ダイワ 22カルディアSW 【高コスパのSWスピニングリール】
今年のダイワの新製品の中で、
“22カルディアSW”は多くの方が注目しているリールではないでしょうか。
最近はやたらと
“コスパ”という言葉を耳にするように思いますが、
カルディアSWは価格と性能のバランスが良い大型ルアー専用のスピニングリールだと思います。
ライトショアジギングやヒラスズキ向けの
4000~5000番、もう少し強めの
6000番、
8000番、
10000番、
14000番、さらには
18000番という幅広いラインナップですが、
4000~5000番はXHギア(ギア比6.2)のみ、
6000~14000番はHギア(ギア比5.7)のみで売れ筋のみを展開しているようです。
一方、
18000番はセルテートSWはギア比5.8なのに対して、巻き上げ力を高める為なのかカルディアSWは
ギア比5.3となっています。
なお
定価はセルテートSWの約半額ですが、JANコードに星が無いので値引率は高く、実売価格としてはセルテSWの半額以下になると思われます。
セルテートSWはちょっと高いよなぁ・・・という方にとってはちょうどいい選択肢になりそうな価格帯です。
5000D-CHXの実機が店頭に置いていたので触ってみましたが、巻き始めの初動は少し重く、ハンドルを回している間も“もっさり感”がありました。
とは言え、アルミ製のモノコックボディに大きなギアが収められているので、耐久性は期待できそうです。
ギア素材についてはカタログにもWEBサイトにも書かれていませんが、
この動画によれば
亜鉛製とのことです。
ちなみにソルティガやセルテートSWはG1ジュラルミンなので、ここで大きくコストを削っているわけですね。
また
ローター素材は4000~5000番は高強度樹脂(DS5)、
6000番~18000番はDS4となっており、この辺でもコストを抑えているようです。
カルディアSWは性能的にはセルテートSWには及びませんが、必要十分の性能は有している
“高コスパ”リール。
気になる方は、店頭で展示されていると思いますので、購入前にチェックしてみることをオススメします。
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