2017年12月30日
磯を歩きやすいウェーダー選び
使っているとどんどん消耗してくるものは、いつかは買い替え時がきてしまいます。
今年の秋のことですが、エギング中に6年間使ったウェーダーが寿命をむかえました^^;
磯を歩き回っている時にソールが剥がれるというハプニングで大変でしたが、さらに少し浸水していることもあって、その後新しいウェーダーを購入することにしました。
※はじめに断っておきますが、今回紹介するウェーダーは、瀬戸内海の波のない平らな磯を歩くことを想定しているものです。
荒れた海での磯からのヒラスズキ用とは全く異なりますので、ご注意下さい。
ウェーダーと言っても色々とタイプがありますが、まずは“生地”について。
春~秋に磯を歩き回る用途なので透湿タイプで無いと話になりません。
昔は安価な非透湿のナイロンウェーダーを使っていましたが、中がムレるので汗をかきやすく、夜になるとその汗が冷えて悲惨な状況になっていました^^;
透湿タイプだとその不快感がかなり低減されるので、もはや非透湿タイプには戻れません(笑)
他にはネオプレン素材のウェーダーもありますが、夏の磯歩きでは暑くて使えないので除外しています。
“長さ”については、胸まである“チェストハイ”か、腰までしかない“ウエストハイ”か。
選択肢が多いのはチェストハイです。
「大は小を兼ねる」と言ったところなのかもしれませんが、チェストタイプだと用を足すのも一苦労ですし、ディープウェーディングはしないので、私にはウエストハイで十分です。
また、ウエストハイはサスペンダーが無いので、肩凝りしないのも非常に嬉しいところです。
次に“足元”ですが、ブーツになっているものと、ストッキングになっているものがあります。
前に使っていたmazmeの透湿ウェーダーはブーツタイプでしたが、長靴を履いているような感覚でそれ程歩きやすいとは言えませんでした。
ストッキングタイプはウェーディングシューズと合わせて使うのでその分コストもかかりますが、歩き易さで言えばこちらが上です。
ストッキングタイプの欠点は価格面以外に、砂浜でウェーデングするとシューズ内に砂が入り込みかなり不快になるということ。
さらに脱着はブーツタイプの方が圧倒的に楽なので、どちらも一長一短といったところでしょうか。
また“ソール”もフェルトやフェルトスパイク、ラジアルなど色々とありますが、磯歩きがメインなのでフェルトスパイク一択。
そこから色々と調べていった結果、最終的にサスペンダー無しのストッキングタイプ+ウェーディングシューズという組み合わせで候補を絞り込みました。
最終選考まで残ったのは、以下の3つ。
・リトルプレゼンツ N3 ウエストハイウェーダー
・パズデザイン BSフィットハイウェーダー
・Foxfire J-Streamウェーダー
ここまで絞ってくると、最後の問題はサイズや使用感です。
どこかで試着出来ればいいのですが、(特に関西の)釣具店には安価なナイロンウェーダーは置いていますが、高価なものはほとんど在庫がありません・・・それでも色々な店を巡って探し回った結果、パズのウェーダー以外は試着することが出来ました。
リトルプレゼンツのN3 ウエストハイウェーダーは価格は安めですが、ソックス部の厚みが非常に気になりました・・・
N3ウェーダーとBSウェーダーはクロロプレンの4mm厚ですが、J-Streamウェーダーは少し薄く(3.5mm?)なっています。
某店舗でJ-Streamウェーダーを実際に履いてみると、ソックス部の厚みはかなり薄く感じられ、これなら違和感はありません^^
スリムタイプで驚くほど軽く、水抜けも良さそうです。
ということでウェーダーは“Foxfire J-Streamウェーダー”に決定♪
お次は合わせるウェーディングシューズですが、近くの店舗にあったのがリトルプレゼンツのミッドストリームWDシューズとアングラーズデザインのアドバンスウェーディングシューズIIの2つ。
価格はリトルプレゼンツの方がかなりお安いですが、履いた感じのフィット感はもうひとつで、自分の足型には合いませんでした。
一方、アングラーズデザインの方はMサイズでいい感じで、サイドジッパーも付いているので脱ぐのも楽そうです。
さらに水抜けを良くする穴があって、疲労が軽減されるという売り文句にも心を動かされました(笑)
他にもシムスのウェーディングシューズなんかも気にはなっていたのですが、シューズは試着しないと買う気にはなれないので、結局アングラーズデザインに決定。
そんな感じで、「J-Streamウェーダー+アドバンスウェーディングシューズII」の組み合わせで最終結論としました^^
実際に履いてみると・・・
今までのブーツタイプと比べると、足にフィットしているので格段に歩き易くなりました^^
また、水から出たときに普通の磯靴だと濡れたコンバースのようにカポカポする感じ(って、分かりますよね?笑)になってしまいますが、効果的に排水されているからかそうはならず、不快感もありません。
今回ウェーダーが寿命を迎え、ある意味仕方なく買い換えたわけですが、「2017年の最高のギア」を選ぶとすれば、「J-Streamウェーダー+アドバンスウェーディングシューズII」を表彰したいと思います(笑)
釣具といえばロッドやリールが目立ってしまい、こういう“ギア”は適当に見られがちですが、こういう装備こそが快適な釣りにつながるので、とても重要なことだと思います。
やはり道具選びには多くの情報が必要だと思うので、この記事を読んで下さった方の参考になれば幸いです^^
※最後にもう一度断っておきますが、今回選んだウェーダーは、瀬戸内海の穏やかで平らな磯歩きに適したものです。
荒れた磯からのヒラスズキ釣りの装備とは全く異なりますので、ご注意下さい。
今回登場したギアはこちら!
