採用されているので、ソルトメインで使うのであればジリオンTWが良さそうです。
タフデジギアですし、細かいところまで言えばメカニカルブレーキノブもクリック付きです。

対してTATULA HLCは7つのBBのうち、CRBBは2個。
ソルト対応となっていますが、ジリオンと比べると淡水寄りと言った感じでしょうか。
メカニカルブレーキノブはクリック無しですが、SPLからアフターパーツでクリック付きに出来るノブが出るみたいです。

またギア比ジリオンTW5.5、6.3、7.3、9.1に対し、TATULA HLC7.3、8.1となっています。
巻き取り長さについては、スプール径36mmのジリオンTWはそれぞれ61、71、81、102cm
スプール径34mmのTATULA HLC77、86cmとなっています。
ジリオンには超ハイスピードギアがラインナップされている点も見逃せません。
「一巻き102cmは、ベイトの釣りが変わる!」と話をされていたプロもいました。

他には、ハンドルの長さはどちらも90mmです。
個人的に80mmでは短いので、90mmが標準なのは大変ありがたいです^^
また、以前にも書きましたが、ハンドルを指で弾いた感じではTATULAの方が圧倒的に“ギュイーン”と回転します。
その理由は以前の記事を参照してください。


ここからはフィッシングショー大阪と名古屋キープキャストで、ダイワブースの人に質問したことを書いておくことにします。

「ジリオンとTATULAは見た目が似ていますが、ボディ構造も似ているのですか?」とメーカーの人に質問したところ、「大きく異なる点も多いので全く別物と考えてもらっていい」とのことでした。

「ジリオンTWとTATULA HLCでは、どういう風に使い分ければいいですか?」という質問には、「より軽いルアーを遠くへ飛ばしたいならTATULA HLCで、重たいルアーを遠投したいのであれば、ジリオンがいいです。」との答えでした。

「TATULA HLCのスプールだけを別売するとの話ですが、発売時期や価格はどれくらいですか?」と聞いてみましたが、「まだ全くの未定」だそうです。

また、多くの人が気になっているであろう、飛距離に関しては・・・

「では、そこそこ重たいルアーを遠投するなら、ジリオンTWとTATULA HLCではどちらが飛ぶのですか?」と聞いたところ、「正直微妙な差ですので、ほぼ同じだと思って下さい。」との話でした。

「ぶっちゃけて、どちらがオススメですか?」と聞いてみましたら、「TATULAもHLCになると価格が高くなりますし、ジリオンTWとの価格差も小さいので、ジリオンTWの方がお買い得だと思います」と話されていました。

ちなみに定価はジリオンTWが38,800円で、TATULA HLCが32,400円
いずれもカタログでは*無しなので、割引率は*有りのものよりも高いので、実売での価格差は4,000円程度になりそうです。
ということは、タトゥーラHLCにクリック付きのメカニカルブレーキノブを付ければ、ほぼ価格差は無し(若干ジリオンの方が安くなる?)と考えると、この2機種で悩んでいる人は、ジリオンTWを選んだほうがいいかもしれませんね。

ちなみに、TATULA HLCは5月発売予定なのに対し、ジリオンTWはもう発売されちゃっています!

ナチュラムにも既に入荷しているようなので、気になる人はここからチェックしてみて下さい。

ジリオン TW 1516
ジリオン TW 1516L

ジリオン TW 1516H
ジリオン TW 1516HL

ジリオン TW 1516SH
ジリオン TW 1516SHL

ジリオン TW 1516XXH
ジリオン TW 1516XXHL

送料込みで税込み29,332円!!
いきなり30,000円を切っていますね・・・今にもポチッとしてしまいそうで怖いです(笑)  

Posted by T.A.K.U. at 23:46Comments(0)バスタックル

2015年02月22日

名古屋キープキャスト2015 へ行ってきました

この週末は大きい潮回りなので、メバルでも釣りに行こうかなぁと思っていました。
そんな時、釣り仲間から名古屋のキープキャストへ行きませんか?とのお誘いがあったので、一緒に連れて行ってもらうことに。
今回が初キープキャストです♪

