2020年11月22日
悩みに悩んだ末、NEMOのテントを購入! [オーロラストーム3P 徹底解説]
ガキの頃から父とキャンプ(サバイバル?)にはよく行っていましたが、思い起こせば初めて“自分のテント”を買ったのは中学生の時です。
「池原ダムでフロリダバスを釣りたい!」いう思いで、とにかく金はなかったので夏休みに現地のキャンプ場を拠点にしての釣行を計画し、路線バスを乗り継いで、何時間もかけて夢の池原ダムへ行ったわけです。
手漕ぎのレンタルボートを借りるにも金は要るので、用意できたのはホームセンターにあった“とにかく安いテント”(笑)
フライシート(?)もてっぺんだけにしか無いような簡易的なもので、2日目に大雨に見舞われて浸水しまくりの悲惨な状況に^^;
・・・家に帰って父にその話をすると大爆笑されたのも、今となってはいい思い出です^^
ちなみに釣果の方は小バスが何匹か釣れた程度だったと記憶していますが、今思い返すと我ながらなかなかの行動力ですね(笑)
そこから約30年・・・色々なテントを使ってきて、想定される失敗は一通りほぼ体験してきたこともあって、安全牌である“実績のある定番テント”をチョイスするようになってしまいました^^;
ちなみに、今使っているファミリーキャンプ用のテントは“モンベルのムーンライト7”の旧モデルですし、ツーリング用のソロテントは“ゴアライトX”という石井スポーツオリジナルのシングルウォール山岳テントですが、作っているのはアライテントなのでいずれも定番中の定番です。
ゴアライトの方は14年使っていますがまだまだ現役ですし、高価なモデルでも長く使うことで元が取れると考えてしまうので、新しいモデルよりも古くても信頼性の高いものをつい選んでしまうわけです^^;
そんな私なのですが、息子2人と秋から冬のキャンプをする時に、2人用のソロテントでは狭すぎますし、嫁と三男も連れて5人で使う想定をしているムーンライト7では逆に大き過ぎるので、その中間サイズのテントを探すことにしました。
3から4人用モデルを色々と調べていた時期に、テント用生地としてのゴアテックスの供給終了により既に廃盤になっていたゴアライトが、新素材のゴアテックスインフィニアムを使った限定の復刻版が発売されました。
しかも幅が160cmの3から4人用もラインナップされていましたし、今後ゴアテックスのテントが新品で手に入る可能性は極めて低そうですから、衝動的に買ってしまいそうになりましたが、子ども連れのキャンプなのでそんな過酷な状況で使うわけでもなく、コンパクトさにも拘らなくても良いですし、シングルウォールは前室が無いので使い勝手は決して良いとは言えず、悩んだ末ギリギリのところで思いとどまります(笑)
・・・ちなみにゴアライトの3から4人用はもう既に売り切れているようです^^;
次に考えたのは“モンベルのステラリッジ”。
これも山岳テントとしてはアライテントやエスパースに並ぶ定番中の定番です。
最近モデルチェンジしたこともあって、旧モデルがアウトレットで結構お安くなっていますが、新しいモデルも捨てがたいところ。
もしくはガラリと方向転換して、最近着々と増えてきている“中華メーカーのテント”なども調べてみますが、そこまで心を惹かれるものは見つかりません・・・
他に“新興メーカーのテント”なども見比べてみるもののなかなか決定打に欠ける感じでしたが、その中でひとつ気になったメーカーがNEMO Equipment(ニーモ・イクイップメント)でした。
“ニーモ”は2002年創業の新しいアメリカのメーカーですが、登山家ではなくデザイナーが立ち上げたからなのか、色々と斬新な工夫がされているようで、“楽しさ”という点で私の心をくすぐってくれました(笑)
そうなるとやっぱり実物を見てみたいわけで、梅田のヨドバシカメラの上にある石井スポーツで展示されていることが分かったので、実際に見に行ってみました。
展示されていたのは私が一番気になっていた“オーロラストーム3P”で、店頭で見た瞬間に一目惚れ(笑)
3人用テントとしては抜群に広く、細かいところも使いやすい工夫があって、その時点でもう買う気分になってしまいました^^;
ちなみにNEMOから出ている3人用テントはダガーストーム(フライシートもシルナイロンで重量も軽いですが、かなり高価です)や限定モデルのオーロラ(インナーがメッシュになっていて夏に使うなら最適)などもありますが、日本専用の“安価なエントリーモデル”として2020年に発売されたオーロラストーム(と言っても税別39,000円ですが・・・)をチョイス。
