2014年07月24日
明石 船タコエギング 解説編
先週末3連休の日曜日に、1年ぶりに明石の船タコエギングに行ってきました。
当初行く予定ではなかったのですが、急に日曜日がフリーになり、某遊漁船に電話をしたところ、やはり満席。
ところが、しばらくしたら電話がかかってきて、「1人キャンセルが出たから来る?」とのことだったので行ってきました^^
今回ももちろん私はタコエギングです。
テンヤ船なので、私以外の人はみなテンヤ釣りです。
船長にはもちろんエギでやることを事前に伝え、了解を得ています。
遊漁船によっては断られるところもありますので、ご注意下さい。
今回は「船タコエギング」のタックルや釣り方などを書いておこうと思います。
まずはタックルですが、結構ライトタックルです。
タチウオジギングやスロージギングなどのライトジギング用のロッドに小型ベイトリール。
テンヤの場合、道糸はPE3~5号の大型両軸リール&かなりのパワーの単竿に50号のテンヤとタコにアピールするためのヒラヒラ?などがついているので、テンヤ仕掛けと比べるとロッドだけでもかなりライトなのがよくわかると思います。
また、根がかりはほとんど無いですし、大型のタコでもライトジギングロッドで楽勝で上がってきます。
また少しだけ前にキャストできることもあり、まわりのテンヤ師とも全くと言って良いほどオマツリしません。
ちなみに私のタックルは2本で
硬めのタックルが
ロッド:ダイワ キャタリナBJ 64B-3
リール:ダイワ RYOGA 1016HL
柔らかめのタックルが
ロッド:オリムピック スパーダRV 63L(同等品はこれかな?)
リール:ダイワ アグレスト100SHL(今ならナチュラムで半額みたいです)
を使っています。
なお、硬めと柔らかめのタックルは“潮の状態”によって使い分けます。
エギはタコ用のものではなく、アオリイカ用のものを使います。
エギのサイズは3.5~4号を使います。
ただ、そのままでは軽すぎるので、画像のようにオモリを下に追加しています。
エギのウェイトに穴やシンカーホルダーがあるタイプにオモリを付けています。
オモリの重さも“潮の状態”によって使い分けます。
欲を言えば、カンナをもっと大型のものにしてもいいのですが、バランスを取るために工夫する必要がある&改造が面倒くさいので、私はカンナが少し大きい4号をメインで使用しています。
さて、ここから肝心の釣り方ですが、これはなかなか文章で説明し辛いので、参考程度に読んでください(笑)
まずは軽くキャストして底を取ります。
そこからの基本的な動作は3つ。
1.エギをシェイクして誘いをかける。
2.その場でステイさせる。
3.タコが乗っているかアタリを聴く。
この3つの動作を組み合わせて釣っていきます。
潮でエギが流される&船も動くので、水中でのエギの動きをしっかりとイメージすることが大切です。
潮の流れ方によって、同じように操作しているつもりでも、水中のエギは同じようには動いていません。
テンヤでも同じことですが、自分に向かってくる潮ではツボに入ったようにバタバタっと釣れても、払い出していく潮ではパタッと釣れなくなってしまうという人は、水中での動きが変わってしまっているのに手元では釣れていた時と同じように動かしていることが原因だと思います。
テンヤ師でも本当に上手い人は、自分に対してどんな流れが来ていてもそのことを理解し、しっかり釣っています。
また、刻一刻と潮に流されていくので、ラインには常に注意しておかないと、まわりの人とオマツリしてしまい迷惑をかけてしまいます。
タコが乗っている場合、明確なアタリが出ることは稀で、根がかりしたような重たい感じが出たら、大きくスィープに合わせてやります。
例えば、自分から払い出している潮の場合、ラインを止めていると自然とエギが沖に流されて、オモリが底を擦る「ゴツゴツ」とした感覚が伝わってきますが、それが無くなって重くなっていく感じの場合、タコが乗っていると判断して合わせを入れてやるわけです。
とまぁそんな感じですが、この日のパターンを最後に記しておきます。
スタートからしばらくは、船首から船尾に向かって結構流れが速かったです。
そういう場面でもキャストできるエギは釣りやすいのですが、釣りにならない状況・・・
というのも、私の船首側の数人は今回が初めての人だったようで、潮に流されているのにラインを出しっぱなしなもんだから、私より船尾の人と100%オマツリするという有様^^;
