爆釣!船タコエギング 2回戦 in 明石(タックルや釣り方について)

T.A.K.U.

2017年07月16日 21:38

船タコも今シーズン2戦目ということで、日曜日にいつもの鍵庄さんへ行ってきました^^
前回は厳しい時期だったということもあり、かなり苦戦しましたが、数日前の釣果から大きく数が増えているので、今回こそは期待できそうです♪

出船前のくじ引きでは3番の札を引き当てるも、大きな団体さんが先に後ろから座っていった為、結局はかなりビミョーな席に・・・
まぁ前回よりかはマシですが、ここでがんばるしかありません^^;

開始直後はそれほど潮も速くなく、ポツポツと飽きない程度にアタリがある位のスロースタートです。
少し離れた場所の1人のテンヤ師はコンスタントに上げていましたのでよく見ていると、ほとんどテンヤを動かさず、ステイをかなり長めにとっているようでした。
そんな感じだったのであまり激しいシェイクは入れず、ちょんちょんと動かして移動距離を抑えるようなイメージでやっていきます。
また、潮の流れと船のたて方から、手前方向に流れてくる事が多かったので、潮上に頭を向けやすいスッテを中心に展開していきました。

しばらくはそんな感じでポロポロと釣る程度でしたが、何度目かの移動の時から“ガラリ”と状況が変わりました。

エギをピョンッと跳ねさせるように(もちろんシンカーも浮かせる)、軽いシャクリを数回連続で入れて、その後のステイ直後にアタリが連発しました。
このパターンがハマってからは、まさに爆釣!
1キャスト1ヒットでどんどん数を重ねていきます^^
この2、3流しだけで20杯以上は獲ったと思いますが、まわりの人にはそれほど釣れていなかったので、私一人のゴールデンタイムでした♪

その後も潮が速くなってしまうまではポロポロと釣れ続いたこともあり、最終的にはリリースを含めると51杯となかなかの釣れっぷり。
ただ、サイズについては小型が中心だったので、もうちょっとデカいのも釣りたかったところですが、パターンにハメで爆釣できたので気分は上々です^^


今回主に使用したスッテは、DUELの“ウルトラスッテ コウイカ”に、大き目のタコベイト(“ナカジマ タコハチベイト 5.0号”)を被せたものです。
さらにラトルを追加するために、ボーンラトラーのツインのものを付けています。
ちなみに、私がこれを作った時にはまだタコ用のスッテはありませんでしたが、今はラトル入りで羽根が無いタイプの“タコやん 船スッテ”がありますので、今から買うならこちらの方がいいと思います。

また、この“船タコエギングでのエギ(スッテ)を動かすいくつかのパターン”を、自分が忘れない為にも書き記しておくことにします(笑)

1.エギを激しくシェイクして、積極的に誘いを入れる。

2.ズル引きをメインにして、シェイクは入れない。

3.シンカーは底に着けたまま、ちょんちょんとロッドティップだけを動かしエギを揺らす。(テンヤでよくやっているような動かし方)

4.シンカーが浮くくらい大きく動かして、エギをピョンピョンと跳ねさせて誘う。

他にも状況に応じて色々と試してみますが、今はこの4パターンくらいを基本としています。


あわせて、試行錯誤中ではありますが、“今現在のタックル”についても記載しておきます。

ロッド:ヤマガブランクス シーウォーク サーベリング 63Mダイワ キャタリナBJ 64B-3

リール:モアザン PESV(RCS100mmカーボンハンドルに交換)とRYOGA 1016HL(2020純正の90mmハンドルに交換)

ライン:ダイワ ソルティガ8ブレイド+Si(旧モデル) 1.0号

リーダー:クレハ シーガーリアルFX 4号(16lb)

シンカー:20号を基本として、25号、30号と使い分けています。


ロッドについては、今シーズンの初戦でゼスタの13ドラグナー B605も試してみました。
触った感じでは、ティップは柔らかくバットはしっかりしているので、「船タコエギングに最適かも!?」と期待したのですが、実釣で使ってみると20号のシンカーでは“タメ”がきかずにエギがすぐに動いてしまうことがわかり、正直微妙だと感じました^^;
後日分かったことですが、30号シンカーにすると操作性が上がり、かなり良い感じに使えました。

シーウォーク サーベリング 63Mは、20号シンカーを使った時に適度の“タメ”があり、アタリもかなり取りやすいのですが、30号シンカーではロッドが負けてしまいます。

キャタリナBJ 64B-3はパラボリックな調子なのでブランク全体で仕事をする感覚があり、シーウォークとはまた違ったフィーリングで、これはこれで使いやすいのですが、ダイワのオリジナルリールシートが私の手に合わず、いつも手が痛くなってしまいます・・・
そんな感じなので、未だに「これだ!」というロッドにはめぐり合えていないというのが正直なところです^^;
・・・どこかのメーカーが私の理想でロッドを作ってくれないかなぁ、なんてね(笑)

リールは狙う水深も浅いので、大型のリールではなく、小型のベイトリールで十分です。
ハイギアでもローギアでもいいですが、個人的にはハイギアの方が使いやすいです。
ちなみに、モアザンPESVはギア比8.1:1の超ハイギアです。
回収するときはハイギアの方が楽ですし、タコがかかった時には急いで巻く必要は無いので、身切れしないようにゆっくり巻けばギア比が高かろうが問題はありません。
ただ、安価なリールは低いギア比であっても巻き上げのカッチリ感が少なく、同じ負荷でも巻きが重く感じます。

ラインについては、未だに悩んでいるところなのですが、今シーズンはPE1.0号を使用しています。
細ければ細いほど潮切れは良いので、潮流が速い時には確かに有利なのですが、激流の時にはほぼ釣れないのであまり細すぎる必要も無さそうだというのが、今のところの考えです。

リーダーはフロロの4号を1ヒロ程とっていますが、強度不足を感じたことはありません。

シンカーは20号だと軽すぎると思うかもしれませんが、メインラインが細く、エギやスッテ1つだけのシンプルな仕掛けなので、潮にも流され難く、自分のエギが流されすぎてまわりとオマツリするということはほぼありません。
もちろん状況を見てマツらないように細心の注意をしながら、どこまでラインを出していくのか?を見極めないといけないので、慣れないうちは早めに回収して打ち直していったほうが無難です。
また、シンカーが軽いと、それだけキャストもしやすくなり、船中の誰よりも遠くへキャストして探ることができます。
大型船だと同じ範囲のタコを奪い合うわけなので、激戦区のちょこっと外側を狙えるというのは大きなメリットです。
潮の速さによってはシンカーを30号くらいまで上げますが、シンカーが重くなればなるほどイメージするような細かい操作が出来ず、大雑把な釣りになってしまい、ゲーム性は損なわれてしまいます。

そんな感じで、まだまだ発展途上の“ニュースタイル 船タコエギング”ですが、個人的には“大きな可能性を秘めた新しい釣り”だと思うので、今後も更に研究を重ねてもっと完成度を高めていきたいと思っています^^

過去に書いた参考記事もあわせてリンクしておきますので、参考にして下さい。
解説記事1(明石 船タコエギング 解説編)・・・昔の記事ですが、基本的なことを書いています。
解説記事2(明石 船タコエギング 初戦で竿頭!)・・・潮についての考え方を書いています。


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