重量は2.8kgと少し重く、そこまでコンパクトでも無いですが、登山に使うわけでもありませんし、子どもと秋から冬のキャンプに使うには必要十分な性能です。
それでいて、NEMOのテントの楽しさは十分体験できそうなのでワクワクが止まりません^^
というわけで、前置きがかなり長くなってしまいましたが、悩みに悩んだ末に購入した新幕“NEMO オーロラストーム3P”を先日の焚き火キャンプで使ってきましたので、詳しくチェックしながら解説していきたいと思います。
まずはこの特徴的な形。
メーカーのサイトでは「山のシェイプを連想させる特徴的なスクエアデザイン」と書かれていますが、サイドウォールがほぼ垂直に立ち上がっています。
画像のような“曲げ加工”がされたポールを使うことで、今までのドーム型テントでは使えない空間となっていたテントの隅も居住空間として利用できるように工夫されています。
それ故に中はスペック以上に広く感じられますし、大人が3人寝られる3人用テントに仕上がっています。
一般的なマットの幅が約50cmなので、それを3枚並べられれば(つまり幅が150cm以上あれば)3人用テントと名乗れるようですが、このオーロラストーム3Pは183cmとかなり余裕があります。
またメインポールはショックコードで1つに繋がっており、二股に分かれているジョイント部分は画像のようなアルミのパーツが使われており非常にしっかりしています。
ポールも軽く、太さも太すぎず細すぎずで、繋いでいく時の感触にも安心感があります。
さらにメインポールの天頂部分と、1本の短いポールを交差させることで、天井部が広くなるように設計されています。
まさに「お見事!」といった感じで、テント内空間の“設計力”を感じさせますね。
自立したフレームにインナーテントを吊り下げていく構造ですが、やっぱりスリーブ式よりも設営が楽です♪
慣れていればスリーブ式もそんなに時間が掛かるわけではありませんが、撤収でポールを抜く時にジョイントがすっぽ抜ける失敗もありませんし、「どちらが良い?」と聞かれれば、やっぱり「吊り下げ式!」と答えたいです(笑)
ちなみにモンベルのステラリッジも、新モデルから吊り下げ式になっているみたいですね。
ポールの固定は、丸穴が開いたアルミ製のパーツに端を差し込むだけなので、これも非常に簡単です。
付属のフットプリント(グラウンドシート)の角にも同じパーツがついているので、ポールの端を差し込めばペグを打たなくても同時に固定できます。
ですので、一度テントを仮組みした後に設営位置を微調整してからペグを打っていくことも出来ます。
次にフライシートを被せますが、フライの端の固定も同じアルミパーツが使われており、テントの角を少し浮かせてポールの端を丸穴に差し込むようになっています。
あと細かい点ですが、フライシートの角と固定用のアルミパーツの間で長さ調節ができるるプラパーツが使われています。
あらかじめ紐を緩めておいて、ポールを差し込んでから少し引っ張るだけで、簡単にテンションを掛けられるのは使ってみるとかなり便利です^^
この部分にゴムを使うと劣化が心配ですし、この方式だと耐久性も期待できそうです。
前室部分の角をペグに固定する部分も、紐の長さを調節出来るプラパーツが付いているので、非常に楽チンです♪
小さな部分ですが、“痒いところにも手が届いている感”が半端無いです(笑)
こういうところは、私の知る昔ながらのテントには無いアイデアなので、感心してしまいました^^
そんな感じで、テントは一通り完成♪
写真を撮りながらの設営でしたが、説明書など無くても非常に簡単に組み立てられる感じでした^^
前室もそれなりの広さがありますし、テントに入るファスナーもカーブになっているので、1アクションで開けられる点もGOOD。
他には、フライシートに付けられた“ベンチレーション”にも工夫されています。
細い棒の端をマジックテープで固定することで、通気口を広げたままに出来るという面白いアイデア。
ちょっとしたことなのですが、本当に良く考えられていますね。
つっかえ棒を入れることでベンチレーションを常に開けっ放しに出来るので、フライシートの結露予防にもなりそうです。
また、暑い時期にも役立つ機能なので、大変ありがたいです^^
