思い出のルアー“ガウディ”
このところ自宅のタックル整理を進めているのですが、
かつての“名品”を発掘しました。
このルアーを知っている人は、相当昔からバスフィッシングを楽しんでいた方に違いないので、私と同じくオッサン世代でしょう(笑)
プロダクツモリタ(モリタプロダクツ?)の
“ガウディ”というルアーなのですが、なんとも奇抜な形をしています。
製作者である森田明雄氏がバルサ材を削り出して作られたトップウォータープラグなのですが、
ボディ自体が回転するという変わったルアーなんです。
当時の雑誌で「50UPが連発!」という記事がたくさん載っていたので、ハンドメイド故かなり高価でしたが大人気ルアーとなり、当時なかなか手に入りませんでした。
通販では基本色のオリジナルとラトリンのみの販売で、ショップ限定で他のモデルやオリジナルカラーなどたくさん派生モデルもあったように記憶していますが、かなり苦労してこの3つを集めました。
画像の上が
“ラトリン”というモデルで、その名の通りボディ内部にラトルボールが入っており、グルグル回転するときに音が発生します。
下の左が
“パギュリアン”(だったかな?)で、下の右が
“ポップアート”というモデル。
一番気に入っていたのが
“ポップアート”で、チョンチョンと動かすとかわいらしいポップ音を奏で、少し勢いをつけてジャークしてやるとボコッというジャガー音にもなり、さらにリトリーブでは回転するボディから流れるような波紋を残していくという、使い手の“思い”を受け入れてくれるルアーだったので、ロッドワークをひとつひとつを楽しみながら、ワクワク感も高めてくれました^^
ただ、バルサで出来ているので非常に軽く、飛距離には難ありといったところでしたが、このルアーには
“アングラーをひきつける魅力”があったと思います。
まぁ“ボディ自体が回転する”というアイデアはオールドルアーにもあるので、ガウディが最初というわけではありませんでしたが、私にとっては忘れられない思い出です。
こんなルアーを見つけては昔を懐かしむと言う感じなので、なかなかタックル整理が進みませんが、このルアーは大事に取っておこうと思います。
ちなみに今はヤフオクやメルカリでも結構出品されているので、昔と比べて簡単に入手できるようになっています。
これを機にオリジナルモデルもコレクションに加えようかなぁと思う今日この頃ですが、そんなことをしていたら、ますます整理が進まなくなってしまうんですけどね(笑)
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