2016年も残すところあとわずか。
ここ数年は釣り納めに松山へタチウオジギングへ行っていますが、今年は三男が産まれた事もあって自粛(笑)
12月に入って1回も釣りに行けず、我慢の限界に達したこともあり、和歌山南紀方面へ出撃してきました^^;
こちらを昼過ぎに出発し、夕方~翌日の昼までの時間が確保できたので、まずは串本へGO!
夕方頃到着しましたが、風が結構強くてポイントは絞られます・・・
日没後まで風裏になる地磯にてエギングをするものの、ノーバイト。
しかし、高速が開通して串本も随分近くなりました^^
そこから北上しつつ、某港にて竿を出すも反応ナシ。
車中泊の後、翌日は南紀の某沖磯にてヒラスズキを狙うことにしました。
天気予報では風も波も無く状況は良くないですが、久しぶりに白銀の美しい魚に出会いたいという気持ちが勝りました^^
磯に降り立つもやっぱり波も風も無し・・・
何の反応も無いまま2時間くらい経ったところで、状況が少し変化してきました。
海をよく観察していると、時折うねりが入って薄いながらもいい感じにサラシが広がる瞬間が出るようになってきました。
ヒラスズキは滅多にしない釣りですが、とにかくタイミングが大切だということは知っています(笑)
闇雲にサラシを撃つのではなく、無駄撃ちを避けて、
“ここぞというタイミング”で狙ったコースをトレースしなければ出ません。
なので、キャストしているよりも海を眺めている時間が圧倒的に長いです。
そうこうしていると、大き目のうねりが入り大きくサラシが広がりました。
そのサラシが“少し落ち着いた瞬間”にルアーを泳がせられるように、タイミングを見計らってキャスト。
流れに漂いながら泳ぐベイトをイメージしてスローリトリーブしていると、サラシに中からギラッと光る魚体が!!
おおっ!と思った次の瞬間、ロッドが絞り込まれます^^
アワセを1発入れた後、首を振りながら走っていく魚体をロッドを立てて押さえ込みます。
その後ジャンプ!
見えた魚体はなかなかのサイズです。
波が来るタイミングで磯にズリ上げるべく、リフトするものの1回目は失敗^^;
波にもまれて仕切り直し・・・
そこから磯際にグイグイ潜り込んで、リーダーが擦れている感触が伝わってきます。
次の波が来る瞬間に水面まで持ち上げ、そのまま波に乗せて磯際に乗せることに成功♪
そのままリーダーを持って引きずり上げました。
1回ランディングに失敗したからか、掛かっているフックはリアフックの1本のみで、リーダーも傷だらけでした^^;
今日の状況からして半ば諦めていただけに、嬉しすぎる1本です^^
サイズはジャスト65センチ。
いい感じに太っていてコンディションは非常に良好。
この美しい銀色に光る魚体は、何度見ても感動しますね^^
しかも狙ったタイミングで獲った1本だけに満足感は半端無いです。
風や海の状況に敏感で、サラシが出ていないとルアーにアタックしてこない臆病な魚。
広がるサラシにタイミングを合わて、狙ったポイントを撃つことの大切さ。
サラシの中から飛び出してくる瞬間。
そしてパワーあふれるファイト。
ヒラスズキゲームは色々な要素が詰まったターゲットで、本当に魅力的な釣りです。
もちろん安全については、十分気をつけないといけません。
アングラーはヒラスズキ以上に臆病になるべきです。
なので私は1歩後ろからでも攻められるように、12フィートのロングロッドを使っています。
結局チャンスはそれ1回きり。
2016年の釣り納めは、この美しい魚体に出会えて大満足の釣行となりました。
今年も色々な魚を釣りましたが、今年最後の1匹は満足感で言えば
“今年最大の釣果”とも言えるものでした。
タックルデータ
ロッド:ダイワ シーホーク 12TM(
ガイドはKガイドに変更)
リール:ダイワ セルテート ハイパーカスタム4000
スプール:RCS 3500PEスプール
ライン:よつあみ ウルトラジグマンWX8 2号
Kガイド化したテレスコのロッドは糸絡みも無く、使い勝手は上々でした^^
10年程になりますが、セルテハイパーもまだまだ現役です^^