ここまで良いことをたくさん書いてきましたが、ちょっと勿体無い点もあって、付属しているロープがちょっと短すぎます(笑)
2.5mくらいの2mmのロープが1本だけ入っていましたが、強風に耐えるためのガイラインとして張るにはとても長さが足りません^^;
実際ガイラインを張る状況はあまり無いかもしれませんが、安心の為にも準備はしておきたいところなので、別にロープとプラ製の自在を用意しました。
ロープを付けてくれるなら、もうちょっと長いのを入れてくれててもいいのになぁというのが正直なところですね^^;
テントの中はこんな感じ。
シュラフを3つ並べてみましたが、3人用として十分な広さです。
画像からはわかりませんが、シュラフはテントの壁からも少し離れていますし、かなりゆったりしています。
また、長辺の出入り口と短辺の壁の上部はメッシュ状に出来るようになっており、夏の暑い時期でもそれなりに快適に過ごせるようになっています。
秋から冬だとメッシュにすることは少ないですが、夏はメッシュになっていないと悲惨なことになりますね^^;
ちなみにファスナーの動きも快適で、引っ掛かるような感じは無くスムーズに開閉できました。
天井部分にはライトを掛けることが出来るループが2ヶ所付けられています。
小型のランタンを引っ掛けてみましたが、これがあるのと無いのとでは利便性は大違いです。
・・・というのも、ソロテントで使っているゴアライトにはループが無いので、マグネットを使ってライトを固定していますが、これが毎回まぁまぁ面倒なんです(笑)
さらに天頂部にはメッシュのポケットになっていて、ヘッドライトなどをポケットに入れることで光を拡散させられるようになっているようです。
これは私には必要の無い機能かなぁと思いますが、ランタンを忘れた時には役立つこともあるかもしれませんね。
もちろん、テントの出入り口の両方にはメッシュのポケットがあります。
就寝時ここにメガネや鍵などを入れておけば安心できますし、基本的なところもきっちりと押さえられています。
また入口を全開にした時、開いた部分の生地を巻かずにこのメッシュポケットに素早く押し込むことが出来るので、かなり便利に使えそうです。
最後に1つ気になったのは、テント底面は2枚の生地が繋げられている為に、真ん中にシールテープが貼られているところです。
製造上の理由なのかわかりませんが、フットプリントが付属していますので、地面から浸水する心配までしなくてもいいのかのしれませんが、できればここは1枚の生地にした方が良いのになぁ・・・と感じました^^;
と、そんな感じの“NEMO オーロラストーム3P”を詳しく解説してみましたが、たくさんの部分で“テントの進化”を感じられる“最新型のテント”言えるでしょう。
古典的な定番テントを使い続けていれば、考えもしなかったようなアイデアもあって、それらを知ることが出来たのは非常に嬉しいです♪
古い道具を愛用するというのも素敵なことですが、新しいものにもまた魅力があるということが感じられて、私のキャンプ知識の幅も広げることにもなりました。
まさか、自分がNEMOのテントを買うとは思ってもいませんでしたが、息子達には大好評で“お気に入りのテント”になったみたいです^^
最近のアウトドアブームでキャンプ道具も色々と新しいモノが出てきているようなので、これからは色々興味を持ってチェックしてみようかな?と思う良いきっかけになった“新幕購入のお話”でした。
「池原ダムでフロリダバスを釣りたい!」いう思いで、とにかく金はなかったので夏休みに現地のキャンプ場を拠点にしての釣行を計画し、路線バスを乗り継いで、何時間もかけて夢の池原ダムへ行ったわけです。
手漕ぎのレンタルボートを借りるにも金は要るので、用意できたのはホームセンターにあった“とにかく安いテント”(笑)
フライシート(?)もてっぺんだけにしか無いような簡易的なもので、2日目に大雨に見舞われて浸水しまくりの悲惨な状況に^^;
・・・家に帰って父にその話をすると大爆笑されたのも、今となってはいい思い出です^^
ちなみに釣果の方は小バスが何匹か釣れた程度だったと記憶していますが、今思い返すと我ながらなかなかの行動力ですね(笑)
そこから約30年・・・色々なテントを使ってきて、想定される失敗は一通りほぼ体験してきたこともあって、安全牌である“実績のある定番テント”をチョイスするようになってしまいました^^;
