ナチュログ管理画面 海釣り・ソルトウォーター 海釣り・ソルトウォーター 近畿 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2024年02月19日

VARIVAS MAX POWER PE X9(フィッシングショー大阪2024)

昨今のPEラインは低価格化が進み、私達ユーザーにとっては嬉しい話なのですが、言い換えれば販売するメーカー側からすると利益率が低下しているという事に他なりません。
となると、メーカーとしては付加価値を付けた高価格帯の製品をリリースしたいというのが本音でしょうか。

高価格帯のPEと言えば、YGKの“SHINJI X9”や、ダイワの“デュラセンサー12EX”がありますが、バリバスからもそれに追従した(と言っても、前の2つと比べるとリーズナブルです)高級路線のラインが出るみたいです。

それがこの“MAX POWER PE X9”というラインですが、8本撚りのラインに芯線を入れたSHINJI X9のような構造になっています。

また、“Vertical Braid工法(縦編み)”の採用ということで、3%台という超低伸度化に成功したそうです。
この“縦編み”というのがどういうものかはっきりしませんが、シマノのビットブルなどに採用されている、ラインを疎編みする「タフクロス2」と似ているのかな?と思いました。
編み密度が低いと原糸が直線状になるので、新品時の直線強力は高くなり、低伸度になると思います。
ただ、密編みと比べるとどうしても耐久性は低くなってしまいますが、その辺は新しい“SP-TⅡ”コーティングで補いながら、十分な耐久性は確保されているのだろうと信じたいです。

“アバニジギング10X10 マックスパワーPE X9”は既に発売されているようで、ちょっとお高めではありますがそこまでぶっ飛んだ価格(笑)ではないので、試してみる価値はありそうですね。

“MAX POWER PE X9シリーズ”はこれから来年にかけて、エギング用、イカメタル用、シーバス用、トラウト用と展開していくそうです。

とりあえず“アバニジギング10X10 マックスパワーPE X9”は、私がよく使う0.6号から2号あたりは300m巻きが用意されているのは嬉しい所。
価格が落ち着いて安くなったタイミングで一度試してみたいと思います^^

フィッシングショー大阪レポート2024(目次)  

Posted by T.A.K.U. at 00:01Comments(0)タックル

2024年02月18日

スタジオオーシャンマーク OG2100V3/HR100SS-H(フィッシングショー大阪2024)

フィッシュグリップが身近になり出した時は、ボガグリップかオーシャングリップかという二択でした。
私は初期モデルの“OG2507”をメンテナンスに出しながら今も現役で使っていますが、各社からたくさんのフィッシュグリップがリリースされたこともあり、その他も色々と所持しています。

それらをシーンに合わせて使い分けてはいますが、結局のところ軽くてシンプルなものが使用頻度が高いんですよね。
となると、やぱり代表的なのはスタジオオーシャンマークの“OG2100”です。
オーシャンマークのフィッシュグリップは価格的には高めではありますが、モノづくりへのにこだわりが感じられて、メーカーのメンテナンスに出せば、末永く使い続けられるという点も魅力的です。

“OG2100Newbie”が出てかなり買いやすい値段になっていましたが、どうやら生産が出来なくなってしまったそうで、新たに“OG2100VIII”というニューモデルがリリースされるようです。
非常に軽くて使いやすいのは従来通りで、グリップ部分のデザインが少し変更されています。
サイズ感もちょうどいいので、良いモノを長く使いたいというアングラーにはいい選択肢になることでしょう。

他には、フックリムーバーの小型サイズ“HR100SS-H”も展示されていました。
“HR165S SEABASS”に出会ってからフックリムーバーの虜になっていますが、本当に便利です。
ライトゲーム主体のアングラーには“HR100SS-H”があると、かなり快適な釣りが出来るのではないでしょうか。
私はシーバスがメインなのでHR165Sが最適だと思っていますが、見た目にちょっとカワイイので欲しくなってしまいました(笑)

フィッシングショー大阪レポート2024(目次)へ  

Posted by T.A.K.U. at 00:01Comments(0)タックル

2024年02月17日

ダイワ/シマノ クーラーボックス(フィッシングショー大阪2024)

