VARIVAS MAX POWER PE X9(フィッシングショー大阪2024)
昨今のPEラインは低価格化が進み、私達ユーザーにとっては嬉しい話なのですが、言い換えれば販売するメーカー側からすると利益率が低下しているという事に他なりません。
となると、
メーカーとしては付加価値を付けた高価格帯の製品をリリースしたいというのが本音でしょうか。
高価格帯のPEと言えば、YGKの
“SHINJI X9”や、ダイワの
“デュラセンサー12EX”がありますが、バリバスからもそれに追従した(と言っても、前の2つと比べるとリーズナブルです)高級路線のラインが出るみたいです。
それがこの“
MAX POWER PE X9”というラインですが、
8本撚りのラインに芯線を入れたSHINJI X9のような構造になっています。
また、
“Vertical Braid工法(縦編み)”の採用ということで、
3%台という超低伸度化に成功したそうです。
この
“縦編み”というのがどういうものかはっきりしませんが、シマノのビットブルなどに採用されている、ラインを疎編みする「タフクロス2」と似ているのかな?と思いました。
編み密度が低いと原糸が直線状になるので、新品時の直線強力は高くなり、低伸度になると思います。
ただ、密編みと比べるとどうしても耐久性は低くなってしまいますが、その辺は新しい
“SP-TⅡ”コーティングで補いながら、十分な耐久性は確保されているのだろうと信じたいです。
“アバニジギング10X10 マックスパワーPE X9”は既に発売されているようで、ちょっとお高めではありますがそこまでぶっ飛んだ価格(笑)ではないので、試してみる価値はありそうですね。
“MAX POWER PE X9シリーズ”はこれから来年にかけて、エギング用、イカメタル用、シーバス用、トラウト用と展開していくそうです。
とりあえず“アバニジギング10X10 マックスパワーPE X9”は、私がよく使う0.6号から2号あたりは300m巻きが用意されているのは嬉しい所。
価格が落ち着いて安くなったタイミングで一度試してみたいと思います^^
フィッシングショー大阪レポート2024(目次)
関連記事