ちなみに、今使っているファミリーキャンプ用のテントは“モンベルのムーンライト7”の旧モデルですし、ツーリング用のソロテントは“ゴアライトX”という石井スポーツオリジナルのシングルウォール山岳テントですが、作っているのはアライテントなのでいずれも定番中の定番です。
ゴアライトの方は14年使っていますがまだまだ現役ですし、高価なモデルでも長く使うことで元が取れると考えてしまうので、新しいモデルよりも古くても信頼性の高いものをつい選んでしまうわけです^^;
そんな私なのですが、息子2人と秋から冬のキャンプをする時に、2人用のソロテントでは狭すぎますし、嫁と三男も連れて5人で使う想定をしているムーンライト7では逆に大き過ぎるので、その中間サイズのテントを探すことにしました。
3から4人用モデルを色々と調べていた時期に、テント用生地としてのゴアテックスの供給終了により既に廃盤になっていたゴアライトが、新素材のゴアテックスインフィニアムを使った限定の復刻版が発売されました。
しかも幅が160cmの3から4人用もラインナップされていましたし、今後ゴアテックスのテントが新品で手に入る可能性は極めて低そうですから、衝動的に買ってしまいそうになりましたが、子ども連れのキャンプなのでそんな過酷な状況で使うわけでもなく、コンパクトさにも拘らなくても良いですし、シングルウォールは前室が無いので使い勝手は決して良いとは言えず、悩んだ末ギリギリのところで思いとどまります(笑)
・・・ちなみにゴアライトの3から4人用はもう既に売り切れているようです^^;
次に考えたのは“モンベルのステラリッジ”。
これも山岳テントとしてはアライテントやエスパースに並ぶ定番中の定番です。
最近モデルチェンジしたこともあって、旧モデルがアウトレットで結構お安くなっていますが、新しいモデルも捨てがたいところ。
もしくはガラリと方向転換して、最近着々と増えてきている“中華メーカーのテント”なども調べてみますが、そこまで心を惹かれるものは見つかりません・・・
他に“新興メーカーのテント”なども見比べてみるもののなかなか決定打に欠ける感じでしたが、その中でひとつ気になったメーカーがNEMO Equipment(ニーモ・イクイップメント)でした。
“ニーモ”は2002年創業の新しいアメリカのメーカーですが、登山家ではなくデザイナーが立ち上げたからなのか、色々と斬新な工夫がされているようで、“楽しさ”という点で私の心をくすぐってくれました(笑)
そうなるとやっぱり実物を見てみたいわけで、梅田のヨドバシカメラの上にある石井スポーツで展示されていることが分かったので、実際に見に行ってみました。
展示されていたのは私が一番気になっていた“オーロラストーム3P”で、店頭で見た瞬間に一目惚れ(笑)
3人用テントとしては抜群に広く、細かいところも使いやすい工夫があって、その時点でもう買う気分になってしまいました^^;
ちなみにNEMOから出ている3人用テントはダガーストーム(フライシートもシルナイロンで重量も軽いですが、かなり高価です)や限定モデルのオーロラ(インナーがメッシュになっていて夏に使うなら最適)などもありますが、日本専用の“安価なエントリーモデル”として2020年に発売されたオーロラストーム(と言っても税別39,000円ですが・・・)をチョイス。
重量は2.8kgと少し重く、そこまでコンパクトでも無いですが、登山に使うわけでもありませんし、子どもと秋から冬のキャンプに使うには必要十分な性能です。
それでいて、NEMOのテントの楽しさは十分体験できそうなのでワクワクが止まりません^^
というわけで、前置きがかなり長くなってしまいましたが、悩みに悩んだ末に購入した新幕“NEMO オーロラストーム3P”を先日の焚き火キャンプで使ってきましたので、詳しくチェックしながら解説していきたいと思います。
![悩みに悩んだ末、NEMOのテントを購入! [オーロラストーム3P 徹底解説]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/t/a/k/taku/201122sNEMOテントをたてる1-s.jpg)
メーカーのサイトでは「山のシェイプを連想させる特徴的なスクエアデザイン」と書かれていますが、サイドウォールがほぼ垂直に立ち上がっています。
