2015年02月07日
HIROism A.I.R. The Answer(フィッシングショー大阪2015)

毎年行っていますが、今回自分の中での目玉はオフトのブースにあったコレ!
去年のフィッシングショーで発表があり、それから1年心待ちにしていた、ヒロ内藤さんの新しいロッド。
横浜のショーで展示されていたようなので、色々と検索しまくったのですが、ネット上にあまり情報が出ていないんですよね、これが^^;
ですので、私のように気になって気になって仕方が無い人もいるかと思うので、今回はかなり詳しく書いておきたいと思います(笑)

今回、プロトロッドが展示されていたのですが、まさに“究極のロッド”です。
シリーズは全部で5本。
・ベクターSJ(5.5フィート)
・ベクターLJ(5.5フィート)
・カプリコーンTW(5.8フィート)
・ウィザードCS(6.4フィート)
・バウンスPD(6.9フィート)

小さいミノーでも思うように細かく動かせるようにという想いと、大きいミノーでも引き負けないようにするという想いを妥協無く具現化するには、どうしても1本では無理だったとうです。
このSJとLJを比べると、曲がりのポイントがSJがよりティップ寄りなのに対し、LJはそれよりもベリーに寄っています。

5.5フィートというショートロッドにAGS&スパイラルセッティングですよ!
当初「AGSは無理なのでトルザイトで・・・」という話にもなったそうですが、究極を追い求めるのに絶対妥協はしなくないというヒロさんの想いがあったのでしょうね。
このAGSガイドによって振り抜けが相当よくなっており、キャスト後のロッドの振れはすぐに収まるそうです。

ちなみに、スパイラルの方向は右利きの人に合わせているそうなので、左利きの人はご注意下さい。
ラインはもちろんシルバースレッドS.A.R.の20lbsを想定しているとのお話でした。
他に、トップウォーター向けのカプリコーンTWはAGSガイドですが、スパイラルではありません。
ウィザードCSは巻物用の中間ロッドで、トルザイトのガイド。
バウンスPDはかなり硬めのガッチリした感じでしたが、こちらもトルザイトのガイドです。
ウィザードとバウンスにはAGSを使わなかった理由は、このあたりになると両手でキャストするので、AGSでなくてもトルザイトでもまぁいいかな、という感じだそうで、「やっぱり価格も大事だよ~」と笑いながらおっしゃられていました(笑)
リールシートは富士工業のPTS。
確か昨年出たリールシートだと思いますが、最新技術をふんだんに取り入れていますね^^
ちなみに価格&発売時期はまだ未定。
でも、ここまでこだわって作りこんだロッドなので、前作を下回ることは無く、中でも恐らく1番高くなるのがベクターの2本。
ウィザードとバウンスの方がベクター、カプリコーンより安くなるようです。
まだプロトが完成したばかりの段階なのですが、オフトの人の話によると5~8万円の間になるとか・・・
発売予定時期は夏頃だそうですが、小ロットでも完成した分から出荷出来ないものか?と交渉中だそうで、その場合だと最短で6月ごろから出てくるかもしれないそうです。

このロッドの出来栄えに、もの凄く自信を持っておられることが、このヒロさんの笑みからも良く分かると思います(笑)
今回のショーでは、ヒロさんから直接長時間色々とお話をお伺いすることが出来ましたし、セミナーでも大変面白いお話を聞かせて頂きました^^
ヒロさんは自分がこの“究極のロッド”を作ることが出来たのは、皆さんからのメーカーへの声がたくさんあったおかげですとしきりにおっしゃっていました。
とにかく、この“究極のロッド”が発売される日が楽しみでなりません^^
何はともあれ、ベクターは1本必ず買いたいと思っています(笑)