昨シーズンから、ヒラスズキやシーバス用のロッドとしてGクラフトを導入しているのですが、これがまたなかなか自分に合っているようで、他メーカーのロッドが気にならなくなってきたのは信者への一歩というところなのかもしれません(笑)
しかし、そんな中ダイワのブースで私の心を揺さぶる強烈な1本がありました。
15フィートのテレスコヒラロッド“平狂”が出ているブランドである、
“モアザン ワイズメン”から、4本継ぎ13フィートのヒラスズキロッド出るとのことなので、フィシングショーでじっくりと見てきました^^
ちなみに、このモアザンワイズメンは「じっくりと長く使い込める相棒を。」というコンセプトのロッドなので、早々にはモデルチェンジせず長期間継続販売していくそうです。
私が今使っているヒラスズキロッド、
GクラフトのモスSRは11フィートのかなり細身なロッドなので、非力な私でもスイングスピードが稼ぎ易く、2シーズン使ってみて今ではかなりお気に入りです^^
ですが、もう少し長さが欲しいという場面も結構多く、何かいいロッドは無いのかなぁ・・・と思っていました。
11フィートより長くなるということは、振り切るのにさらに力も必要ですし、バットも太くなってしまうので強風時に風を切り難いという問題もあります。
まぁこれは、私にもっと力があれば問題にもならないのですが、もう若くは無い身からすると切実な問題なのです(笑)
そんな課題を解決してくれそうなのが、この
“モアザン ワイズメンAGS 130M-4 ROCK DANCE CUSTOM F”かもしれません。
ブースの特設コーナーで実際に手にとって見ましたが、13フィートのロッドなのにかなり細身(元径は14.8mm)で、しかもやたらと軽い(重量は215g)です。
軽くキャストの動作をしてみた印象では、11フィートくらいに思えるもので、これなら私でも振り切れそうです。
下は10gから使えるということですが、小型のミノーでもストレス無く使えそうなティップで、ワームのジグヘッドリグでも快適に使えてしまう程だそうです。
この
モアザン ワイズメンAGS 130M-4は2007年に発売されたモアザンブランジーノAGS 13M ROCK DANCE CUSTOMの後継モデルにあたるそうですが、この2本を振り比べてみましたが、軽く振っただけでも明らかに違いが分かり、ワイズメン130M-4の方が別次元に軽快に扱えます。
使用感は11フィートクラスでありながら、11フィートより60cmも長いので、もう1歩後ろからでも同じことが出来るというのは魅力的です。
また、
3本継ぎだったのが4本継ぎに変わったというのはかなりGOODなポイントです。
3本継ぎは仕舞寸法はコンパクトになる反面、2ヶ所で繋がなければいけないのはかなり面倒くさいそうです。
これが4本継ぎになるということは、仕舞寸法がさらに小さくなることに加え、少し移動したいといった時に真ん中のジョイントを外すと2本継ぎのように持ち運ぶことも出来るので、利便性はかなり高いです。
今回それを可能にした技術が
“V-JOINTアルファ”で、カーボンを厚く巻きつつブランクを細身に仕上げて、なおかつ4本継ぎにも出来たそうです。
さらに、AGSガイドの固定はCWS(カーボンラッピングシステム)となっており、糸で巻くのではなく、カーボンクロスをつかって固定していて、見た目も相当カッコイイです。
そんな良い事ずくめな、私にとってはとても魅力的なヒラスズキロッドですが、問題点がひとつ・・・
なんと
税別定価が124,000円!!
平狂よりも高く、かなりぶっとんだ価格設定です(>_<)
猛烈に欲しい1本ではありますが、この値段の障壁はかなり高いですね^^;
フィッシングショー大阪2019(目次)