南紀沖磯 ヒラスズキゲーム(Beautiful Blackfin!)

T.A.K.U.

2012年01月29日 22:33

釣りの感動は魚のサイズだけにあらず。
釣り上げるまでのプロセスや、魚体の美しさでも感動することがあります。
今日はそんな釣行のお話です^^

この週末は土曜日に用事があったため、日曜日の午前中半日だけ南紀方面へヒラスズキ狙いで釣行しました。
皆さんご存知の通り、ヒラスズキゲームは磯に広がるサラシを撃っていく釣りなので、天候などの自然条件に左右されることが大きく、私のようなサンデーアングラーにとっては、釣りに行けるタイミングで必ずしも狙えるわけではない難しいターゲットです。
そんな感じなので、ヒラスズキ狙いで釣行を計画していても、その日に波風がたたないと釣りが成立しませんし、逆に波が高すぎても風が強すぎても危険過ぎて釣りは成立しません。
冬になってから「何度か行きたいなぁ」と思ってはいたものの、タイミングが合わず行くことが出来ませんでした。

しかし今回、天気予報では波こそ少ないもののそこそこ風は出るようで、ヒラスズキを狙えなくは無い状況です・・・
このタイミングを逃しては次に行けるのはいつぞや?ということで、南紀方面に出撃した次第です。
地磯をランガンするか、渡船を利用して沖磯に渡るかを悩みましたが、翌日は仕事ということもあり体力的に負担が少ない沖磯にしました。

現地に到着後、予報ほど風も無く大丈夫かなぁ・・・という感じでしたが、沖磯に渡る頃にはそこそこ風が吹き、少ないながらもサラシも出ています。
今回渡った磯は“チャラン棒”こそありませんが、満潮時には足を洗う磯なので画像のような台を貸してくれて、その上に荷物を置くような感じです。
まぁ大丈夫やろうと思い今回はブーツで来ましたが、ウェーダーの方が確実に良かったです^^;
このような低い磯なので、ロッドは最近全くレポートを書けていないモニター中「がまかつ ラグゼ ホークアイ CG-S96MH」をチョイス^^;
というより、磯ヒラ用のロッドを持っていないだけですが(笑)

磯に上がったのは満潮2時間半程前で、開始早々沖のサラシで“ゴンゴンッ”という明確なバイトがありましたが掛からず・・・
その後は全くアタリも無く、どんどん満ちあがってきて動ける範囲も狭くなり、満潮からの下げに期待します。

少し下げ始めたときに足元付近にいい感じのサラシが広がりだしたので、ここぞというタイミングを見計らってキャスト。
サラシの中でコモモSF-125をリトリーブします。
数投後・・・サラシの中で揺られて泳ぐコモモを下から突き上げる魚体!
ヤツがルアーを喰らう様子がハッキリと見えました。
サイズはそれ程ではありませんが、その迫力ある瞬間に超興奮です!!

しばしのやり取りの末、上がってきたのは銀白色に輝く“ヒラスズキ”♪
61センチと決して大きくはないサイズでしたが、ヒレピンで体高のある魚体の美しさにしばらく見入ってしまいました^^

その後もキャストを続けるもののバイトは無く、昼過ぎの迎えの船で帰ってきました。
1匹だけしか釣れませんでしたが、少ないチャンスをモノにして美しい魚体に出会えたので、嬉しさはひとしおです♪

「今回の釣行から分かったこと」
・初めから分かっていましたが、いくら低い磯とは言え9フィート6インチのロッドでは短すぎます^^;
・ブーツではなくウェーダーで行くべきでした・・・あと一歩前に出られないデメリットは大きいです。
モニター中ダミキジャパンのルアー「ツープラトン」は磯ヒラ狙いでは使い辛いです。(ボラパターンやコノシロパターンなどで有効だと思います)

「がまかつ ラグゼ ホークアイ レポート」はこちら

ヒラスズキ用タックル
ロッド:がまかつ ラグゼ ホークアイ CG-S96MH
リール:シマノ バイオマスターSW 4000XG
ライン:ファイヤーライン・トレーサーブレイド1.5号+ナイロンリーダー6号


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