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2020年02月16日

ラグゼ ランディングポール6.0m(フィッシングショー大阪2020)

“6mの小継ランディングシャフト”について、半年ほど前に「スペックだけでは分からない6mの小継ランディングシャフト比較」という記事を書いたのですが、色々考察した結果、夏までにアピアのLS-600を買おうかなぁという気分に傾いていました。
そもそも6mの小継シャフトを出しているメーカーが少ないので、どこかが新しく出すとは期待していませんでしたが、何と“がまかつ”から“ラグゼランディングシャフト”がフィッシングショーに出展されているのを発見!
かなり昔に惜しまれつつも廃盤になった、がまかつの“小継たもの柄”は非常に評価が高かったので、まさかの“ラグゼ”ブランドで出るのを見つけた時はかなりテンションが上がりました^^

ラグゼ ランディングポール6.0m(フィッシングショー大阪2020)新しく発売になる“ラグゼ ランディングポール”4.5m6mの2種類。
6月に発売予定で、詳しくは公式サイトにも掲載されています。

しかし、ここからが「このブログの本領発揮!」ということで、カタログには載っていないことも紹介していきます^^

私が気になっている6mのスペックと、以前紹介した”ダイワ モアザンランディングポール60”“アピア ランディングシャフト LS-600”も合わせて整理しておくと・・・

・がまかつ ラグゼ ランディングポール 6.0m
 長さ600cm/重量525g/継数9本/先径15.8mm(実測)/元径32.4mm/仕舞寸法76.5cm/カーボン含有率99.9%

・ダイワ モアザンランディングポール60
 長さ596cm/重量510g/継数9本/先径16.9mm(一番細い部分は実測15.9mm)/元径32.9mm/仕舞寸法79cm/カーボン含有率99%

・アピア ランディングシャフト LS-600
 長さ600cm/重量545g/継数10本/先径15.5mm(実測)/元径34.3mm/仕舞寸法69.5cm/カーボン含有率90.3%

ちなみにラグゼランディングポールの先径については公式サイトに出ていませんでしたので、ノギスを持ち込んで実際に測ってきた結果です(笑)
ダイワブースに展示されていたモアザンランディングポールを見たところ、先の太さはラグゼと見た目に大して変わらないように思えたので、モアザンの方もノギスで測ってみたところ、先端部分だけが僅かに太くなっており、その直下は少し細くなっていることがわかりました・・・
そこで、モアザンランディングポール60の一番細い部分をノギスで測ってみると、15.9mmとカタログに載っている先径よりも1mmも細いという事実が判明!!
確かにシャフトの“先端”は16.9mmなのかもしれませんが、私達が知りたいのは一番細い部分の径であって、ラッパ状になった先端の太さではありません・・・当たり前の事なんですが、こういう記述はやっぱりあまり良くないですよね^^;
その点、アピアのLS-600はカタログと実測が全く同じだったことも付け加えておきます^^

次に先を軽く振ってみて、揺れが収まるまでの時間を比べると、ラグゼの方がかなり短いように思いました。
軽く振った後で揺れを止めようと思っても、6mクラスになるとモアザンにしてもアピアにしてもなかなか揺れは収束しません。
ですが、このラグゼは止めようと思えばピタッと止まるんですよね・・・まさにこのクラスにしては“別格”の操作感です!
がまかつは昔からのノウハウがあるからか、後発という利点があるからか、その点において個人的な感覚では大きな差があるように感じました。
ショーに出展されているのが実はプロトタイプだったという可能性も否定はできませんが・・・(笑)

持った感じの太さはほぼ同じですが、モアザンがツルツルしているのに比べ、ラグゼはラバーグリップが付いており滑りにくい加工がされています。

ラグゼ ランディングポール6.0m(フィッシングショー大阪2020)もし製品版がこの完成度なら、悩み続けていた“小継の6mシャフト選び”はがまかつの“ラグゼ ランディングポール”で決定です。
価格は29,000円と比較的安めですが、がまかつは値引きが期待できないので、税込みで実売3万円弱といったところでしょうか。
6月発売予定ですが、今から発売が待ち遠しいです!!

・・・と言いたいところだったのですが、同じくがまかつから“小継たもの柄II”が新しく出ることを、家に帰ってから知りました(笑)
見た目はラグゼの方がカッコイイのですが、スペック的には495gと少し軽く、元径は32.2mmと僅かに細くになっています!
値段は32000円少し高くなっていますが、こちらも気になっているところです^^;
ちなみにこちらは5mと6mの2種類が出るようですので、興味のある方はチェックしてみて下さい。

(後日追記)
気になったので、後日がまかつに問い合わせてみたところ、WEBサイトの誤表記や違いについてがわかりました。
まず、“ラグゼ ランディングポール6.0m”と“小継たもの柄II6.0m”は、どちらもカーボン99.9%、グラス0.1%で、“性能”としては同等だそうです。
3000円の価格差はショルダーベルトの有無、ラバーグリップの配置の違い、塗装の違い、尻栓の違い、見た目を変える為の金属リングがつけられていたりといった違いだそうで、ブランクそのものの“使用感”は変わらないとの話でした。
“ラグゼランディングポール”はルアーのアングラーに好まれるような“シンプルな見た目”にしているので、その分少し安くなっているそうです。
どちらも比較的低価格になっているのは、海外組み立てであることがひとつの理由だそうです。
発売日については、「新型コロナウィルスの影響もあって、6月上旬の予定が7月上旬にずれ込むかもしれない・・・」と仰られていました(>_<)

「がまかつ 小継たもの柄II6.0 と ラグゼ ランディングポール6.0mの違い」については、こちらの記事に詳しくまとめていますので、よろしければ参考にして下さい。

フィッシングショー大阪レポート2020(目次)




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この記事へのコメント
初めまして!
いつも楽しませて頂いています
ラグゼのランディングポールは気になっていたのですが、地方ではなかなか手に取る機会もなさそうだな~と思っていました
それがTAKUさんの記事で詳細な仕様が分かったので今日注文してしまいました 笑
貴重な情報ありがとうございました!
Posted by sunny at 2020年02月20日 23:49
sunny さん

嬉しいコメントありがとうございます^^
ランディングポールやロッドって触ってみないと感じないことも多いですし、なかなか比較が出来る環境にある場合ばかりではないですよね。
そういう点でフィッシングショーはとてもありがたいので、詳しいレポートを書こうと思っていますが、参考にしていただけたようで良かったです。
私は発売後にラグゼランディングポールと小継たもの柄IIを比較してから決断したいと思っていますが、見た目はラグゼに方が好みなので先に予約してしまいそうです(笑)
Posted by T.A.K.U.T.A.K.U. at 2020年02月21日 19:59
 
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