2024年02月17日
ダイワ/シマノ クーラーボックス(フィッシングショー大阪2024)
今回は「クーラーボックスの展示」について記事にしたいと思います。
まず、ダイワブースから。
いくつかのクーラーボックスの断面がわかる展示がされており、発泡スチロール(発泡ポリスチレン)、発泡ウレタン、真空パネルがどのように配置されているかがよく分かりました。
また、真空パネルと言っても、その周りにはウレタンが充填されており、形状にフィットするようになっています。
(真空パネルは切断したことで膨張しています)
ちなみに「真空パネルのクーラーはネジ止めができない」というのが、私の中の常識でしたが、ダイワのクーラーはこのウレタンが充填されている部分の厚さを考慮して、オプションパーツのネジの長さを決めているので、真空パネルのモデルであってもネジ止めが可能とのことです。
もちろんダイワのクーラー+純正のオプションパーツに限る話ですが、これは素晴らしいです^^
さらに、上の蓋部分はどのモデルも発泡スチロールになっていて、6面真空パネルのモデルでも真空パネル+スチロールとなっています。
まぁこれは、冷気は下に下がっていくのでウレタンにして上の断熱を少し上げたとしても効果は薄く、重くなることで開閉し辛くなってしまうデメリットを避ける狙いがあると思いますが、これについては質問はしていません。
“真空パネル”の単体も展示されていましたが、思っていたよりも随分簡易的なものですね。
“パネル”と言うので「魔法瓶のようなステンレスなどの金属で覆われたもの」をイメージしてしまいそうですが、実際は“布団圧縮袋”のようなものです(笑)
要は真空で断熱できればいいので、袋の中に布団のように膨らむ基材を入れてから中の空気を抜いて密閉してやれば、その効果は発揮できます。
軽い布団でも大きな嵩のものを圧縮すれば密度が上がるので、こんな軽そうな真空パネルでも結構重量は増えてしまうとのことです。
シマノブースにも同じように、クーラーボックスの断面の展示がありましたが、画像を見て頂ければわかるように、基本構造はほぼ同じです。
真空パネルも、周りにウレタンが充填されているのも、上蓋は発泡スチロールというもの同じですね。
という事は、断熱面で言えば似たようなスペックであれば両社で大きな差は無いと言えるでしょう。
また、優れた保冷力を示すデモとして、クーラーボックスに氷をたくさん入れて、こんなに時間が経ってもこんなに氷が残っているよ!という展示もありました。
釣り用クーラーボックスと言えば、今やダイワとシマノのほぼ2択という感じですが、両社とも同じような構造なので保冷力で差別化できるという感じではなさそうですね。
今後、何か画期的な断熱構造が出てくれば状況は変わるのかもしれませんので、“新たな発明”に期待しましょう^^
フィッシングショー大阪レポート2024(目次)へ
まず、ダイワブースから。
いくつかのクーラーボックスの断面がわかる展示がされており、発泡スチロール(発泡ポリスチレン)、発泡ウレタン、真空パネルがどのように配置されているかがよく分かりました。
また、真空パネルと言っても、その周りにはウレタンが充填されており、形状にフィットするようになっています。
(真空パネルは切断したことで膨張しています)
ちなみに「真空パネルのクーラーはネジ止めができない」というのが、私の中の常識でしたが、ダイワのクーラーはこのウレタンが充填されている部分の厚さを考慮して、オプションパーツのネジの長さを決めているので、真空パネルのモデルであってもネジ止めが可能とのことです。
もちろんダイワのクーラー+純正のオプションパーツに限る話ですが、これは素晴らしいです^^
さらに、上の蓋部分はどのモデルも発泡スチロールになっていて、6面真空パネルのモデルでも真空パネル+スチロールとなっています。
まぁこれは、冷気は下に下がっていくのでウレタンにして上の断熱を少し上げたとしても効果は薄く、重くなることで開閉し辛くなってしまうデメリットを避ける狙いがあると思いますが、これについては質問はしていません。
“真空パネル”の単体も展示されていましたが、思っていたよりも随分簡易的なものですね。
“パネル”と言うので「魔法瓶のようなステンレスなどの金属で覆われたもの」をイメージしてしまいそうですが、実際は“布団圧縮袋”のようなものです(笑)
要は真空で断熱できればいいので、袋の中に布団のように膨らむ基材を入れてから中の空気を抜いて密閉してやれば、その効果は発揮できます。
軽い布団でも大きな嵩のものを圧縮すれば密度が上がるので、こんな軽そうな真空パネルでも結構重量は増えてしまうとのことです。
シマノブースにも同じように、クーラーボックスの断面の展示がありましたが、画像を見て頂ければわかるように、基本構造はほぼ同じです。
真空パネルも、周りにウレタンが充填されているのも、上蓋は発泡スチロールというもの同じですね。
という事は、断熱面で言えば似たようなスペックであれば両社で大きな差は無いと言えるでしょう。
また、優れた保冷力を示すデモとして、クーラーボックスに氷をたくさん入れて、こんなに時間が経ってもこんなに氷が残っているよ!という展示もありました。
釣り用クーラーボックスと言えば、今やダイワとシマノのほぼ2択という感じですが、両社とも同じような構造なので保冷力で差別化できるという感じではなさそうですね。
今後、何か画期的な断熱構造が出てくれば状況は変わるのかもしれませんので、“新たな発明”に期待しましょう^^
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Posted by T.A.K.U. at 00:01│Comments(0)
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