ダイワ 22カルディアSW 【高コスパのSWスピニングリール】

T.A.K.U.

2022年01月25日 00:01

今年のダイワの新製品の中で、“22カルディアSW”は多くの方が注目しているリールではないでしょうか。
最近はやたらと“コスパ”という言葉を耳にするように思いますが、カルディアSWは価格と性能のバランスが良い大型ルアー専用のスピニングリールだと思います。

ライトショアジギングやヒラスズキ向けの4000~5000番、もう少し強めの6000番8000番10000番14000番、さらには18000番という幅広いラインナップですが、4000~5000番はXHギア(ギア比6.2)のみ6000~14000番はHギア(ギア比5.7)のみで売れ筋のみを展開しているようです。
一方、18000番はセルテートSWはギア比5.8なのに対して、巻き上げ力を高める為なのかカルディアSWはギア比5.3となっています。

なお定価はセルテートSWの約半額ですが、JANコードに星が無いので値引率は高く、実売価格としてはセルテSWの半額以下になると思われます。
セルテートSWはちょっと高いよなぁ・・・という方にとってはちょうどいい選択肢になりそうな価格帯です。

5000D-CHXの実機が店頭に置いていたので触ってみましたが、巻き始めの初動は少し重く、ハンドルを回している間も“もっさり感”がありました。
とは言え、アルミ製のモノコックボディに大きなギアが収められているので、耐久性は期待できそうです。
ギア素材についてはカタログにもWEBサイトにも書かれていませんが、この動画によれば亜鉛製とのことです。
ちなみにソルティガやセルテートSWはG1ジュラルミンなので、ここで大きくコストを削っているわけですね。
またローター素材は4000~5000番は高強度樹脂(DS5)6000番~18000番はDS4となっており、この辺でもコストを抑えているようです。

カルディアSWは性能的にはセルテートSWには及びませんが、必要十分の性能は有している“高コスパ”リール。
気になる方は、店頭で展示されていると思いますので、購入前にチェックしてみることをオススメします。


あなたにおススメの記事
関連記事