今回は「クーラーボックスの展示」について記事にしたいと思います。

まず、ダイワブースから。
いくつかのクーラーボックスの断面がわかる展示がされており、発泡スチロール(発泡ポリスチレン)発泡ウレタン真空パネルがどのように配置されているかがよく分かりました。
また、真空パネルと言っても、その周りにはウレタンが充填されており、形状にフィットするようになっています。
(真空パネルは切断したことで膨張しています)

ちなみに「真空パネルのクーラーはネジ止めができない」というのが、私の中の常識でしたが、ダイワのクーラーはこのウレタンが充填されている部分の厚さを考慮して、オプションパーツのネジの長さを決めているので、真空パネルのモデルであってもネジ止めが可能とのことです。
もちろんダイワのクーラー+純正のオプションパーツに限る話ですが、これは素晴らしいです^^

さらに、上の蓋部分はどのモデルも発泡スチロールになっていて、6面真空パネルのモデルでも真空パネル+スチロールとなっています。
まぁこれは、冷気は下に下がっていくのでウレタンにして上の断熱を少し上げたとしても効果は薄く、重くなることで開閉し辛くなってしまうデメリットを避ける狙いがあると思いますが、これについては質問はしていません。

“真空パネル”の単体も展示されていましたが、思っていたよりも随分簡易的なものですね。
“パネル”と言うので「魔法瓶のようなステンレスなどの金属で覆われたもの」をイメージしてしまいそうですが、実際は“布団圧縮袋”のようなものです(笑)
要は真空で断熱できればいいので、袋の中に布団のように膨らむ基材を入れてから中の空気を抜いて密閉してやれば、その効果は発揮できます。
軽い布団でも大きな嵩のものを圧縮すれば密度が上がるので、こんな軽そうな真空パネルでも結構重量は増えてしまうとのことです。

シマノブースにも同じように、クーラーボックスの断面の展示がありましたが、画像を見て頂ければわかるように、基本構造はほぼ同じです。
真空パネルも、周りにウレタンが充填されているのも、上蓋は発泡スチロールというもの同じですね。
という事は、断熱面で言えば似たようなスペックであれば両社で大きな差は無いと言えるでしょう。

また、優れた保冷力を示すデモとして、クーラーボックスに氷をたくさん入れて、こんなに時間が経ってもこんなに氷が残っているよ!という展示もありました。

釣り用クーラーボックスと言えば、今やダイワとシマノのほぼ2択という感じですが、両社とも同じような構造なので保冷力で差別化できるという感じではなさそうですね。
今後、何か画期的な断熱構造が出てくれば状況は変わるのかもしれませんので、“新たな発明”に期待しましょう^^

フィッシングショー大阪レポート2024(目次)へ  

Posted by T.A.K.U. at 00:01Comments(0)タックル

2024年02月16日

ダイワ ウェーディングパンツ WP-3000S(フィッシングショー大阪2024)

私のホームフィールドは瀬戸内海の激流エリアなのですが、干満差が激しい場所なので普段ウェーダーを使うことが多いのです。
ウェーダー選びは毎度悩んでいますが、現在使っているFoxfireのJ-Streamウェーダーがそろそろ限界にきています。
合わせて使っていたウェーディングシューズは3足目に突入しましたが、ウェーダーは5年以上も耐えておりとても優秀です。
補修しながら使っていて、かなり気に入っているのですが、もう同じモデルは販売していないんですよね(>_<)
ただ、これと同じタイプの“ウエストハイのストッキングウェーダー”となると、かなり選択肢が少なく・・・

そんな悩める私にとって、一つの選択肢になるウェーダーがダイワから発売されるとのことなので、ブースで見てきました。
“ウェーディングパンツ WP-3000S”というモデルですが、4層の透湿素材を使ったタイトフィットモデルです。
スラッとしているものが好みですし、磯を歩く事が多いので立体裁断というもの魅力で、ジーンズスタイルのサイドポケットがあるのも便利そうです^^

実物が展示されているものを見る限り、ライトな感じで使いやすそうでした。
ただ、ウェーダーは試着して買わないと「思っていたのと違う・・・」ということにもなってしまいがちなので、発売されたらどこかで試着したいところです。
ただ、関西圏にはウェーダーを豊富に扱っている店が無いのでどうしたもんかなぁと^^;
ちなみに今のJ-Streamウェーダーは東京に出張に行った際に試着購入しました(笑)

フィッシングショー大阪レポート2024(目次)へ  

Posted by T.A.K.U. at 00:01Comments(0)タックル

2024年02月15日

ダイワ TATULA XT(フィッシングショー大阪2024)

