24セルテートと19セルテートの重量比較からの考察
24セルテートの入荷情報と共に、我が家にも注文していた
“24セルテート LT4000-CXH”がやってきましたので、
フィッシングショー関連の記事を一時中断しそのことを書きたいと思います^^
届いただけの記事ではつまらないので、今回は
“19セルテート LT4000-CXH”との
重量比較からの考察をしていきます。
まずは、
“24セルテート LT4000-CXH”のフルノーマル状態。
総重量は「237g」
カタログ値が235gなので、妥当な値です。
ちなみに手元のデータでは
19セルテートのノーマル時の総重量は236gと記録しているので、総重量はほぼ変わらずですね。
デジタルスケールは0.01gまで表示はされますが、安物なので信頼度はそこそこだと思ってください(笑)
続いて
“スプール”と
“ドラグノブ”
スプール「34.6g」
ドラグノブ「9.3g」
手元のデータでは
19セルテートの初期スプール重量は33.9gなので、スプールの重さもほぼ変わらずといったところです。
・・・
フィッシングショーで「スプールも軽くなっています!」とブースの人が言っていましたが、あれは
幻だったのでしょうか(笑)
お次は
“ハンドル”
ハンドル(HG-Tラージノブ付き)「26.5g」
ハンドル単体「16.3g」
ハンドルアーム長は60mmです。
さて、ここからは
比較ですが、まずはこの画像から。
こちらは
“19セルテート LT4000-CXH”のパーツになります。
ドラグノブ(19セルテート)「7.9g」
ハンドル単体(19セルテート)「14.6g」
ハンドルアーム長はもちろん同じ
60mmです。
ドラグノブは
裏側の色が違うので、その部分の材質が違うのかもしれませんが、
24セルテートの方が約1.4gも重くなっています。
また、
ハンドルも24セルテートの方が1.7g程重いです。
手持ちにもう1本19セルテートの60mmハンドルがあるので、それも測定してみましたが、そちらは14.5gでした。
24のハンドルの方が10%以上重いので、とても“誤差”とは考えられません。
見た目にはほぼ同じですが、24セルテートはハンドルが変更されていると考えてもいいでしょう。
重量測定のついでに
スプール内とスプール受けのカラーをベアリングに交換
作業について知りたい方は、以前書いた
こちらの記事に書いているのと同じですので参考にして下さい^^
そして、
ベアリング追加後の“本体重量”の比較がこちらになります。
19セルテート本体「170.3g」
24セルテート本体「166.1g」
総重量はほぼ変わらずということは、
新形状のエアドライブローターと細くなったベールアームで軽くなった分が、ドラグノブとハンドルの重量増で相殺されているようですね。
エアドライブデザインの説明では「フロントユニットの軽量化」を謳っているのに、手元から一番遠いドラグノブが重たくなっているので、24セルテートはより高強度なものが使われているのかも?
はじめ、
「ATD TYPE-Lはドラグノブで対応が決まるのか!?」と思いましたが、ネットの画像を見る限り22イグジストや23エアリティは19セルテートと同じ色に見えますので、ワッシャーやグリスなどに違いがあるのでしょうか・・・お詳しい方がいらっしゃれば是非教えてください。
最後に、
ラインローラーの比較画像も載せておきます。
ツイストバスターⅡがⅢに進化しています。
色だけでなく形状も違っており、24セルテートは真ん中に溝が入っているのがわかると思います。
この溝がラインローラーを通過する糸のバタつきを抑制するそうですが、今までバタつきを感じたことはありません(笑)
スプール内&受けのカラーをベアリング化に加えて、
ハンドルノブの交換&シム調整も完了。
お気に入りの
U専務のリールスタンド(19セルテート用)も装着できたので、後は1.0号のPEを巻いて、春シーズンの磯マルを初陣にしたいと思います。
最後に
“巻き心地”ですが、ギアが硬いためか若干シュルシュルした感じがあります。
19セルテートの新品時も同じような感じでしたが、ギアのアタリがつくと収まりそうなので、これからガンガン使っていくことにしましょう^^
[24セルテート関連記事]
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釣具店での実機展示
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フッシングショーレポート
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