24セルテートと19セルテートの重量比較からの考察

T.A.K.U.

2024年02月12日 00:01

24セルテートの入荷情報と共に、我が家にも注文していた“24セルテート LT4000-CXH”がやってきましたので、フィッシングショー関連の記事を一時中断しそのことを書きたいと思います^^
届いただけの記事ではつまらないので、今回は“19セルテート LT4000-CXH”との重量比較からの考察をしていきます。

まずは、“24セルテート LT4000-CXH”のフルノーマル状態。
総重量は「237g」
カタログ値が235gなので、妥当な値です。

ちなみに手元のデータでは19セルテートのノーマル時の総重量は236gと記録しているので、総重量はほぼ変わらずですね。
デジタルスケールは0.01gまで表示はされますが、安物なので信頼度はそこそこだと思ってください(笑)

続いて“スプール”“ドラグノブ”
スプール「34.6g」
ドラグノブ「9.3g」
手元のデータでは19セルテートの初期スプール重量は33.9gなので、スプールの重さもほぼ変わらずといったところです。
・・・フィッシングショーで「スプールも軽くなっています!」とブースの人が言っていましたが、あれはだったのでしょうか(笑)

お次は“ハンドル”
ハンドル(HG-Tラージノブ付き)「26.5g」
ハンドル単体「16.3g」
ハンドルアーム長は60mmです。

さて、ここからは比較ですが、まずはこの画像から。

こちらは“19セルテート LT4000-CXH”のパーツになります。
ドラグノブ(19セルテート)「7.9g」
ハンドル単体(19セルテート)「14.6g」
ハンドルアーム長はもちろん同じ60mmです。

ドラグノブは裏側の色が違うので、その部分の材質が違うのかもしれませんが、24セルテートの方が約1.4gも重くなっています。

また、ハンドルも24セルテートの方が1.7g程重いです。
手持ちにもう1本19セルテートの60mmハンドルがあるので、それも測定してみましたが、そちらは14.5gでした。
24のハンドルの方が10%以上重いので、とても“誤差”とは考えられません。
見た目にはほぼ同じですが、24セルテートはハンドルが変更されていると考えてもいいでしょう。

重量測定のついでにスプール内とスプール受けのカラーをベアリングに交換
作業について知りたい方は、以前書いたこちらの記事に書いているのと同じですので参考にして下さい^^

そして、ベアリング追加後の“本体重量”の比較がこちらになります。
19セルテート本体「170.3g」
24セルテート本体「166.1g」

総重量はほぼ変わらずということは、新形状のエアドライブローターと細くなったベールアームで軽くなった分が、ドラグノブとハンドルの重量増で相殺されているようですね。
エアドライブデザインの説明では「フロントユニットの軽量化」を謳っているのに、手元から一番遠いドラグノブが重たくなっているので、24セルテートはより高強度なものが使われているのかも?

はじめ、「ATD TYPE-Lはドラグノブで対応が決まるのか!?」と思いましたが、ネットの画像を見る限り22イグジストや23エアリティは19セルテートと同じ色に見えますので、ワッシャーやグリスなどに違いがあるのでしょうか・・・お詳しい方がいらっしゃれば是非教えてください。

最後に、ラインローラーの比較画像も載せておきます。
ツイストバスターⅡがⅢに進化しています。
色だけでなく形状も違っており、24セルテートは真ん中に溝が入っているのがわかると思います。
この溝がラインローラーを通過する糸のバタつきを抑制するそうですが、今までバタつきを感じたことはありません(笑)

スプール内&受けのカラーをベアリング化に加えて、ハンドルノブの交換&シム調整も完了。
お気に入りのU専務のリールスタンド(19セルテート用)も装着できたので、後は1.0号のPEを巻いて、春シーズンの磯マルを初陣にしたいと思います。

最後に“巻き心地”ですが、ギアが硬いためか若干シュルシュルした感じがあります。
19セルテートの新品時も同じような感じでしたが、ギアのアタリがつくと収まりそうなので、これからガンガン使っていくことにしましょう^^

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フッシングショーレポート


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