1つ前の記事でオシャレなシマノのインショアロッド“インステージ”について書きましたが、こちらはダイワの“TATULA XT”という、エントリーモデルで見た目にもベーシックなバスロッドです。
エントリーモデルだけに値段が11,600~13,300円と、とてもリーズナブルでありながら、ブラックとシルバーのシンプルな色使いで、カッコイイリールシートも付いていて、これからバスフィッシングを始めるという方にはかなり良さそうなロッドでした。

バスは多種多様な釣り方があり、それによって適したロッドも違ってくるので、どうしてもタックルが多くなってしまいがちですが、安価なロッドだと数も揃えやすいですね。
TATULAのリールと組み合わせは統一感があって、かなり良い感じでした^^

一方、上位モデルの“TATULA エリート”はかなり個性的な見た目です(笑)
昔はこういうカラーのロッドがあったような気がしますが、最近では珍しいカラーですね。
バスフィッシングの本場アメリカでは、高価なロッドを使う人は少ないとも聞きますし、日本と違って見た目に個性的なものも多いので、海の向こうでは受け入れられるのかもしれません。
ロッドそのものはきっと良いモノなのでしょうが、私好みの見た目ではありませんでした(笑)

フィッシングショー大阪レポート2024(目次)へ  

Posted by T.A.K.U. at 00:01Comments(0)タックル

2024年02月14日

シマノ インステージ(フィッシングショー大阪2024)

今年のシマノブースで見つけた、ちょっとカッコイイロッド!
それがこの“インステージ”です。
シマノが提唱する“インショア”ゲームに対応したロッドで、私の興味があるのはボートシーバスロッドです。

シマノのボートシーバス用のロッドとしては“ディアルーナBS”“ムーンショットBS”がありましたが、高級路線ではなかったので、「もっとタックルにこだわりたい!」という人にとっては物足りなかったのかもしれません。
かく言う私はディアルーナBSを1本持っていますが、安いし使いやすいので正直これで十分だと思っているのですけど(笑)

目を引くのはガイドのラッピングがターコイズのような鮮やかな水色になっているところで、今までのソルトロッドの見た目とは違っていてかなりオシャレです。
今までのソルトロッドってどのメーカーであっても同じような見た目でしたが、インステージはそれとは一線を画していて、とりあえずイイ感じのロッドでした(笑)

画像の番手は“S66ML”で私が持っているディアルーナBSと同じですが、ちょっと触ってみた感じではカーボンモノコックグリップになっている事を除けば、同じような使用感かな?と思いました。
実釣で使ったわけではない、あくまでもちょっと触っただけの印象なので、本当は違いがあるのかもしれませんが・・・

ワールドシャウラリミテッドのような虹色に輝くロッドも面白いですが、こういうちょっとアクセントを加えたロッドもまたいいなぁと思ったというお話でした^^

フィッシングショー大阪レポート2024(目次)へ  

Posted by T.A.K.U. at 00:01Comments(0)タックル

2024年02月13日

SLPW 実演メンテナンス&不具合体験(フィッシングショー大阪2024)

24セルテートと19セルテートの重量比較と考察の記事を挟みましたが、気を取り直してフィッシングショー関連の記事を書いていきたいと思います。

ソルティガセミオーダーSLPWorksのブースには製品の展示だけでなく、実演メンテナンス不具合が出ているリールと問題の無いリールの巻き比べが出来るコーナーがありました。

私が見た時は、ベイトリールを分解するメンテナンスの実演中でしたが、普段は人に見られながらメンテナンスをするわけではないので、かなり緊張されておられました^^
そりゃぁ人にジロジロ見られながら作業するのは、あまり気持ちのいいものではないという人も多いでしょうから仕方ないところだと思いますが、作業風景を見せるというのはその作業に自信があるからであって、そういう心意気はカッコイイなと思いました。

ベイトリールは私も時々分解清掃をしますが、仕方なしでやることが大半あので、結構テキトーにやってしまいます(笑)
ですが、実演ではトルクドライバーを使ったトルク管理をされていて、「さすがメーカーメンテナンス!」という印象を受けました。

不具合体験はベアリングにゴロつきが出ているものと、そうでないものを比べることが出来ましたが、私が巻いても明らか違いがあって、やっぱり定期的にメンテナンスに出さないとだめだなぁと実感。

