ダイワ 20ソルティガ(フィッシングショー大阪2020)

T.A.K.U.

2020年02月10日 00:01

ダイワ今年のスピニングリールの目玉に挙げられるのは、小型の“20ルビアス”と大型の“20ソルティガ”でしょう。
ここ数年大型リールを使う機会がめっきりなくなってしまったのでさらっとしか見ていませんが、20ソルティガの記事も書いておきます。
20ソルティガについてはこちらの記事にも少し書いていますので併せてご覧下さい。

まず、見た目ですが、WEBサイトやカタログでは黒っぽい印象を持っていましたが、ライトにかざすとかなり美しいラメ入りの青色です。
これが非常に美しい色で、あまり見た目にはこだわらない私ですが、是非この色を次期セルテートに採用してもらいたいです(笑)

今回のモデルチェンジによってモノコックボディになったことで、15ソルティガの5000番比較でドライブギアは外径が12%、厚みに至っては55%も上がっており、ピニオンと噛み合う部分も大幅に大きくなっています。
ドライブギア素材は硬いものの重いC6191から軽いG1ジュラルミンになったことで、素材そのものの硬さは落ちたものの強度としては2倍以上と謳われています。
・・・これだけ大きくなったのに強度がたったの2倍というのは、やっぱりハイパーデジギアはカッチカチであるということを証明していますね(笑)

これは14ソルティガ8000H-EXPと20ソルティガ20000Hのドライブギアを比較した画像ですが、外径は10%アップしているのに重量は13%軽量化されています。
アルミ青銅系C6191のハイパーデジギアは相当重いのがネックなので、ギアの大径化によって強度も確保できるので、軽いG1ジュラルミンに変更したというわけですね。

カットモデルも展示されており、放熱性の高いアルミを使うことで、継続した高負荷で発生する熱にも強い設計になっているとのことでした。
本当にここまでいるの?と私なんかは思ってしまいますが、超大物を狙っているアングラーからすれば、とても心強いんだと思います(笑)

またローターはザイオンからアルミに変更されおり、更なる剛性UPを目指しているようです。
この辺は20ツインパワーでも同じような変更がされているので、もしかしたら今後他のリールについても軽さを重視したモデルはカーボン樹脂で、剛性を重視したモデルは金属製ローターに回帰していくのかもしれませんね。

フィッシングショー大阪レポート2020(目次)


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