秋と言えば釣りものの多い季節ですが、毎年恒例のエギングへ行ってきました。
小型ながらぼちぼち釣れだしたとの話ですので、数釣りを楽しめればというところです。
岡山県の下津井からたい公望で出船し、瀬戸大橋近くの某島へ。
行きたかった島へは人数の都合でいけず、第二候補の島になりました。
今回訪れた島は、
4年前カラマプロトを折ってしまった因縁の場所で、その時はシーバスロッドで一晩頑張ったこともあり、今回は予備ロッドも持参して準備だけは万端です(笑)
昼過ぎの便で渡りましたが、夕方の干潮まではポロポロと釣った程度。
全体的にシャローでシモリだらけなので、潮位が低いと根掛かりも多発します^^;
今回はロッドこそ折れなかったものの嫌な予感は的中し、開始早々ラインカッターを取り付けているピンオンリールが破損・・・
もうひとつのイカシメピックを付けている別のピンオンリールの金具も壊れ、さらにPEから高切れが2連発。
明るい内だったから良かったものの、暗雲が立ち込めるスタートです^^;
しかし、ここから流れが変わったようで、夕マズメにいい潮が入り込んできた場所で連発♪
10投くらい連続で当たって来ましたが、取れたのは6杯。
ちなみに潮が終わるとパタッとアタリが止まるので、イカも潮に正直です。
開幕したばかりなので、サイズ的には大きいもので胴長15センチ前後で、小さいものだと10センチちょい。
暗くなってからはエギは3号のシャロータイプの金オレンジ1本で通しました。
仲間は全く違うカラーを使っていましたが、いい潮に入ると2人とも必ず釣れるので、この日はカラーはあまり関係なかったのかもしれません。
この時期の下津井の秋エギングは基本磯を歩き回って、いい潮が出来る場所を見つけては撃っていくというランガンスタイルです。
潮が入ってくる場所を撃てばポロポロッと釣れるものの、時合は短くて数杯釣ると潮が終わってしまうという感じだったので、なかなか連発しません。
その度に動き回るので、正直体にこたえます^^;
ですが、
苦労したメバリングと違って、エギだと潮の状態が非常に良くわかるので、精神的にはだいぶ楽です(笑)
地元の上手いアングラーに言わせれば、エギングもメバリングも同じだそうですが、そのレベルになるにはもう少し(まだまだ?)修練が必要のようです^^;
そんなこんなで午前3時半までやって、46杯でフィニッシュ。
ラストの1杯を〆ようと、数年使ったイカシメピックに手を伸ばすと・・・ピンオンリールのクリップ部だけが残されていて、肝心のピックはどこかで落としてしまった模様(>_<)
安物でかなりサビも入っていたので、惜しくは無いのですが、やはりこの島とは相性が良くないようです^^;
とは言え、46杯も釣れたので自分的には満足でしたが、港へ帰る途中に以前メバリングでもご一緒した地元の猛者の方が、私達が行けなかった場所から船に乗り込んでくるではありませんか!
話を伺うと、夕方からの通しで70杯位は釣ったようなので、ここでも格の違いを見せ付けられることになりました^^;
持ち帰ったイカはとりあえず刺身で。
大きくなると身が固くなってきますが、この時期のものは柔らかく食味は抜群です♪
夜にはイカ飯とイカシューマイなどにしてイカ尽くしです^^
残りのイカは小分けして洗わずにそのまま冷凍保存。
使うときに解凍して処理すればいいので、釣りの後処理が楽チンなのもエギングのいいところですね(笑)
生でも焼いても炊いても炒めても美味いイカを1年分確保するべく、10月また再訪する予定です。
その頃にはサイズが大きくなってきているので、釣り味も楽しめればといったところです。