![悩みに悩んだ末、NEMOのテントを購入! [オーロラストーム3P 徹底解説]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/t/a/k/taku/201122sNEMOテントをたてる2-s.jpg)
それ故に中はスペック以上に広く感じられますし、大人が3人寝られる3人用テントに仕上がっています。
一般的なマットの幅が約50cmなので、それを3枚並べられれば(つまり幅が150cm以上あれば)3人用テントと名乗れるようですが、このオーロラストーム3Pは183cmとかなり余裕があります。
![悩みに悩んだ末、NEMOのテントを購入! [オーロラストーム3P 徹底解説]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/t/a/k/taku/201122sNEMOテントをたてる3-s.jpg)
ポールも軽く、太さも太すぎず細すぎずで、繋いでいく時の感触にも安心感があります。
さらにメインポールの天頂部分と、1本の短いポールを交差させることで、天井部が広くなるように設計されています。
まさに「お見事!」といった感じで、テント内空間の“設計力”を感じさせますね。
![悩みに悩んだ末、NEMOのテントを購入! [オーロラストーム3P 徹底解説]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/t/a/k/taku/201122sNEMOテントをたてる4-s.jpg)
慣れていればスリーブ式もそんなに時間が掛かるわけではありませんが、撤収でポールを抜く時にジョイントがすっぽ抜ける失敗もありませんし、「どちらが良い?」と聞かれれば、やっぱり「吊り下げ式!」と答えたいです(笑)
ちなみにモンベルのステラリッジも、新モデルから吊り下げ式になっているみたいですね。
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付属のフットプリント(グラウンドシート)の角にも同じパーツがついているので、ポールの端を差し込めばペグを打たなくても同時に固定できます。
ですので、一度テントを仮組みした後に設営位置を微調整してからペグを打っていくことも出来ます。
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あと細かい点ですが、フライシートの角と固定用のアルミパーツの間で長さ調節ができるるプラパーツが使われています。
あらかじめ紐を緩めておいて、ポールを差し込んでから少し引っ張るだけで、簡単にテンションを掛けられるのは使ってみるとかなり便利です^^
この部分にゴムを使うと劣化が心配ですし、この方式だと耐久性も期待できそうです。
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小さな部分ですが、“痒いところにも手が届いている感”が半端無いです(笑)
こういうところは、私の知る昔ながらのテントには無いアイデアなので、感心してしまいました^^
![悩みに悩んだ末、NEMOのテントを購入! [オーロラストーム3P 徹底解説]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/t/a/k/taku/201122sNEMOテントをたてる8-s.jpg)
写真を撮りながらの設営でしたが、説明書など無くても非常に簡単に組み立てられる感じでした^^
前室もそれなりの広さがありますし、テントに入るファスナーもカーブになっているので、1アクションで開けられる点もGOOD。
![悩みに悩んだ末、NEMOのテントを購入! [オーロラストーム3P 徹底解説]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/t/a/k/taku/201122sNEMOテントをたてる9-s.jpg)
細い棒の端をマジックテープで固定することで、通気口を広げたままに出来るという面白いアイデア。
ちょっとしたことなのですが、本当に良く考えられていますね。
つっかえ棒を入れることでベンチレーションを常に開けっ放しに出来るので、フライシートの結露予防にもなりそうです。
また、暑い時期にも役立つ機能なので、大変ありがたいです^^