会場には1時間半くらい前に到着しましたが、もうすでに長蛇の列が・・・と言っても、大阪よりはだいぶマシです(笑)
まぁ会場自体もインテックス大阪に比べると狭いので、来る人も少ないのでしょうか。

フィッシングショー大阪とキープキャストの最大の違いは、ブースで商品の販売があるという点。
普通の商品の販売はNGみたいですが、限定品やアウトレット品、ガラポン抽選会などなど・・・多くのブースで趣向を凝らしているみたいです。
やっぱり、ブース内で買えるというのは楽しいですね^^

9時の開場と同時に列が動き出し、ポートメッセ内へ♪
その頃にはかなりの人数の列が出来ていましたが、一度に入場出来ないので、まだ比較的空いている最初のタイミングが大事みたいです。

とりあえずジャッカルで限定のルアーの整理券を貰い、スタジオコンポジットのブースへ。
となりのdepsのブースはかなり人気のあるルアーを販売するようで、もうすでにめちゃめちゃ長い行列が出来ていました^^;
一方、スタジオコンポジットは、まだ混み始めたところだったので良かったですが、直後からもの凄い混み具合になってきました・・・
そこでサクッと欲しかったベイト用90mmのカーボンクランクハンドル(RC-DCにR27のEVAノブ付き)を格安でゲット♪

その後は色々なブースを巡り、気になるものを探します。
その頃になると、会場内にはたくさんの人で入っていますが、それでも大阪と比べると随分空いていて、ゆったりと見ることができます^^

ダイワブースではバスやソルトのガチャガチャをして、タックルケースやルアー、ステッカーなどをゲット。
となりのSPLのブースではRYOGAを無料診断してもらいましたが、要修理箇所もあるので一度メーカーに出してくださいとの回答^^;
これからバスもシーズンインなので、とりあえず今シーズンが終わるまではそのまま使おうか悩みどころです・・・

他にはがまかつではフィッシングショーで貰いそびれたラグゼのDVDとトレブルRB-Mショートシャンクのセット他をゲット。
宮川靖さんとも結構ゆっくりと港湾シーバスの話を色々と出来たのですが、印象としては大阪よりもテスターやプロの方々との距離がより近い感じがしました。

他にDUELでは100円でリールにラインを巻いてくれたり、前から気になっていたテッケルのフロッグを買ってみたり・・・
会場がコンパクトなこともあって、展示されている新製品などは大阪に比べるとかなり少ないのですが、新製品は大阪ですでに見ているので、個人的にはかなり楽しめる内容でした。

そんな中でも、特に人が集まっていたのは、depsとガンクラフト、ジャッカルの3ブース。
ガラポン抽選会や限定品の販売などで常に長い行列が出来ているので、私はほとんど近づきませんでした(笑)

ちなみに昼は、横の屋台村でホルモン焼きとシャムワニの串焼きを食べましたが、ワニは淡白で歯応えがあってなかなかの美味^^

気になるものを見尽くした昼過ぎには撤退しましたが、ゆったりと存分に楽しめました^^
これならまた来年も来てもいいかなぁ・・・  

Posted by T.A.K.U. at 02:35Comments(0)シーバスバスタックル

2015年02月08日

フィッシングショー大阪2015 その他編

フィッシングショー関連のレポートですが、これにて最後です。
とりあえず気になったものなんかを書き留めておきます。

まずはラパラブースから。
毎年ラパラの出展を楽しみにしています。
500円でカタログを購入すると、ガラポンが1回引けて、必ずラパラのプラグのキーホルダーが1個もらえます^^
今年はスキャッターラップのカウントダウン7でした。

カウントダウンは私が愛してやまないミノーで、CD9は今まで最もたくさんのシーバスを釣ったルアーです。
見た目には決してリアルでは無いところも、私好みです^^

そんなラパラで、今年の注目は「カウントダウン アバシ」
アバシウッドを使用することで、従来のバルサモデルよりも3g重量増(CD9が12gで、CDA9が15g)だそうです。
ロングキャストも可能になりますし、さらに深いレンジも攻められるので、2つのCDを使い分けることで、さらに自分の思った釣りが楽しめそうです^^
ちなみに、もうすでにゲットしています(笑)

