現在モニター中の
ダミキジャパン・あわび本舗製品の「
闘魂ジグJr.」について。
モニター内定のお話を頂き、これらの製品をどのようにして使おうか?と考えていましたが、うちひとつが
闘魂ジグJr.をエリアトラウトで使ってやろうということでした。
エリアトラウトと言えばスプーンを真っ先に思い浮かべますが、深場を攻めないとなかなか釣果につながりにくい場所もあり、スプーン以上に
“深い場所を効率よく攻められる方法”を考えていました。
ディープを攻める用に4gのスプーンなどもよく使いますが、リトリーブが速いと浮かび上がってしまいます。
底のみをじっくり攻めるのであれば、ボトムバンプやフェザージグもありですが、ディープを早巻きで効率よく攻められるルアーというのはなかなか見つけられず、その可能性をメバリング用のジグに求めてみたというわけです。
管理釣り場で使うことを考えるとカラーは何色か欲しいということもあり、あらかじめ近くの釣具店で3gのものを数色ゲットし、1/21に
朽木渓流魚センターに出撃しました。
(釣行記はコチラ)
朽木渓流魚センターは渓流から水を引きこんだ水深が浅いエリアなので、私が本来使いたかった深場のあるポンドタイプの場所ではないのですが、水質が超クリアなのでルアーの動きと魚の反応を同時に観察できるので、試すにはちょうど良い場所です^^
※エリアで使う為、アシストフックを外し、リアのトレブルフックをシングルフックに交換しています。
早朝はスプーンの早巻きに反応が高いものの、若干タナが違っているような感じだったので、同じリトリーブ速度でさらに深くを攻められそうな闘魂ジグJr. 3gを投入。
まずは闘魂ジグJr.がウォブリングする限界のスピードをチェック。
人によって若干違うかもしれませんが、自分の感覚では
止水領域でおおよそ1.5秒間にハンドル1回転でギリギリ尻を振って泳ぐ感じでした。
ちなみにリールはダイワのセルテート2004番なので、1回転63cmです。
※参考までにちょっとだけチェックしてみたところ、リアにトレブルの場合と、シングル1本の場合でウォブリングする限界のスピードに違いは感じられませんでした。
その日は1秒1回転くらいが高反応だったので、そのくらいの速さでリトリーブすると、ディープタイプのスプーンよりも深いタナをしっかり泳いでくれています。
ルアーの後ろをついてくるトラウトが結構見えるのでこれは期待できる!と数投後、アベレージサイズ(20cm超)のイワナがヒット。
ここ朽木渓流魚センターはこの時期イワナが非常に多く、レインボーよりもイワナの方が良く釣れます。
その後、追いかけてくる魚を観察していて気付いたことが、イワナよりもヤマメが多いということです。
ヤマメもそれなりには入っていますが、イワナと比べると圧倒的に数が少ないはずなのに、追尾してくる多くがヤマメなのです・・・
理由は分かりませんが、闘魂ジグJr.はヤマメ好みの動きなのでしょうか??(笑)
もちろんイワナ、ヤマメ以外にも効果的だったようで、それが証拠に61センチのロックトラウトもゲット。
これはコンディションの良い魚だったので、力強いファイトを楽しむことが出来ました^^
今回の釣行から、
「闘魂ジグJr.はエリアトラウトに使えるか?」と聞かれれば、
「使える」と言えるでしょう。
この闘魂ジグJr.は闘魂ジグと同じく、
“リトリーブに非常に強い”という特徴があるように感じられたので、エリアトラウト向きのジグといえるかも知れません。
今までスプーンでは攻め切れなかった場所が、スプーンのような動きで攻められるということは大きなメリットです。
低速での誘いには2秒1回転でもしっかり泳いでくれるスプーンの類に分がありますが、
“ディープエリアを早巻きで”という状況では、かなり有効なメソッドになるでしょう。
ポンドタイプで深場のある場所ではもっと効きそうだと思うので、6gのものもいくつか追加して
ハミングバード通天湖でも使ってみたいと思います。
タックルデータ
ロッド:ダイワ プレッソ 56L
リール:
ダイワ 10セルテート 2004
ライン:
Sufix 832 ADVANCED SUPER LINE 0.4号+シーガーリアルFX 0.8号
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