私はまわりとからまないようにキャストしているので、オマツリすることはありませんが、私を挟んで左の人と右の人がマツっていれば、間の私も普通には釣りが出来ず、潮が弱まるまではポロポロと釣った程度。
10時頃からは潮も弱まり、そこからはコンスタントに獲っていきます。
始めは払い出しの潮でしたが、その後向かってくる潮に変わりました。
その違いにもうまくアジャストできたこともあり、最後までペースは落ちることなく最終的に50杯を釣りました。
小型中心でしたが、まぁまぁのサイズも数杯混じり、40人近く乗っている大型船で何と私が竿頭でした♪
この日は「金テープのオレンジカラー」と「赤テープのピンクカラー」でたくさん釣りましたが、色々なカラーをローテーションしながら集中力を切らさないようにしています。
基本的には流れが速いと重いウェイト、ゆるいと軽いウェイトですが、一概にそれが正解というわけでもありません。
キャストアキュラシーを考えると軽い方が扱いやすいですが、エギをどういう感じで底にステイさせたいかを常にイメージすることが大切です。
オモリの重さを変える時には、重さを変える理由を自分なりに説明できればOKだと思います。
とまぁ、色々と書き綴って見ましたが、タコエギングはテンヤより小型が混じることもあり、数は釣りやすいのでかなり楽しめます。
次は8月初めに、仲間たちと共に出撃予定です♪
【2017.07 関連記事追記】
・関連記事1(爆釣!船タコエギング 2回戦 in 明石)・・・2017年現在のタックルや釣り方を書いています。
・関連記事2(明石 船タコエギング 初戦で竿頭!)・・・潮についての考え方を書いています。
当初行く予定ではなかったのですが、急に日曜日がフリーになり、某遊漁船に電話をしたところ、やはり満席。
ところが、しばらくしたら電話がかかってきて、「1人キャンセルが出たから来る?」とのことだったので行ってきました^^
今回ももちろん私はタコエギングです。
テンヤ船なので、私以外の人はみなテンヤ釣りです。
船長にはもちろんエギでやることを事前に伝え、了解を得ています。
遊漁船によっては断られるところもありますので、ご注意下さい。
今回は「船タコエギング」のタックルや釣り方などを書いておこうと思います。

タチウオジギングやスロージギングなどのライトジギング用のロッドに小型ベイトリール。
テンヤの場合、道糸はPE3~5号の大型両軸リール&かなりのパワーの単竿に50号のテンヤとタコにアピールするためのヒラヒラ?などがついているので、テンヤ仕掛けと比べるとロッドだけでもかなりライトなのがよくわかると思います。
また、根がかりはほとんど無いですし、大型のタコでもライトジギングロッドで楽勝で上がってきます。
また少しだけ前にキャストできることもあり、まわりのテンヤ師とも全くと言って良いほどオマツリしません。
ちなみに私のタックルは2本で
硬めのタックルが
ロッド:ダイワ キャタリナBJ 64B-3
リール:ダイワ RYOGA 1016HL
柔らかめのタックルが
ロッド:オリムピック スパーダRV 63L(同等品はこれかな?)
リール:ダイワ アグレスト100SHL(今ならナチュラムで半額みたいです)
を使っています。
なお、硬めと柔らかめのタックルは“潮の状態”によって使い分けます。

エギのサイズは3.5~4号を使います。
ただ、そのままでは軽すぎるので、画像のようにオモリを下に追加しています。
エギのウェイトに穴やシンカーホルダーがあるタイプにオモリを付けています。
オモリの重さも“潮の状態”によって使い分けます。
欲を言えば、カンナをもっと大型のものにしてもいいのですが、バランスを取るために工夫する必要がある&改造が面倒くさいので、私はカンナが少し大きい4号をメインで使用しています。
さて、ここから肝心の釣り方ですが、これはなかなか文章で説明し辛いので、参考程度に読んでください(笑)
まずは軽くキャストして底を取ります。
そこからの基本的な動作は3つ。
1.エギをシェイクして誘いをかける。
2.その場でステイさせる。
3.タコが乗っているかアタリを聴く。
この3つの動作を組み合わせて釣っていきます。
潮でエギが流される&船も動くので、水中でのエギの動きをしっかりとイメージすることが大切です。
潮の流れ方によって、同じように操作しているつもりでも、水中のエギは同じようには動いていません。
テンヤでも同じことですが、自分に向かってくる潮ではツボに入ったようにバタバタっと釣れても、払い出していく潮ではパタッと釣れなくなってしまうという人は、水中での動きが変わってしまっているのに手元では釣れていた時と同じように動かしていることが原因だと思います。