続いて、富士工業のブースから。

昨年同様、トルザイト押しなのはもちろんなので、トルザイトの体験も色々させてもらいました^^
トルザイトにすることで、よりガイドが軽くなるのでその恩恵は大きそうですね。
フランジ付きのものも出ましたし、今後が楽しみです^^
その辺はさておき、新商品で気になったのは「KGトップ(アロワナトップ)」
従来のトップガイドにあった溶接部の出っ張りが無くなったもので、さらに糸がらみが減りそうな形状です。

この他に面白そうだったは「ロックナットのLORG/AN」

ロッドによってはキャストを繰り返していると、結構緩んでくることがあるんですよね。
ですので、ゼナックのこんなのを使ったりもしていますが、取り付けと取り外しが結構面倒です^^;
こういうちょっとしたアイテムで、釣りの快適性は大きく変わってくるので、今後どんどん採用されるのに期待したいところです。

他には、オーナーばりのブースからは2種のトレブルフック。
「STX-38」「STY-35MF」です。

STX-38はタフワイヤーが採用されていますので、今まで以上の強度が期待できそうです。
さらに流行のフッ素加工が施されており、手触りはツルツルしていました。
形状はスプロートベンドで、軸の太さ的にもバス釣りにはちょうど良さそうで、色々なルアーに使えそうでし。
まぁタフワイヤーの細軸フックはいずれ出るのでは?と思っていましたので、予想通りの展開です(笑)

STY-35MFはなかなか面白いフックです。
バスのファストムービング用のトレブルフックですが、角度は120度の均等ではなく、150度と105度と105度になっています。
ただ、こういう形状だとオープンウォーターではいいと思いますが、カバーに打ち込んでいくような場合には根掛かりしてしまいそうですね。

こういうショートシャンクのワイドゲイブのトレブルはマスタッドのKVDフック(トリプルグリップ)にもあり、がまかつもアメリカで似たようなタイプを発売しているようなので、今後のトレンドになってくるのかもしれませんね。

それでは最後に・・・
500円の袋を買って1回くじ引きが出来るお楽しみ抽選会の結果。
毎回末等のクレラップ2本でしたが、今回はなななんと!!

以前から欲しかった折りたたみ自転車が当たっちゃいました^^
ここ数ヶ月前から、琵琶湖の陸っぱりや、エギングなどで漁港をランガンする時に便利だから欲しいなぁと思っていたところなので、かなり嬉しいです♪
とりあえずこれに、荷台とロッドをホルダーを取り着けて、ランガン仕様にしたいと思います。

これにてフィッシングショーのレポートは終了ですが、また気になるものが出てきたら、書いていきたいと思います。  

Posted by T.A.K.U. at 02:04Comments(0)シーバスバスタックル

2015年02月08日

フィッシングショー大阪2015 DAIWA体験コーナー他

引き続きフィッシングショーのレポートで、ダイワ関連のリール以外のことを書いておきます。

今回、面白かったのはいくつかの「体験コーナー」です。

ダイワからは数多くの新商品が出ていますが、分厚いカタログを全ページチェックしているわけでは無いので、こういう場所で新たに気づくことも多いですね。

凄いと思ったのは「12ブレイドのPE」
4ブレイドと8ブレイドでは表面の滑らかさが全く違うので、初めて8ブレイドを使ったときは感動しましたが、とうとう12ブレイドなんてものが登場しました・・・
カタログではどんなものか分からなかいので、こういう体験はとてもありがたいですね^^
で、触って見た感じでは、4本と8本程の差ではないですが、12本撚りはやっぱりさらに滑らかです。
12本を編むことによって、コストは高くなりますが、耐久性など全てにおいて性能はUPしているそうです。
最近8ブレイドでもかなり安いPEが多く出回っていますが、安いというのにはちゃんと理由があるんですよね^^;

他には「AGS」の体験も良かったです。
AGSについては、素晴らしいという話を時々聞きますが、なにぶん自分ではAGSのロッドを持っていないので何とも言えないわけでして・・・
前の記事に書いたヒロイズムのニューロッドにもAGSが採用されるそうなので、その前に予習をしてきました(笑)