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2.5mくらいの2mmのロープが1本だけ入っていましたが、強風に耐えるためのガイラインとして張るにはとても長さが足りません^^;
実際ガイラインを張る状況はあまり無いかもしれませんが、安心の為にも準備はしておきたいところなので、別にロープとプラ製の自在を用意しました。
ロープを付けてくれるなら、もうちょっと長いのを入れてくれててもいいのになぁというのが正直なところですね^^;
![悩みに悩んだ末、NEMOのテントを購入! [オーロラストーム3P 徹底解説]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/t/a/k/taku/201122sNEMOテントをたてる11-s.jpg)
シュラフを3つ並べてみましたが、3人用として十分な広さです。
画像からはわかりませんが、シュラフはテントの壁からも少し離れていますし、かなりゆったりしています。
![悩みに悩んだ末、NEMOのテントを購入! [オーロラストーム3P 徹底解説]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/t/a/k/taku/201122sNEMOテントをたてる12-s.jpg)
秋から冬だとメッシュにすることは少ないですが、夏はメッシュになっていないと悲惨なことになりますね^^;
ちなみにファスナーの動きも快適で、引っ掛かるような感じは無くスムーズに開閉できました。
![悩みに悩んだ末、NEMOのテントを購入! [オーロラストーム3P 徹底解説]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/t/a/k/taku/201122sNEMOテントをたてる13-s.jpg)
小型のランタンを引っ掛けてみましたが、これがあるのと無いのとでは利便性は大違いです。
・・・というのも、ソロテントで使っているゴアライトにはループが無いので、マグネットを使ってライトを固定していますが、これが毎回まぁまぁ面倒なんです(笑)
さらに天頂部にはメッシュのポケットになっていて、ヘッドライトなどをポケットに入れることで光を拡散させられるようになっているようです。
これは私には必要の無い機能かなぁと思いますが、ランタンを忘れた時には役立つこともあるかもしれませんね。
![悩みに悩んだ末、NEMOのテントを購入! [オーロラストーム3P 徹底解説]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/t/a/k/taku/201122sNEMOテントをたてる14-s.jpg)
就寝時ここにメガネや鍵などを入れておけば安心できますし、基本的なところもきっちりと押さえられています。
また入口を全開にした時、開いた部分の生地を巻かずにこのメッシュポケットに素早く押し込むことが出来るので、かなり便利に使えそうです。
![悩みに悩んだ末、NEMOのテントを購入! [オーロラストーム3P 徹底解説]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/t/a/k/taku/201122sNEMOテントをたてる15-s.jpg)
製造上の理由なのかわかりませんが、フットプリントが付属していますので、地面から浸水する心配までしなくてもいいのかのしれませんが、できればここは1枚の生地にした方が良いのになぁ・・・と感じました^^;
と、そんな感じの“NEMO オーロラストーム3P”を詳しく解説してみましたが、たくさんの部分で“テントの進化”を感じられる“最新型のテント”言えるでしょう。
古典的な定番テントを使い続けていれば、考えもしなかったようなアイデアもあって、それらを知ることが出来たのは非常に嬉しいです♪
古い道具を愛用するというのも素敵なことですが、新しいものにもまた魅力があるということが感じられて、私のキャンプ知識の幅も広げることにもなりました。
まさか、自分がNEMOのテントを買うとは思ってもいませんでしたが、息子達には大好評で“お気に入りのテント”になったみたいです^^
最近のアウトドアブームでキャンプ道具も色々と新しいモノが出てきているようなので、これからは色々興味を持ってチェックしてみようかな?と思う良いきっかけになった“新幕購入のお話”でした。