長年釣りをやっていると、
手放せないアイテムというのが色々と出てくると思いますが、私にとってその中のひとつが
シマノのライトプライヤー“CT-941R”です。
一番よく使うのがヒラスズキの釣りで、私はスナップは使わずソリッドリング&スプリットリングでルアーと接続しています。
今は、
ゼスタ ハードソリッドリング(#3)&
カルティバ スプリットリング ハイパーワイヤー(#3)に落ち着いていますが、ルアーやフックの交換時に使っているのがコイツ。
PROXのハードラバープライヤーホルスターに差し込んで使っていますが、パッと出してルアーを交換して、サッと収納するという一連の動作が非常にスムーズに出来ますし、ルアーに結んだリーダーの端をカットすることも出来ます。
ちなみに、リングを開くだけなら
オーナーのGP-01 スプリットリングオープナーや、
スミスのスプリットリングオープナーも良かったのですが、プライヤーの先端部にギザギザがついていないので、開いたリングをアイに引っ掛けた後にリングをずらしていく作業が非常にやり辛かったのと、ラインカッターの機能がないので別に用意しないといけなかったのも地味に面倒でした。
ロングノーズプライヤー(ラジオペンチ)形状のものは、バネがついていないので毎回“開く”という動作が必要になりますし、サイズも大きくて嵩張ります。
そこで
こんな小型のプライヤーも試してみたりはしましたが、結構持ちにくかったり、
一見使いやすそうに見えたプライヤーでも開閉時の動きが渋かったり・・・
そんなことを何年も考察してきた結果、
シマノのライトプライヤーに落ち着いたわけなのですが、なんとこれ・・・
今年のカタログから落ちちゃっています。
フィッシングショーでブースの人に聞いてみたのですが、
「カタログに出てないなら廃版ということになると思います」という答えが返ってきました(>_<)
プライヤー自体が薄くて軽く作られており、手に持ったサイズ感もちょうどいい。
バネがついているので使う時には自然と開いてくれて、開閉も非常にスムーズ。
3番リングが開きやすい先端形状で、さらにラインもカット可能。
最初に買ったのは10年以上前になりますが、グリップ部のプラスチックにヒビが入った位でまだまだ使える優れた耐久性。
1点改良するのであれば、ラインカッター部分をPEが切れやすいギザ刃にする位しか思いつかない、
ほぼ完璧なモノだと思うのに、これが廃版というのは残念でなりません・・・
というわけで、プライヤーは時々無くすこともありますし、古い1本を自宅用にして新たに3本を追加購入しておきました(笑)
市場にはまだかなり流通しているので今なら購入可能。
3番前後のスプリットリングの開閉にお悩みの方は、一度試してみることをオススメします♪