カーボンガイドは素材自体がチタンよりも硬いので、力が掛かったときでも変形が少ないです。
なので、ガイドの動きが小さくなることで、ラインからの振動の吸収も小さくなることで、より感度が上がるというものが体験できます。
これも手で触ると明らかに差があり、「ほほ~」とうなってしまいました(笑)
また、ガイド自体の重量がチタンと比べてもさらに軽くなる為、キャスト時のロッドのブレも少なく、キャスト後の振れが収まるのも早いそうで、その恩恵はかなりあるそうです。

他には「ハイパーVソール」の体験。
ハイパーVソール自体はかなり以前から知っていましたが、厨房用の白長靴に使われている素材で、油や水などとに対してとにかく滑りにくいソールです。
ハイパーVソールのスニーカーを1つ持っていますが、正直デザインはイマイチでした^^;
今回ダイワから、かなりカッコいいデザインで発売されるそうなので、これも楽しみです^^

それから、ダイワブースの一角にあるSPL(スポーツライフプラネッツ)で見つけた、ハンドルノブ。

「パワーライトSノブの圧縮コルク版」です!
これ、昨年のカタログに載っていたので、いつ発売になるのかと楽しみにしていましたが、3月に発売されるそうです^^
クリアコートもされていない圧縮コルクなので、グリップ力も抜群。
ハンドルノブマニアの血が騒ぎます(笑)

最後に、ダイワブースではありませんが、エバーグリーンのブースから清水盛三さんの新しいバスロッド「シナジー」

真っ赤なロッドでかなりインパクトがありました。
エバーグリーンのブースの中でも一際目を引く存在でしたね。

今まではオリムピックが作っていましたが、今回はダイワが製造しているようで、3DXのゴツゴツ感が半端無かったです(笑)

フィッシングショーは、一度に色々なものが見られるのでやっぱり楽しいですね^^
フィッシングショー関連のレポートはまだ続きます。  

Posted by T.A.K.U. at 00:57Comments(0)タックル

2015年02月08日

フィッシングショー大阪2015 DAIWAリール編

さてフィッシングショーの記事、第2段はダイワブースのリールです。

まずは小型スピニングリールのフラッグシップ「イグジスト」

今回のイグジストは落ち着いたデザインで、私的には好きですね。
と言っても、私はセルテートで十分満足していますので買うことはないですが、ATDのドラグは気になるところです。
また、マグシールドボールベアリングがハンドル軸の両端に装着されているので、ボディとラインローラーと合わせてマグシールド化されました。
個人的には、ハンドルノブにオイルを差すことさえも面倒なので、水シャワーだけで基本OKというのは本当にありがたいです(笑)
ちなみに、川村光太郎さんは12イグジストは3年使い込んでも回転が全く悪くなっていないとお話されていました。

お次は「ジリオンTW」

ちょこっと触ってくるくる回しただけなので、あくまで雰囲気程度ですが、モアザンPESV同様ガッチリしている感じがあります。
マグシールドボールベアリングが1個(モアザンは2個)入っており、ソルトでの使用を想定しているそうです。
ギア比が9.1の超ハイギアのモデルもあり、バス以外にも色々と釣りが広がりそうな気がしますね^^

次は「アルファスSV」

パーミングした時の人差し指の当たり具合が絶妙で、かなり握りやすかったです。

ベイトフィネスという観点で言えば、川村光太郎さん曰く、SS SVよりもより軽量ルアーが扱いやすく、スティーズSVにかなり近いくらいの性能だそうです。
スティーズSVでズバッと決まるところが、アルファスSVだと若干浮いてしまう所もあるけれど、SS SVよりも軽くてもいけるそうです。

ちなみにスティーズSVとSS SVのベイトフィネスにおける差は、もしかしたらブレーキの効き具合もわずかに違うかもしれないけど、やはりスプールの違い(SS SVは超々ジュラルミン、スティーズSVはG1ジュラルミン)がほぼ全てだそうです。
G1ジュラルミンだと強度が高いので、より肉薄に出来るからなのでしょうね。

