2018年06月29日
プラグのクリア化(塗装の剥離)

プラグには色々なカラーがありますが、表面の塗装を剥がして地のクリアーを出してしまおうという作戦です。
塗装を剥がすには、アセトンなどの有機溶媒を使えば簡単そうなのですが、プラグ本体を痛めてしまっても嫌なので、今回は“マイルドな方法”を使いました(笑)
まず表面のクリア塗装にはウレタン系のものが使われているプラグが多いそうなので、“無水エタノール”にドブ漬けします。
エタノールだとルアー本体を痛めずに、表面のウレタン塗装を剥がすことが出来るようです。
エタノールは消毒用ではなく、薬局などに売っている高濃度(95%)の方が効果が高そうなのでそちらをチョイス。
そんなに高い薬品ではないので、筒型の瓶や試験管などのガラス容器に入れてもいいのですが、小さいビニル袋をルアーがスッポリ入る筒状にして量を節約しました。
漬ける時間はルアー(どんな塗装なのか)によって異なりますが、とりあえず15分程漬けると表面に“しわ”が出てきました。
この“しわ”は表面のクリア塗装が浮いてきたもので、さらに漬けておくと簡単に手で剥がせるようになります。
その下にある塗装も、とりあえず続けてエタノールに漬けてキッチンペーパーなどでゴシゴシ擦ってやると、少しずつ剥がすことができます。
なかなか剥がれない場合は、サンドペーパーの600番程度で強制的に剥ぎ取ります。
その後2000番くらいで表面を滑らかにして、さらに液体コンパウンドで磨いて鏡面に仕上げてやると、ピカピカのクリアカラーの出来上がり♪
そのまま使っても良いですし、ケイムラ塗料を上に塗るのもオススメです^^
クリアー系カラーは常夜灯周りのナイトゲームでは絶対に外せませんし、この春にはクリア系カラー+ケイムラ上塗りで爆発したので、私の中では必須カラーになっています。
完全なクリアーがラインナップにあるルアーはほぼ無いので、傷が付いてボロボロになったプラグの塗装を剥がすことで、どこにも売っていない“シークレットカラー”として大活躍する日がくるかも!?
個人的にはルアーのチューニングやリールのメンテナンスなどをする時間があれば、その時間に釣りに行きたい派なのですが、クリアカラーは無いと困るので、面倒くさいのを我慢しながらコッソリと自作しているわけです(笑)
Posted by T.A.K.U. at 23:41│Comments(2)
│タックル
この記事へのコメント
大変ご無沙汰しています^^
クリアカラーのプラグは貴重ですね!
ここ数年、クリアカラーのプラグが春先の紀北でのハマチゲームに大活躍しています。
市販されている物はかなり高価ですし、自作はいいですね!
是非参考にさせて頂きます^^
いよいよ中紀シイラゲームが開幕ですね!
今年もトントンさんとボートをレンタルしてTAKUさんとお会いしたあのスーパー堤防の沖でボートシイラゲームをする予定です^^
またご一緒したいです♪
クリアカラーのプラグは貴重ですね!
ここ数年、クリアカラーのプラグが春先の紀北でのハマチゲームに大活躍しています。
市販されている物はかなり高価ですし、自作はいいですね!
是非参考にさせて頂きます^^
いよいよ中紀シイラゲームが開幕ですね!
今年もトントンさんとボートをレンタルしてTAKUさんとお会いしたあのスーパー堤防の沖でボートシイラゲームをする予定です^^
またご一緒したいです♪
Posted by attackr
at 2018年07月04日 11:32

お久しぶりです^^
クリアカラーは魚はよく釣れるのに、アングラーが釣れないから出ないんですよね(笑)
ベースになっている素材が透明ならいいのですが、発砲ウレタンなんかだと不透明なので素材を見極めてください。
シイラも仲間と行きたいなぁなんて話していますが、この暑さの中で釣りをする元気が果たしてあるかどうか・・・(笑)
是非またご一緒してください^^
クリアカラーは魚はよく釣れるのに、アングラーが釣れないから出ないんですよね(笑)
ベースになっている素材が透明ならいいのですが、発砲ウレタンなんかだと不透明なので素材を見極めてください。
シイラも仲間と行きたいなぁなんて話していますが、この暑さの中で釣りをする元気が果たしてあるかどうか・・・(笑)
是非またご一緒してください^^
Posted by T.A.K.U.
at 2018年07月04日 19:37
