2016年02月14日
シマノ 16ヴァンキッシュ(フィッシングショー大阪2016)

クイックレスポンスシリーズの最高峰がいよいよモデルチェンジになります。
軽くてより良いものが欲しいというニーズもあるので、これも待ち望んでいる人も多いのではないでしょうか^^
まず画像からわかるように、ハンドルまでもが樹脂になっている点。
樹脂のハンドルってたわみそうですし、特に剛性が求められる部分なのに本当に大丈夫なの?と聞いてみましたが、当然ながら「問題ありません」との回答でした(笑)

ラインローラー側が画像左の今までのものと違って、三角形になっており、掛かった力を逃がす設計になっています。
・・・この形って、ダイワのエアローターとそっくりに見えてしまうのは気のせいでしょうか(笑)
まぁ、力を分散させようとすれば、どうしても同じような形になってしまうのはある意味仕方が無いことですが^^;
その結果ラインローラー側の剛性が最大30%上がっており、より変形しにくくなったそうです。

が軽くなったそうです。
それとともに回転慣性も減少したという比較のボードと上皿天秤がおいてありました。
回転慣性を減少させると言うことは、ハンドルを回し始める時により軽い力で回るようになる一方で、ハンドルを弾いた時に回転し続ける時間も短くなります。
ちなみに新旧のヴァンキッシュで比較しながらクルクル回してみましたが、巻き始めの感覚の違いは、若干軽くなっているような気はしましたが、ただの気のせいかもしれません(笑)

そこがやはり気になって「なぜですか?」と聞いてみると、こんな答えが返ってきました。
上で「回転慣性が減少すると、ハンドルを弾いたときに回転し続ける時間も短くなる」と書きましたが、大型番手においてはその点を問題視するユーザーも多いそうで、長く回り続けることが望ましいと思う人に合わせて、ハンドルをアルミにすることで、あえて回転慣性を上げるているそうです。
これだけを書けば、何か本末転倒な気がしなくもないですが、ステラやツインパワーでも、“長く回り続ける”という点は見逃せない要素だそうで、回転慣性を低くしすぎない設計にしているという話でした。
漠然と持っていたシマノのスピニングのイメージとして、“ハンドルを勢いよく回すと長く回り続けている”というのがありましたが、やはりそのような設計思想に基づくものなんですね。
私はダイワの軽い巻き心地が気に入って使っていますが、この16ヴァンキッシュも相当軽い巻き心地だったのでダイワのフィーリングが好きな人でも満足できるリールかなぁと感じました。
フィッシングショー大阪2016(目次)
Posted by T.A.K.U. at 00:01│Comments(0)
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