「こういう巻き心地ならオーバーホールに出しましょうね」というような意味合いだったと思いますが、普段何気なく使っているリールの調子を感じられるようなこういう展示はフィッシングショーならではだと思います。

ついつい新製品に気を取られてしまいますが、こういう役に立つ展示が見られるのもフィッシングショーの醍醐味ではないでしょうか^^

フィッシングショー大阪レポート2024(目次)へ   

Posted by T.A.K.U. at 00:01Comments(0)雑談

2024年02月12日

24セルテートと19セルテートの重量比較からの考察

24セルテートの入荷情報と共に、我が家にも注文していた“24セルテート LT4000-CXH”がやってきましたので、フィッシングショー関連の記事を一時中断しそのことを書きたいと思います^^
届いただけの記事ではつまらないので、今回は“19セルテート LT4000-CXH”との重量比較からの考察をしていきます。

まずは、“24セルテート LT4000-CXH”のフルノーマル状態。
総重量は「237g」
カタログ値が235gなので、妥当な値です。

ちなみに手元のデータでは19セルテートのノーマル時の総重量は236gと記録しているので、総重量はほぼ変わらずですね。
デジタルスケールは0.01gまで表示はされますが、安物なので信頼度はそこそこだと思ってください(笑)

続いて“スプール”“ドラグノブ”
スプール「34.6g」
ドラグノブ「9.3g」
手元のデータでは19セルテートの初期スプール重量は33.9gなので、スプールの重さもほぼ変わらずといったところです。
・・・フィッシングショーで「スプールも軽くなっています!」とブースの人が言っていましたが、あれはだったのでしょうか(笑)

お次は“ハンドル”
ハンドル(HG-Tラージノブ付き)「26.5g」
ハンドル単体「16.3g」
ハンドルアーム長は60mmです。

さて、ここからは比較ですが、まずはこの画像から。

こちらは“19セルテート LT4000-CXH”のパーツになります。
ドラグノブ(19セルテート)「7.9g」
ハンドル単体(19セルテート)「14.6g」
ハンドルアーム長はもちろん同じ60mmです。

ドラグノブは裏側の色が違うので、その部分の材質が違うのかもしれませんが、24セルテートの方が約1.4gも重くなっています。

また、ハンドルも24セルテートの方が1.7g程重いです。
手持ちにもう1本19セルテートの60mmハンドルがあるので、それも測定してみましたが、そちらは14.5gでした。
24のハンドルの方が10%以上重いので、とても“誤差”とは考えられません。
見た目にはほぼ同じですが、24セルテートはハンドルが変更されていると考えてもいいでしょう。

重量測定のついでにスプール内とスプール受けのカラーをベアリングに交換
作業について知りたい方は、以前書いたこちらの記事に書いているのと同じですので参考にして下さい^^

そして、ベアリング追加後の“本体重量”の比較がこちらになります。
19セルテート本体「170.3g」
24セルテート本体「166.1g」

総重量はほぼ変わらずということは、新形状のエアドライブローターと細くなったベールアームで軽くなった分が、ドラグノブとハンドルの重量増で相殺されているようですね。
エアドライブデザインの説明では「フロントユニットの軽量化」を謳っているのに、手元から一番遠いドラグノブが重たくなっているので、24セルテートはより高強度なものが使われているのかも?

はじめ、「ATD TYPE-Lはドラグノブで対応が決まるのか!?」と思いましたが、ネットの画像を見る限り22イグジストや23エアリティは19セルテートと同じ色に見えますので、ワッシャーやグリスなどに違いがあるのでしょうか・・・お詳しい方がいらっしゃれば是非教えてください。

最後に、ラインローラーの比較画像も載せておきます。
ツイストバスターⅡがⅢに進化しています。
色だけでなく形状も違っており、24セルテートは真ん中に溝が入っているのがわかると思います。
この溝がラインローラーを通過する糸のバタつきを抑制するそうですが、今までバタつきを感じたことはありません(笑)

スプール内&受けのカラーをベアリング化に加えて、ハンドルノブの交換&シム調整も完了。
お気に入りのU専務のリールスタンド(19セルテート用)も装着できたので、後は1.0号のPEを巻いて、春シーズンの磯マルを初陣にしたいと思います。

最後に“巻き心地”ですが、ギアが硬いためか若干シュルシュルした感じがあります。
19セルテートの新品時も同じような感じでしたが、ギアのアタリがつくと収まりそうなので、これからガンガン使っていくことにしましょう^^

