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2023年02月10日

ダイワ IM Z LIMITBREAKER(フィッシングショー大阪2023)

ダイワ  IM Z LIMITBREAKER(フィッシングショー大阪2023)今年のフィッシングショーで1番の注目株と言えば、このダイワの新型ベイトリール“IM Z LIMITBREAKER TW HD-C”ではないでしょうか。

今までのベイトリールとは一線を画すこのIMZは、Bluetoothでスマホと接続することで、ブレーキをカスタマイズしたり、キャストのログを取ったりすることができ、まさに“デジタルガジェット”とも呼べそうなリールとなっています。

ダイワ  IM Z LIMITBREAKER(フィッシングショー大阪2023)クラッチを切るとスイッチON!でLEDが点灯します。
細かい機能などはメーカーの公式サイトを見てもらうとして、「こんな機能本当に釣りに必要なの?」とも言えそうなものが多いです(笑)
ですが、ダイワがこの製品を発売する意味としては、「ダイワの技術を持ってすればこれくらいのことが出来るのだ!」という事を示すことに他ならず、他メーカーよりも先に“コンセプトカー”のようなリールを市販することで“最先端”を進んでいるということをアピールする為だと私は考えます。
125,000円とかなりお高い価格設定なのでたくさん売れるとは思えませんが、新時代の幕開けを感じさせてくれるリールですね。

では、リールとしての基本性能はどうなっているのか?
スマホと連携できるというだけでなく、フィッシングショーではその辺についても展示がありました。

ダイワ  IM Z LIMITBREAKER(フィッシングショー大阪2023)Z BLACK LTD.からの変更点として、スプールは38mm径と同じですが、素材は超々ジュラルミンからG1ジュラルミンになっています。
ブレーキについてはインテリジェントマグフォースとなり、本体のボタンをクリックすることでブレーキモードを変えることが出来ますが、バッテリー切れの際には一番強くブレーキが掛かるモードに固定されるようです。
また、スマホからブレーキモードを追加することも出来るようで、今後は追加のブレーキ設定なども出てくる予定だそうです。

ダイワ  IM Z LIMITBREAKER(フィッシングショー大阪2023)次にメインギアですが、真鍮素材のタフデジギアからG1ジュラルミン製のハイパードライブデジギアになっています。
「ノイズレベルは50%以下に大幅に減少」と書かれていましたが、グラフっぽいものの軸が何を表しているのかが書かれていないのでよく分かりません・・・
昨年、22ステラの“INFINITY LOOP”についての記事でも書きましたが、釣り具メーカーはこういう曖昧な“絵”を“グラフ”のように装い、科学的な裏付けがあるかのように示すのは早々とやめて頂きたいです。
右側のグラフについても同様で、データを示すなら“イメージ”ではなく“数値”を示して貰いたいと切に願います。

ダイワ  IM Z LIMITBREAKER(フィッシングショー大阪2023)ハウジングは全てアルミ製
Zも同じフルアルミですが、超高剛性スーパーメタルハウジングから、ハイパーアームドハウジングとちょっとカッコイイ名前に変わっています(笑)
ドラグは単板構成から多板構成へと変更されており、最大ドラグ力は6kgから7kgへとUPしています。

このように、基本性能も正常進化しており、デジタル化ということは別として、リールとしてのポテンシャルは上がっていると言えそうです。
ちなみにZ BLACK LTD.の価格は58,000円ですが、IM Zの価格を見てしまうと、ちょっと安く感じてしまうのが不思議です(笑)

フィッシングショー大阪レポート2023(目次)






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この記事へのコメント
ご無沙汰しています。今年もフィッシングショーのタックルネタを毎回楽しく読ませてもらっています。
グラフのような絵を載せる説明についての指摘は、私も全くの同感です。せっかくの技術的な説明が台無しですよね。
昨今の値上げで10万円の大台を突破する製品も多くなってきましたね。実売価格で2-3割下がるとはいえ、5-6万円台の一昔前のハイエンドモデルの価格がお手頃に感じてしまい、金銭感覚がマヒしてしまいそうです。

昨年のフックリムーバーとホルダーの記事を拝見して、自分も今年フックリムーバーを導入することにしました。
前から気になっていた製品ですが、わかりやすいインプレで大変参考になりました。ありがとうございます。
Posted by shin1979shin1979 at 2023年02月10日 20:32
shin1979さん

いつもありがとうございます。
技術力で売っているメーカーが、そういう演出をしたらあかんでしょーといつも思いますが、なかなか改善されないですよね^^;
しかし、ハイエンドの値段がヤバいことになってきましたね。エアリティがちょっと安く感じてしまうのが不思議です(笑)

フックリムーバーは超便利ですが、最近DRESSのフックリリーサーという4000円ちょいの似たような商品が出ており、実物を触った感じ悪くは無さそうです。(後日記事にします)
部分的に樹脂を使っているので痛みが早いかもしれませんが、使用頻度がそれほど高くないなら普通に使えそうでした。
Posted by T.A.K.U.T.A.K.U. at 2023年02月11日 07:28
 
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