ダイワ 24セルテート(フィッシングショー大阪2024)

T.A.K.U.

2024年02月04日 00:01

2024年のフィッシングショー最初の記事は、ダイワの“24セルテート”についてです。
ブースには2000番の小型番手から5000番の中大型番手までがラインナップされており、各番手を触ってきました^^

フィッシングショーの良い所は、実機での比較体験が出来る事と、担当者の方に話を伺えることなので、まずは前モデルである19セルテートの同じ番手(LT2500-H)での巻き比べからGO!

店頭で実機を触った時は比較していませんでしたが、実際巻き比べてみるとかなり違いがわかりました。

巻き始めの初動の軽さ目をつぶってもわかるくらいに軽くなっているんですね。
そこまで変わってないだろうと思っていましたが、これは予想以上。
エアドライブローターになって慣性力が減ったことが主要因だそうですが、その他いくつか変更点を書いておきます。

まずスプールは19モデルから意匠変更があり、よりシンプルな見た目に。

ドラグ音は昔のエアスプールを思い出すような、樹脂っぽい響きで音量も大きくなっています。
個人的にはドラグ音はうるさすぎ無ければ別に何でもいいので、特にこだわりはありません(笑)
ちなみに、スプールは軽量化もされているそうなので、実機が届いたら計測してみようと思います。

また、ベールを返した時に「カチッ」という、実に“シマノ的な感触”になっています(笑)
ベールは少し細身になっていますが、中空素材のエアベールです。
他にはエアドライブシャフトの採用と、ドライブギアが特殊表面処理仕様になった事が主な変更点。

3000番ボディ以上ではピニオンギアがソルティガ同様の高強度素材になったことや、ハンドル軸部の防水パッキンが新しくなったことについては、全くアピールされていませんでした。

やはり、24セルテートの一番の変更点“ローター形状の変更”でしょう。

1.ローター全体が軽くなりバランスも良くなったことで、慣性力が下がり初動の軽さが得られた。
2.ローター下部の段差が無くなったことで、ラインが引っ掛かるトラブルが減った。
3.表面から止めていたビスを裏側から止めるようになったので、見た目が良くなった。
という感じで、ローターだけを見比べると形が大きく変わっていることがよくわかりますね。

24セルテートは19セルテートから5年ぶりのモデルチェンジでしたが、やはり19セルテートにエアドライブデザインが搭載されたマイナーチェンジ版といった印象でした。
19セルテートが非常に良くできたリールだったので、そこから正常進化した24セルテートも良いリールであることは間違いなさそうです^^
「早く使ってみたい!」と思える魅力的なリールですが、これらの違いが実釣で何かしらの差になるか?というと、私がそれを感じることは無さそうですけどね(笑)

フィッシングショー大阪レポート2024(目次)


ダイワ(Daiwa) 24セルテート LT2500


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