お次は「TATULA HLC」

ハイパーロングキャストがTATULAで出るとのことなので、色々と聞いてきました。
通常のTATULAとの一番の違いはやはりスプールがG1ジュラルミンになることで重量が軽くなることだそうです。
また、TATULAはジリオンに比べるとハンドルがクルクル回転するので、その理由も聞いてきました。

TATULAはスプールシャフトが貫通しているので、ハンドルを回したときに動かすベアリングの数が、スピードシャフト構造のジリオンと比べると少ないという点がひとつ。
また、そのベアリングの径はTATULAの方が小さい為、より軽い抵抗で回すことが出来るとの話でした。
ジリオンは数も多く、大きいベアリングを使っているので、耐久性はあるものの、ハンドルを弾いた時にはTATULA程回転しないそうです。


他にはダイワのブースではありませんが、「APIAのVENTURA」

モアザンベースですが、ハイパーデジギアではなくデジギヤIIを採用しているそうです。
漆黒のボディからチラリと赤が覗くのが、めちゃカッコよかったですね(笑)

フィッシングショーの話はまだ続きます。  

Posted by T.A.K.U. at 00:15Comments(2)シーバスバスエギングタックル

2015年02月07日

HIROism A.I.R. The Answer(フィッシングショー大阪2015)

今年も行ってきました、フィッシングショー大阪!
毎年行っていますが、今回自分の中での目玉はオフトのブースにあったコレ!

去年のフィッシングショーで発表があり、それから1年心待ちにしていた、ヒロ内藤さんの新しいロッド。
横浜のショーで展示されていたようなので、色々と検索しまくったのですが、ネット上にあまり情報が出ていないんですよね、これが^^;
ですので、私のように気になって気になって仕方が無い人もいるかと思うので、今回はかなり詳しく書いておきたいと思います(笑)

以前のモデル名を踏襲し、名前はHIROism A.I.R. The Answer(ヒロイズムエアー ジアンサー)。
今回、プロトロッドが展示されていたのですが、まさに“究極のロッド”です。

シリーズは全部で5本。

・ベクターSJ(5.5フィート)
・ベクターLJ(5.5フィート)
・カプリコーンTW(5.8フィート)
・ウィザードCS(6.4フィート)
・バウンスPD(6.9フィート)

何とベクターが2本!前作ヒロイズムエアーのベクターはスミスウィックのARB1200(4-1/2" 1/3oz)を一番使いやすいように作ったそうですが、今回はそこを基準に2つに分け、ARA1200(3-1/2" 1/4oz)寄りにしたSJ(スモールジャークベイト)と、ARC1200(5-1/2" 1/2oz)寄りにしたLJ(ラージジャークベイト)の2本になったそうです。
小さいミノーでも思うように細かく動かせるようにという想いと、大きいミノーでも引き負けないようにするという想いを妥協無く具現化するには、どうしても1本では無理だったとうです。
このSJとLJを比べると、曲がりのポイントがSJがよりティップ寄りなのに対し、LJはそれよりもベリーに寄っています。

また、このベクターの2本・・・ガイドは何とカーボンフレームのAGSガイド!それもスパイラルにセッティングされています。
5.5フィートというショートロッドにAGS&スパイラルセッティングですよ!

当初「AGSは無理なのでトルザイトで・・・」という話にもなったそうですが、究極を追い求めるのに絶対妥協はしなくないというヒロさんの想いがあったのでしょうね。

このAGSガイドによって振り抜けが相当よくなっており、キャスト後のロッドの振れはすぐに収まるそうです。

またスパイラルガイドによって、キャストが正確に決まらないのでは?と思う人も入るかもしれませんが、その心配は全く無いとのことでした。
ちなみに、スパイラルの方向は右利きの人に合わせているそうなので、左利きの人はご注意下さい。

ラインはもちろんシルバースレッドS.A.R.の20lbsを想定しているとのお話でした。

他に、トップウォーター向けのカプリコーンTWはAGSガイドですが、スパイラルではありません。
ウィザードCSは巻物用の中間ロッドで、トルザイトのガイド。
バウンスPDはかなり硬めのガッチリした感じでしたが、こちらもトルザイトのガイドです。