今年の秋のことですが、エギング中に6年間使ったウェーダーが寿命をむかえました^^;
磯を歩き回っている時にソールが剥がれるというハプニングで大変でしたが、さらに少し浸水していることもあって、その後新しいウェーダーを購入することにしました。
※はじめに断っておきますが、今回紹介するウェーダーは、瀬戸内海の波のない平らな磯を歩くことを想定しているものです。
荒れた海での磯からのヒラスズキ用とは全く異なりますので、ご注意下さい。
ウェーダーと言っても色々とタイプがありますが、まずは“生地”について。
春~秋に磯を歩き回る用途なので透湿タイプで無いと話になりません。
昔は安価な非透湿のナイロンウェーダーを使っていましたが、中がムレるので汗をかきやすく、夜になるとその汗が冷えて悲惨な状況になっていました^^;
透湿タイプだとその不快感がかなり低減されるので、もはや非透湿タイプには戻れません(笑)
他にはネオプレン素材のウェーダーもありますが、夏の磯歩きでは暑くて使えないので除外しています。
“長さ”については、胸まである“チェストハイ”か、腰までしかない“ウエストハイ”か。
選択肢が多いのはチェストハイです。
「大は小を兼ねる」と言ったところなのかもしれませんが、チェストタイプだと用を足すのも一苦労ですし、ディープウェーディングはしないので、私にはウエストハイで十分です。
また、ウエストハイはサスペンダーが無いので、肩凝りしないのも非常に嬉しいところです。
次に“足元”ですが、ブーツになっているものと、ストッキングになっているものがあります。
前に使っていたmazmeの透湿ウェーダーはブーツタイプでしたが、長靴を履いているような感覚でそれ程歩きやすいとは言えませんでした。
ストッキングタイプはウェーディングシューズと合わせて使うのでその分コストもかかりますが、歩き易さで言えばこちらが上です。
ストッキングタイプの欠点は価格面以外に、砂浜でウェーデングするとシューズ内に砂が入り込みかなり不快になるということ。
さらに脱着はブーツタイプの方が圧倒的に楽なので、どちらも一長一短といったところでしょうか。
また“ソール”もフェルトやフェルトスパイク、ラジアルなど色々とありますが、磯歩きがメインなのでフェルトスパイク一択。
そこから色々と調べていった結果、最終的にサスペンダー無しのストッキングタイプ+ウェーディングシューズという組み合わせで候補を絞り込みました。
最終選考まで残ったのは、以下の3つ。
・リトルプレゼンツ N3 ウエストハイウェーダー
・パズデザイン BSフィットハイウェーダー
・Foxfire J-Streamウェーダー
ここまで絞ってくると、最後の問題はサイズや使用感です。
どこかで試着出来ればいいのですが、(特に関西の)釣具店には安価なナイロンウェーダーは置いていますが、高価なものはほとんど在庫がありません・・・それでも色々な店を巡って探し回った結果、パズのウェーダー以外は試着することが出来ました。
リトルプレゼンツのN3 ウエストハイウェーダーは価格は安めですが、ソックス部の厚みが非常に気になりました・・・
N3ウェーダーとBSウェーダーはクロロプレンの4mm厚ですが、J-Streamウェーダーは少し薄く(3.5mm?)なっています。
某店舗でJ-Streamウェーダーを実際に履いてみると、ソックス部の厚みはかなり薄く感じられ、これなら違和感はありません^^
スリムタイプで驚くほど軽く、水抜けも良さそうです。
ということでウェーダーは“Foxfire J-Streamウェーダー”に決定♪
お次は合わせるウェーディングシューズですが、近くの店舗にあったのがリトルプレゼンツのミッドストリームWDシューズとアングラーズデザインのアドバンスウェーディングシューズIIの2つ。
価格はリトルプレゼンツの方がかなりお安いですが、履いた感じのフィット感はもうひとつで、自分の足型には合いませんでした。
一方、アングラーズデザインの方はMサイズでいい感じで、サイドジッパーも付いているので脱ぐのも楽そうです。
さらに水抜けを良くする穴があって、疲労が軽減されるという売り文句にも心を動かされました(笑)
他にもシムスのウェーディングシューズなんかも気にはなっていたのですが、シューズは試着しないと買う気にはなれないので、結局アングラーズデザインに決定。

実際に履いてみると・・・
今までのブーツタイプと比べると、足にフィットしているので格段に歩き易くなりました^^
また、水から出たときに普通の磯靴だと濡れたコンバースのようにカポカポする感じ(って、分かりますよね?笑)になってしまいますが、効果的に排水されているからかそうはならず、不快感もありません。
今回ウェーダーが寿命を迎え、ある意味仕方なく買い換えたわけですが、「2017年の最高のギア」を選ぶとすれば、「J-Streamウェーダー+アドバンスウェーディングシューズII」を表彰したいと思います(笑)
釣具といえばロッドやリールが目立ってしまい、こういう“ギア”は適当に見られがちですが、こういう装備こそが快適な釣りにつながるので、とても重要なことだと思います。
やはり道具選びには多くの情報が必要だと思うので、この記事を読んで下さった方の参考になれば幸いです^^
※最後にもう一度断っておきますが、今回選んだウェーダーは、瀬戸内海の穏やかで平らな磯歩きに適したものです。
荒れた磯からのヒラスズキ釣りの装備とは全く異なりますので、ご注意下さい。
今回登場したギアはこちら!
Posted by T.A.K.U. at 00:01│Comments(0)
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