テンヤ師でも本当に上手い人は、自分に対してどんな流れが来ていてもそのことを理解し、しっかり釣っています。
また、刻一刻と潮に流されていくので、ラインには常に注意しておかないと、まわりの人とオマツリしてしまい迷惑をかけてしまいます。
タコが乗っている場合、明確なアタリが出ることは稀で、根がかりしたような重たい感じが出たら、大きくスィープに合わせてやります。
例えば、自分から払い出している潮の場合、ラインを止めていると自然とエギが沖に流されて、オモリが底を擦る「ゴツゴツ」とした感覚が伝わってきますが、それが無くなって重くなっていく感じの場合、タコが乗っていると判断して合わせを入れてやるわけです。
とまぁそんな感じですが、この日のパターンを最後に記しておきます。
スタートからしばらくは、船首から船尾に向かって結構流れが速かったです。
そういう場面でもキャストできるエギは釣りやすいのですが、釣りにならない状況・・・
というのも、私の船首側の数人は今回が初めての人だったようで、潮に流されているのにラインを出しっぱなしなもんだから、私より船尾の人と100%オマツリするという有様^^;
私はまわりとからまないようにキャストしているので、オマツリすることはありませんが、私を挟んで左の人と右の人がマツっていれば、間の私も普通には釣りが出来ず、潮が弱まるまではポロポロと釣った程度。
10時頃からは潮も弱まり、そこからはコンスタントに獲っていきます。
始めは払い出しの潮でしたが、その後向かってくる潮に変わりました。
その違いにもうまくアジャストできたこともあり、最後までペースは落ちることなく最終的に50杯を釣りました。
小型中心でしたが、まぁまぁのサイズも数杯混じり、40人近く乗っている大型船で何と私が竿頭でした♪
この日は「金テープのオレンジカラー」と「赤テープのピンクカラー」でたくさん釣りましたが、色々なカラーをローテーションしながら集中力を切らさないようにしています。
基本的には流れが速いと重いウェイト、ゆるいと軽いウェイトですが、一概にそれが正解というわけでもありません。
キャストアキュラシーを考えると軽い方が扱いやすいですが、エギをどういう感じで底にステイさせたいかを常にイメージすることが大切です。
オモリの重さを変える時には、重さを変える理由を自分なりに説明できればOKだと思います。
とまぁ、色々と書き綴って見ましたが、タコエギングはテンヤより小型が混じることもあり、数は釣りやすいのでかなり楽しめます。
次は8月初めに、仲間たちと共に出撃予定です♪
【2017.07 関連記事追記】
・関連記事1(爆釣!船タコエギング 2回戦 in 明石)・・・2017年現在のタックルや釣り方を書いています。
・関連記事2(明石 船タコエギング 初戦で竿頭!)・・・潮についての考え方を書いています。
Posted by T.A.K.U. at 18:11│Comments(4)
│タコエギング
この記事へのコメント
とても分かりやすいですね( ´ ▽ ` )ノ
竿頭♪凄い!
ほんとうまいですよね
まだまだ追加でドンドンあげてください!
竿頭♪凄い!
ほんとうまいですよね
まだまだ追加でドンドンあげてください!
Posted by ひで at 2014年07月24日 18:52
> ひでさん
ありがとうございます。
今回は後半イメージがしっかり出来ていたことが良かったと思います。
こんな感じのブログもまた書いていきたいと思います^^
ありがとうございます。
今回は後半イメージがしっかり出来ていたことが良かったと思います。
こんな感じのブログもまた書いていきたいと思います^^
Posted by T.A.K.U.
at 2014年07月24日 22:02

やはり船ですかねぇ?^^;
明石や淡路島へおかっぱりランガン釣行するも単発ですわ。。。
もちろんタコエギングですが。。。
明石や淡路島へおかっぱりランガン釣行するも単発ですわ。。。
もちろんタコエギングですが。。。
Posted by 姫路オコゼ at 2014年07月29日 11:13
> オコゼさん
船だといいポイントに直撃できるので、やっぱり数もサイズも伸びますね。
オフショアタコエギングに興味があればレクチャーしますよー(笑)
船だといいポイントに直撃できるので、やっぱり数もサイズも伸びますね。
オフショアタコエギングに興味があればレクチャーしますよー(笑)
Posted by T.A.K.U.
at 2014年07月29日 12:25