[24セルテート関連記事]
釣具店での実機展示
フッシングショーレポート  

Posted by T.A.K.U. at 00:01Comments(0)タックル

2024年02月11日

SLPW ソルティガセミオーダー(フィッシングショー大阪2024)

エアリティSTを見た時にも思いましたが、リールのカラーってやっぱり重要な要素だと思うんですよね。
性能的には変わりなくても、趣味のモノですから気に入った道具を使いたいと思う人は少なくないはず。
最近はリールのカスタムパーツが色々と販売されており、それを使ってカスタムしている人も多いと思いますが、それらのパーツのさらに上をいくカスタマイズをメーカー純正でやっているというのは嬉しいです。

この“ソルティガセミオーダー”なんかがまさにそれで、昔から釣りをしている我々には「ソルティガ=鮮やかな青」というイメージが刷り込まれているわけです(笑)

このソルティガブルーは最高じゃないですか!
ノーマルモデルと同スペックで値段がちょっと高かったとしても、私はこっちを選びたいと思ってしまいます。
実物の色味は本当に綺麗で、ブースで見とれてしまいました(笑)

SLPWにはこういう所有感をくすぐるアイテムをどんどんリリースしてもらいたいですね^^

フィッシングショー大阪レポート2024(目次)へ  

Posted by T.A.K.U. at 00:01Comments(0)タックル

2024年02月10日

ダイワ UVF PEデュラセンサーx12EX+Si3(フィッシングショー大阪2024)

「名前が長げーよ!」とツッコミたくなってしまいますが、ダイワの新しいPEラインUVF PEデュラセンサーx12EX+Si3について書きたいと思います。
ひとつ前の記事ではスペクトラを原糸に使ったシマノの“ハードブル8+”という変わり種のPEラインについて書きましたが、こちらは12本編みの“普通”のPEラインです。

PEラインマニアである私は、毎年フィッシングショーで各社のPEをチェックするのを楽しみにしていますが、ダイワブースでは専門色の強い方が担当されていたのでかなり濃いお話が出来ました^^

ダイワブースではこのような“模型”が用意されていて、違いがよく分かるように工夫されていました。
こういうちょっとしたアイテムがあるだけで商品の魅力をしっかり伝えられるので、非常に良いと思います^^

そもそも12本編のPE自体選択肢が少ないのですが、ダイワのデュラセンサー12EXは一般的な“丸打ち”とは違って、“角打ち”という編み方がされているそうです。
縮めた時に中心部に空洞が出来る丸打ちに対して、角打ちはそうならないことが模型で体感できました。
ちなみに、角打ち12本編みを採用しているのはダイワだけだそうです。

12ブレイドラインのスムーズさを手で触って感じられるように、8ブレイドのラインとの触り比べも出来ました。
細い号数では8ブレイドもツルツル触感ですが、太くなってくるとザラザラ感を感じるようになります。
12ブレイドはそのザラザラ感がかなり少なく、「こんなに違うんだ~」という比較も出来ました。

また、キャスティング専用として“ソルティガデュラセンサー12EX”も展示されていました。
多くのPEラインはラインそのものは同じで、カラーを変えたものを、別の名前で販売していることが多いのですが、このソルティガのラインは通常のデュラセンサーよりもキャスティングすることに合わせたチューニングをしているとのことでした。

ダイワの12ブレイドは一時使っていたこともあり、ライン表面のスムーズさと耐久性については、かなり良いことが感じられましたが、何せ値段が高いのがネックで・・・
今や8ブレイドのPEラインの価格は大きく下がり、私が今メインで使っているYGKのラインなら、セールを狙うと300mで3000円台というところなので、なかなか手が出しにくいんですよね。

とは言え、ここ最近は各社から高級PEも出てきていていますが、例えばYGKの“SHINJI X9”は300mで15,000円程の実売価格となっています・・・
この“デュラセンサー12EX”は定価が14,000円なので、シンジX9よりは安くなるようですが、それでも10000円程はすると思われるのでかなり高級なラインになってしまいます。

機会があれば是非とも「使ってみたい!」と思うラインではあるので、これからその機会をうかがっていこうと思います(笑)

フィッシングショー大阪レポート2024(目次)へ  

Posted by T.A.K.U. at 00:01Comments(0)タックル