2016年02月07日
ダイワ スティーズ SV TW(フィッシングショー大阪2016)

10年ぶりにモデルチェンジしたスティーズ SV TW(STEEZ SV TW)です。
前のモデルを愛用していて、新しいモデルを期待していた人も多いと思いますが、様々な点でかなり気合が入っています!
まずは、ジリオンTWやTATULAよりもコンパクトなTWSになっています。
ジリオンよりもスプール幅が狭い分、TWSを小さくしても放出抵抗は変わらないそうです。

ブレーキを調整するダイヤルが、パーミングカップの中に掘り込まれた位置にあります。
この位置なら、キャストやリトリーブなどの通常の使用で、手が当たって知らないうちに動いてしまうということが無いので、是非とも他のモデルにも今後展開していって欲しいところです^^

メカニカルブレーキノブは先端部分(画像の青矢印部)しか動かず、ここをつまんで動かすようになっており、非常に動かし難いです。
さらにクリック音もありません。
これは、一度ゼロ設定を出してしまえば、その後は触る必要は無いので、“ユーザーが触らないように”という意思表示が込められているとのことです。
また、ハンドルは、他モデルよりも多く肉抜きがされており、さらに軽量になっています。
ノブも新形状のハイグリップタイプで、非常に握りやすかったです。

ちなみに前モデルはエアメタル(マグネシウム合金)でした。
スプールは「STEEZ 1016SV G1」と表記されており、G1ジュラルミン製です。

前モデルのスティーズSVのスプールもG1ジュラルミン製でしたが、内部の肉抜きはありませんでした。
しかも厚みはさらに薄くなっているそうで、徹底した軽量化が図られています!
スプールの互換性についてはしっかり確保されており、前モデルのスティーズのスプールも使用可能です。
マグブレーキが強くなっているので、前モデルのパワーマグ仕様と同等になるそうです。
また、ニューモデルの「ジリオン SV TW」ともスプールの互換性があり、SS SVのスプールももちろんOKです。
10年してモデルチェンジしても、きちんと互換性を残してくれるところは、非常に嬉しい点ですね^^

内部のギアも一回り大径化されており、素材もG1ジュラルミンになっています。(左がニュースティーズ)
全体の重量が増加することを犠牲にしてでも、耐久性を上げようというのはやっぱり大切なことだと私も思います。
まさに、「これこそフラッグシップモデルである!」というダイワの本気度が感じられたリールで、非常に魅力的なモデルになることは間違いなさそうです^^
フィッシングショー大阪2016 目次へ
Posted by T.A.K.U. at 00:01│Comments(0)
│タックル