潮を読み ベイトを追わば 百戦危うからず

現在モニター中のダミキジャパン・あわび本舗製品の「超ケイムラ」「アワビシートギャラクシー」「スリンBOX」について。

「超ケイムラ」はジグやプラグだけでなく鯛カブラのシンカーや、エギなどに貼り付けたアワビシートの上から塗るなど活用範囲は広いのですが、今回は12/11の「松山でのタチウオジギング」における実釣報告と振り返りをしたいと思います。
（釣行記はコチラ）

釣行前に、モニター中の「超ケイムラブルー」をいくつかのジグに塗布。
今回使用したジグは「ダミキジャパンの闘魂ジグアイアンクロー100g」と、このあたりでの実績が高い「ヨーズリのブランカ100g、125g」を中心に、「マリアのメタルフィリッカー100g」や「ゼスタのアフターバーナーヘビー100g」など。
ちなみに、超ケイムラは全面に塗るのではなく、明滅効果を狙い闘魂ジグアイアンクローには腹部の１面、ブランカには片面だけに塗ってみました。
（画像は闘魂ジグアイアンクローを、超ケイムラチェッカーで照らして撮影したものです）

それに加え、「アワビシートギャラクシー（ピンク、イエロー、ブラック）」をパンチで丸く抜いたものを用意。
パンチ穴サイズだとエギ専用アワビシートの余っている端の部分からも取れますし、小さくなってしまったアワビシートの切れ端を使い切るひとつの方法だと思います。
ちなみに、パンチ穴サイズのアワビは「ショアラバ用の鯛カブラのシンカー」に貼り付けるのにもちょうどいい大きさです。

今回はその“パンチ穴アワビ”をバイトマーカーとしての効果に期待し、いくつかのジグの片面にワンポイントで貼り付けてみました。
アワビシートはそのままだとくすんだような光沢ですが、上から超ケイムラを少し塗るとピカピカになります＾＾
それらの“オリジナルチューニングを施したジグ”を引っさげて、いざ実釣スタート！

２週間前は指６本までを１人30～40匹とかなり好調でしたが、当日はアタリは少ないしサイズも小さく大変渋い状況で、仲間達は「過去最低」という程の厳しさでした＾＾；

そんな中でしたが、序盤に闘魂ジグアイアンクロー100gのレッドヘッドグローで数匹連続でゲット。
反応が鈍ってきたので太刀魚パープルにカラーチェンジすると、再び反応が出だして数匹追加。
しかしここで、ＰＥからスパッとやられてロスト・・・
すぐさまリーダーを結びなおし、同じくミドキン（グリーンゴールド）にチェンジするもアタリは無し。
他のジグに交換してみてもアタリは戻らず、更なるポイントを求め色々と移動するも状況は大して変わりません。

時々群れに当たってポロポロッと釣れるタイミングがあり、闘魂ジグアイアンクロー100gのレッドヘッドグローで指４本クラスを数匹連続で釣り上げることもありましたが、それ以上サイズがあがりません。

終盤に入り、日も傾きかけてラスト１時間くらいになった頃から、状況がよくなり始めました。
船内ではパラパラと上がっている程度でしたが、闘魂ジグアイアンクロー100gのミドキンをつけた私だけがパターンをつかんだようで、連続ヒット！
コンスタントに数を稼いでいきます♪
途中レッドヘッドグローにカラーを変えてみるとパタリとアタリがなくなりましたが、再びミドキンに戻すと毎回アタリってきます。
このラスト１時間でいくらか数を稼ぎ、最終的には26匹で少ないながらも船中１番でした。

しかし、オフショアでのタチウオジギングはド素人である私がなぜよく釣れたのでしょうか？
もちろん釣り方やコツなどを教えてくれた凄腕の仲間たちのおかげが大きいのですが、それ以外の要因を考えてみることにします。
ちなみに凄腕の仲間はみな“大型狙いの釣り”に徹していたということもあるのですが＾＾；

１．ルアーの選択とアクション。
“闘魂ジグアイアンクロー”は独特の三角断面をしており、それによってシャクった時やフォール時の動きが他のジグとは違い、それがタチウオにアピールしたのかもしれません。
または、中央のダブルフックのおかげで細かいバイトを拾えたということも考えられますが、闘魂ジグアイアンクローに救われたことは間違いないです。

２．カラー
同じジグで同じ動かし方であっても、カラーが違うと反応が全く変わってくることが何度もありました。
今回、多くのタチウオを掛けた闘魂ジグアイアンクローのレッドヘッドグローとミドキンはいずれも“超ケイムラ”を塗布していたので、これによる効果があったのかもしれません。
釣行を重ねて比較しないと断言は出来ませんが、ラスト１時間でゴールド系のジグを使っている人でもそれほど当たってはいなかったようなので、ケイムラが効いた可能性も考えられるかなぁと思っています。
“パンチ穴アワビ”も何らかの意味があったのかもしれません。
これについても断言は出来ませんが、小さなアワビを貼り付けるだけで釣れそうな気分になり、モチベーションを保つ効果は確実にありそうです（笑）

とまぁそんな感じで、超ケイムラは小さなビンで持ち運びも楽ですし、乾燥も速く現場でササッと塗ることが出来るので、オフショアジギングに持っていくのもアリだと思います。
ケイムラカラーや蛍光色に反応が出ている時など、その場で塗ることで様々なシーンに対応出来そうですね。
また、今回は基本活性が低かったのでリーダーのカットはありませんでしたが、高活性でリーダーがやられることが多い状況では、バイトマーカーとしてアワビシートをジグの下部に貼り付けると状況が改善できるかもしれません。

最後に、「スリンBOX」の活用ですが、今回はスナップスイベルとシングルのアシストフックを入れてみました。
スナップはケースにバラバラと入れると取り出す際に落としてしまいそうになりますが、スリンBOXのスリットに挟み込んでおくと時合などであせっている状況でも１本ずつ確実に取り出すことができるので、これは利用価値大です。
またピンク色というのが荷物の中でも目立つので、思っていたより気に入りました（笑）

「超ケイムラ」と「アワビシート」につきましては、今後様々なシーンで使っていきたいと思います。

タックルデータ
ロッド：グラファイトリーダー スパーダRV 63L
リール：ダイワ アグレスト100SHL
ライン：ヤマトヨテグス PE ZERO FIGHTER 1号
リーダー：XESTA テーパーラインリーダー 6-14号


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