ウィザードとバウンスにはAGSを使わなかった理由は、このあたりになると両手でキャストするので、AGSでなくてもトルザイトでもまぁいいかな、という感じだそうで、「やっぱり価格も大事だよ~」と笑いながらおっしゃられていました(笑)

リールシートは富士工業のPTS
確か昨年出たリールシートだと思いますが、最新技術をふんだんに取り入れていますね^^

ちなみに価格&発売時期はまだ未定。
でも、ここまでこだわって作りこんだロッドなので、前作を下回ることは無く、中でも恐らく1番高くなるのがベクターの2本。
ウィザードとバウンスの方がベクター、カプリコーンより安くなるようです。
まだプロトが完成したばかりの段階なのですが、オフトの人の話によると5~8万円の間になるとか・・・
発売予定時期は夏頃だそうですが、小ロットでも完成した分から出荷出来ないものか?と交渉中だそうで、その場合だと最短で6月ごろから出てくるかもしれないそうです。

色々と書いてきましたが、もちろんこだわったのはガイドシステムだけでなく、想いを形にしたブランクを作るに当たっても、実際に作成するメーカーとオフトとのビジネス上の問題が数々あったそうですが、1年近く話をすり合わせて何とか話がまとまって、ようやく“究極のロッド”を作り上げることが出来たと自信満々におっしゃっていました。
このロッドの出来栄えに、もの凄く自信を持っておられることが、このヒロさんの笑みからも良く分かると思います(笑)

今回のショーでは、ヒロさんから直接長時間色々とお話をお伺いすることが出来ましたし、セミナーでも大変面白いお話を聞かせて頂きました^^
ヒロさんは自分がこの“究極のロッド”を作ることが出来たのは、皆さんからのメーカーへの声がたくさんあったおかげですとしきりにおっしゃっていました。
とにかく、この“究極のロッド”が発売される日が楽しみでなりません^^
何はともあれ、ベクターは1本必ず買いたいと思っています(笑)  

Posted by T.A.K.U. at 22:58Comments(0)バスタックル

2015年02月01日

朽木トラウト 2回戦

朽木渓流魚センターのエリアトラウトへ行ってきました。今シーズン2回目です^^

しかし、前回もそうでしたが、今回も相当な雪の中の釣行です^^;
道中はもちろん雪だらけで、釣り始める前には足元の雪を踏み固めて足場を作らないといけない程です(笑)

とりあえず始めはスプーンで色々と探っていきますが、なかなかの低活性です^^;
やはり、これだけ水温が下がると、ニジマス系には厳しいのかもしれません。

一方、イワナはミノーのトゥイッチに高反応♪
お気に入りのティムコのヴィクセン70F赤金に群れをなして果敢に追いかけてくるのですが、食うには至らず。
こういう時はほぼ正解なので、カラーを変えるか、レンジを変えるか、はたまたルアーのサイズを変えるか・・・
そこで、チョイスしたのは同じ赤金の70sp。
変えて1発で食ってくると、とても快感です。
スプーニングでもミノーでも同じですが、そこまで考えながら釣りをすると、ただ釣るという以上の楽しみがありますね^^

その後はヴィクセン以外にシュマリ55Fやフラットペッパー50Fなども大活躍。
いずれもティムコの廃盤ルアーばかりですが、お気に入りの外せないヤツなので、ヴィクセンとフラットペッパーは大量にストックしています(笑)

そんな感じで持ち帰り用の小ぶりなイワナをミノーで10匹キープした後は、スプーンでデカいニジマスやロックトラウトを狙いますが、なかなかサイズは上がらず。

釣りをしている間、ほぼ雪が降り続いていましたが、時折晴れ間がさしたタイミングでは活性が上がるようで、天候や風というファクターの大切さも再認識しました。
結局、半日で25匹程しか釣れませんでしたが、今回は気持ちのいい釣りができました^^

さて、今週は横浜のショーで色々と盛り上がっているようですが、いよいよ来週は待ちに待った大阪のフィッシングショーです♪
個人的に気になるものを、じっくりと見てきたいと思います^^  

Posted by T.A.K.U. at 19:26Comments(2)トラウト